本気のサポート
かつてこんなこと↑を書いた。この記事↓。4年前になる。
瞑想のことだけではない。
そしてアクティブ瞑想が必須なわけでもない。
(2024年2月現在では瞑想会はやっていない)
このごろ、鍼灸院のクライエントさん(患者さんというか)で、ひとしきりの期間、真摯に身体を調えようとして来院される方が続いている。
本気の患者さんたちに出会えている。
うち(RAJI鍼灸マッサージ院)は料金も激安ではないし、路面店でもない見つけにくいところで、愛想のないおばさん(=私)一人でやっている。駅前でちょっと立ち寄って揉んでもらおうかとか、まあ通っておくと肩こりが楽だからというタイプの治療院ではない。
だから、それでも、他では満たされなかった何かを求めて・期待して来てくださるのだと思う。
内科にも婦人科にも整形外科にも精神科にもかかった。でも…
行きつけの整体院はある。でも…
YouTubeで見ていろいろやってみた。でも…
問診で聞くと、そんなお話が多い。
「他では満たされなかった何か」は、たぶん
対症療法ではなくて、丸ごと(ホリスティック)な、東洋医学的な対処
心身ともに聴いてくれること
自分の今の状態についての腑に落ちる説明
自分に合う・続けられるケア
あれがダメ、これがダメ、と言われて落ち込むのではなく、これから先に希望が持てること
ではないかな。
それは私がこのしごとで届けたいことでもある。
ある種、マッチングしてきたのでもある。
ありがたい。
でも、易しくない。
いくらか見通しが立ち、いくらかそのためにできる技術も育ててもらってきたけれど、毎回、一人ひとり、塩梅が違い、経過が違い、響くことばも違う。
流れ作業やマニュアルのある仕事のようにはいかない。一人反省会で凹むこともある(凹み続けるわけにはいかないが)。やり過ぎるのもプロの仕事ではないだろう。
本気でありながら、プロの職人である、続けられるサポートを模索している毎日。有り難く。
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