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Pajonkの紹介(HikuSpiele社のゲーム2)

本日はHikuSpile社ゲーム企画2回目です。(1回目はWanTuです)

ゲームシステムを紹介し、ルールを紹介する、それだけの記事です。手抜き感が満載ですけど。
そうは言っても、「好きなゲームシステム」を、私がセレクトしてご紹介しているわけですから、自分としては自己表現の一種だとして開き直っております。

このゲームの目的(勝利条件)は「自分のコマ全部が集合すること」です。この勝利条件は、さすがにポピュラーとは言い難いですが、とはいえ、ボドゲ業界では、ちらほら、程度には時々見られる勝利条件ですね。

実は恥ずかしながら私、このゲームのルールを誤解(誤読)していたのです。最初のうちは、初期配置の時には「●」印がない交点にもコマを置いて良い。勝利するためには全部のコマが「●」印に乗ってないと勝利できない。という風に誤読していまして、なんかこのゲームのルール、途中のゲーム展開が奇妙だなあと思っていたのです。
誤読してるんだからそりゃ当たり前です。

という前振りはさておきまして、このゲームには、やっぱり特徴&驚くべきところがあると思います。
●がない交点(全部で4つ)は、このゲームでは使いません!ここにはコマを置いてはいけません!ってところです。
ゲームルールを構築するとき、そんな発想する人はなかなかいません。
発想がぶっ飛んでます。そういうぶっ飛びを私もマネしたいと常々思います。ですので、私にとってはこのゲームは教科書的な扱い(気持ちとして)をしております。

ということで、ルールをどうぞ。
ルールの元ネタは、またしても原本からではありません。BGGの投稿「プレイレビュー」をもとにしています。つまり、この日本語ルールは、私による2次創作という位置づけになります。
もしも、プレイレビューをBGGに投稿なさった人が、ルールブックを読むときに勘違い/読み間違いをしていた場合は、私が作った和訳もそれと一緒に誤訳になってしまいます。そんなところ、ご容赦ください。

Pajonk 2 players
勝利条件:
自分のコマ7個すべてがタテヨコで隣り合ってつながったら勝ち。
初期配置:
各々は自分の色のコマを7個ずつ持つ。14個全部のコマがゲーム盤上に配置された状況からスタート。
すべてのコマはゲーム盤上で●がついた交点部分にしか置けない。
基本的にはランダム配置からスタートする。
ただし、初期配置の時には「自分の色のコマ同士がつながっている」のは最大でも2個まで。3個以上が連続して隣り合っている状況は禁止。
ゲームの進め方:
すべてのコマはゲーム盤上で●がついた交点部分にしか置けない。
●には1つのコマしか置けない。●がついている交点は15個、●がついていない交点は4個ある。

自分のターンでできることは、下記のAかBのどちらか一方。
A:唯一の空きマス(●)に、自分の色のコマを「一歩」動かす。

B:円の直径(5個の●)、または円の円周(同じく5個の●)に着目するとき「自分の色が過半数を占めている」ならば、その直径または円周は、自分が支配していると見なす。
自分が支配している直径や円周の内部に限っては、任意の2つのコマの位置を入れ替えてよい。

Pajonk

ゲームシステムのデザイナーって、何なの?どういう意味? そんな疑問は、私の記事群によってご理解いただけるものと期待してます。 ラジくまるのアタマの中にある知識を活用していただけるお方、サポート通知などお待ちしています。