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ボドゲは「見た目が大事」です。VOID(3)

昨日からの続きです。
この記事に書いているゲームルールは、VOIDという名のゲーム写真を見て、ラジくまるが勝手に想像して作ったものです。2次創作物です。

(2)でご紹介したゲームルールをじっと見つめていると、4人拡張とか、3人拡張とかを作ってみたくなってきました。
3~4人用のルール拡張の目的で、こんなコマを追加定義します。

これらは「第3種」の追加コマです。「桂馬」の動き&「桂馬」の「効き」と思ってください。
なお、4人拡張なので、通常の「>」や「≫」など、従来通り?のコマも4色作ります。この追加コマを含めて、以下のようなゲームはいかがでしょうか。
*ゲーム盤サイズやコマ総数については、未調整です。

Void (空虚)  2 to 4 players
勝利条件:
規則を守りつつ、最後まで自分のコマを置き続けた人の勝ち。
用具:
1人あたり「>」4個、「≫」4個、「桂馬」4個を持つ。
2人の場合はゲーム盤は5x5の正方形を使用する。
3人なら6x6の正方形。4人では7x7の正方形を用いる。
初期配置:
ゲーム盤に何も置かれていない状態から開始。
遊び方:
コマを置くときは、「>」や「≫」のコマならば矢印の向きをタテヨコナナメ8方向のいずれかに向けて置く。「桂馬」のコマは必ずゲーム盤面のタテヨコ4方向に合わせるように置く。
矢印で指定されたマスは、必ず空白でなければいけない。
(空白とはコマが置かれていないこと)
(桂馬の場合は片一方だけ空白の場合も許す)
以後は、その矢印で指定された空白マスに、自分のコマを置かなければいけない。
矢印1個はすぐ隣のマスを、矢印2個は2つ離れたマスを指定しているものと考える。
*対戦相手たちが、最近に指定したばかりの「空白マス」には自分のコマを置けない。

Tic Tac Void (空虚式マルバツ) 2 to 4 players
勝利条件:
自分の色のコマがタテヨコナナメで4目並んだ人の勝ち。
用具:
1人あたり「>」4個、「≫」4個、「桂馬」4個を持つ。
2人の場合はゲーム盤は5x5の正方形を使用する。
3人なら6x6の正方形。4人では7x7の正方形を用いる。
初期配置:
ゲーム盤に何も置かれていない状態から開始。
遊び方:
Voidのルールでコマを置き続ける。
勝利条件の詳細説明;
最後まで勝負がつかなかった場合は、3目並んだ個数が多い人の勝ち。
*最後とは、ルールを守ろうとするとコマが置けなくなった状態のこと。

Avoid (回避)  2 to 4 players
勝利条件:
規則を守りつつ、最後まで自分のコマを置き続けた人の勝ち。
用具:
1人あたり「>」4個、「≫」4個、「桂馬」4個を持つ。
2人の場合はゲーム盤は5x5の正方形を使用する。
3人なら6x6の正方形。4人では7x7の正方形を用いる。
初期配置:
ゲーム盤に何も置かれていない状態から開始。
遊び方:
コマを置くときは、「>」や「≫」のコマならば矢印の向きをタテヨコナナメ8方向のいずれかに向けて置く。「桂馬」のコマは必ずゲーム盤面のタテヨコ4方向に合わせるように置く。
矢印で指定されたマスは、必ず空白でなければいけない。矢印1個はすぐ隣のマスを、矢印2個は2つ離れたマスを指定しているものと考える。
(空白とはコマが置かれていないこと)
以後は、その矢印で指定された空白マスには、自分も相手も、両名共にコマを置けない。

Four in a Row Void (ボイド式4目並べ)  2 to 4 players
勝利条件:
自分の色のコマがタテヨコナナメで4目並んだ人の勝ち。
用具:
1人あたり「>」4個、「≫」4個、「桂馬」4個を持つ。
2人の場合はゲーム盤は5x5の正方形を使用する。
3人なら6x6の正方形。4人では7x7の正方形を用いる。
初期配置:
ゲーム盤に何も置かれていない状態から開始。
遊び方:
自分のターンで出来ることには以下の2通りがある。
A 新しくコマを置く。
B すでに置かれているコマを移動する。

以下に詳細説明を示す。
A コマを置く場合
空いているマスに新しくコマを置くことができる。
コマを置くときは、「>」や「≫」のコマならば矢印の向きをタテヨコナナメ8方向のいずれかに向けて置く。「桂馬」のコマは必ずゲーム盤面のタテヨコ4方向に合わせるように置く。

B コマを移動する場合
コマが指し示すマスが空きマスである場合は、コマを移動して良い。矢印1個はすぐ隣のマスを、矢印2個は2つ離れたマスを指定しているものと考える。「桂馬」のコマは桂馬と同じ移動方法。
なお、移動後は、コマの向きを任意の方向に変更して良い。(桂馬だけは必ずゲーム盤面のタテヨコ4方向に合わせるように置く)

勝利条件の詳細説明:
4目並んだ人の勝ち。ただし、最後まで勝負がつかなかった場合は、3目並んだ個数が多い人の勝ち。
*最後とは、ルールを守ろうとすると何も打つ手がなくなった状態のこと。

***

想像の翼が勝手に広がり、こんな2次創作物を作ってしまいました。
とりわけ、「Void」4人拡張は、以前書いた記事でご紹介した「POINT-BLANK」という名の2人専用ゲームを、4人用に拡張するための1つの対処法と言えるんじゃないかと思います。

なにはともあれ、VOIDの本家ルールを全然知らないくせに、2次創作物として4人用拡張ゲームを作るという、わけのわからんことをやっちゃいましたというお話でした。

ゲームシステムのデザイナーって、何なの?どういう意味? そんな疑問は、私の記事群によってご理解いただけるものと期待してます。 ラジくまるのアタマの中にある知識を活用していただけるお方、サポート通知などお待ちしています。