あなでじ

こんにちは。NewFM2で銀塩写真してます。適正露出を日々探求中。デジタルな時代だから…

あなでじ

こんにちは。NewFM2で銀塩写真してます。適正露出を日々探求中。デジタルな時代だからこそアナログで正直な写真を。 Webギャラリー(自作ホームページ)もあるので是非お越し下さい。フィルム毎の作例とかも掲載しております。 https://raityokun.com/

マガジン

  • フィルム写真

    フィルムの作例として私の使えそうな記事を集めました。参考にご利用下さい。

  • 旅行記

    カメラをお供に出かけた旅行の記録。フィルムカメラにときどきデジタル。一緒に風を感じましょう。

  • NikonD780

    NikonD780で撮った写真を使った記事をまとめました。特記がない限り私の写真はjpegの撮って出しです。色味や描写の参考にしていただければと思います。

  • レンズ作例・機材について思うこと

    私の使うレンズの作例とカメラについて思うこと。

最近の記事

NikonF2 買って2ヶ月の感想

3月の頭にNikonF2を買って2ヶ月経った。それ以来カラーネガとモノクロは全てF2で撮っていて、最近の記事もF2で撮った写真を使っている。 そんなわけでF2の楽しいところ・嫌なところをまとめられるようになったので小さなレポートとして置いておきたい。 まずはNikonF2の基本的な部分から。F2はニコンの初代一眼レフのFに続いて2代目のフラッグシップ機。F一桁台最後のフルマニュアル機で露出計に使用するSR44(LR44)のボタン電池以外の電力は不要で機械的に制御されている

    • 【フィルム写真】ProImage100で撮る春の日本海-行かふ年も又旅人也-

      この前のGWにまた日本海に行ってきた。大阪からだと決して近くはないが私は日本海が好きだ。砂浜が多くて夏の波は穏やか。太平洋は緑がかった暖かい海だが、日本海は青くて透明な冷たい海。まさにblue oceanといった感じの海だ。 今回の目的は丹後半島の先、経ヶ岬付近にある袖志の棚田へ写真を撮りに行くことだった。昨年度だけでも6回通っているので距離感覚が麻痺しているが、さすがに経ヶ岬となると遠かった。夜明けを狙って0時前に自宅を出発し、途中20分だけ仮眠をとった。段々と明るくなる

      • 【フィルム写真】ColorPlusで撮る鹿児島

        今回は前回の「UltraMaxで撮る鹿児島」の続き、鹿児島旅の後半である。前回の内容は次のリンクからどうぞ。 さて、前回は桜島からフェリーに乗ったところで終わっていた。フェリーは20分ほどの乗船ですぐに鹿児島の港に着く。 初日の宿は指宿(いぶすき)に用意されていたのでバスで錦江湾東岸を南下する。この日は黄砂がきつく、桜島にいたときですら山は霞んでいたため、離れ始めたらすぐに霞の中に没してしまう。 錦江湾は内海らしくベタ凪で車窓からはツルッとした海面が見えた。 鹿児島か

        • 【フィルム写真】UltraMaxで撮る鹿児島

          今回は鹿児島旅行。もはや絶滅危惧種とも言える社員旅行だった。大手どころか大半の会社から消えたであろう行事だが、私の勤める中小企業には生き残っている。 金曜日を休みにして2泊3日。日曜に帰ってきたらまた会社かぁと思うとどうしても気怠い。 社長から記録係を命ぜられてしまったので、記録はコンデジのCoolPixに任せて、私的な写真はF2にUltraMaxを詰めて撮ることにした。 朝5:30に起きて5:50に出発。慰安旅行と言いつつ早朝の出発が腰を重くする大きな要因でもあった。

        NikonF2 買って2ヶ月の感想

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        • フィルム写真
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        記事

          【フィルム写真】雪の都、飛騨高山を巡る。-その2

          前回に引き続き高山旅行の2日目。 1日目はこちらから。 2日目は天候に恵まれ、青空が広がっていた。天気が良いので新穂高ロープウェイで天空を目指す。 2本のロープウェイを乗り継いだら、そこは白銀の世界。遠くには西穂高が聳え立ち、尾根は奥穂高へと続くジャンダルムの荒々しい稜線に繋がっていた。 昨日は下から眺めていた焼岳も真横に見える。 遠く雲を湛えた高山盆地の反対側には白く輝く白山の嶺々が横たわっている。 山頂駅の展望広場から少しだけ散歩して展望台へ向かう。通路の部分

          【フィルム写真】雪の都、飛騨高山を巡る。-その2

          【フィルム写真】雪の都、飛騨高山を巡る。-その1

          まだ雪の残る3月末。飛騨高山へ行ってきた。今年の冬も気象がおかしく、2月と3月が入れ替わったような状態だった。関西から名神高速、東海北陸道と乗り継いでゆき、郡上八幡あたりから雪景色に変わった。 ひるがの高原にて休憩し、カレーを注文。腹を満たしたら少しだけSA内を散策。除雪機は北国の必須アイテムである。 ひるがの高原まで来れば残りわずか。飛騨清見で中部縦貫道に移って、高山へ。 噂通り古い町並みが残っており、江戸から明治、大正、昭和とこれまでの歴史が凝縮した街だった。 雪

          【フィルム写真】雪の都、飛騨高山を巡る。-その1

          【NikonD780】一眼レフを持って桜を撮りにゆこう。

          先週末は両日ともに桜を撮りに出かけた。土曜日は奈良の宇陀へ行き、日曜日は丹波篠山へ出かけた。宇陀へはNikonFM2にMARIXのリバーサルフィルムを詰めていたのでその結果は未だにわからない。 一方の日曜日はNikonD780を持って出かけた。今回は日曜日の丹波篠山の写真を使って記事を書くことにした。 前回のお話 土曜日ですでに疲れ切っていたので、出発はゆっくりで10時になってようやく家を出た。梅田・十三を抜けて猪名川を遡り、一庫ダムの知明湖を右に見てひたすら北上。天王

          【NikonD780】一眼レフを持って桜を撮りにゆこう。

          【NikonD780】スナップは都会じゃないとダメ?

          天を突く摩天楼、道行く人がすれ違う大きな横断歩道。忙しくなく行き来する自動車と列車と先を急ぐ通行人たち。遠くから望遠レンズで切り取ってみたり、ガラスの反射を使ってみたり。スナップと言えば東京や大阪などの大都市を思い浮かべる人が多いように感じている。 前回のお話 私は大阪に住んでいるので梅田はすぐそこであるし、行こうと思えばすぐに行ける。実際白黒フィルムを詰めて何度も訪れている。 しかし、私は人混みが苦手で、すぐに疲れてしまう。だから本当は人の少ない田舎に行く方が好きだ。

          【NikonD780】スナップは都会じゃないとダメ?

          【Nikon D780】奈良公園お写んぽ

          いつもはフィルムばっかりだが、今回は久しぶりにD780で写真を撮りに行ってきた。レンズはZoomNikkorの28-70mm f/2.8D。 前回のお話 奈良公園は私にとっては最も身近な撮影地であり、写真を撮りたくなると取り敢えず奈良に来る。幾度となく当blogでも書いているので今更観光紹介のような記事は書くまい。 梅。ホワイトバランスをホワイト優先にしたままだったので、ものすごく白くなってしまった。その代わりに梅の花がピンク色で実に可愛らしい。片岡梅林は一気には咲かな

          【Nikon D780】奈良公園お写んぽ

          【カメラを買った】F2フォトミック試し撮り

          少し前になるがF2のフォトミックを買ってしまった。今年は全く買うつもりがなかったのだが、八百富写真機店のオンラインで動作良好で実用には支障のない個体が2万円で売られていたのだ。 これは買うしかないと即決で購入。晴れてフィルムカメラ2台体制となった。前まではFM2しかなかったのでリバーサルを使ってしまうとネガを使えず不便していたので桜の前に買えてすごく良かった。 FM2の発売時期はF3と同時期なのでF2の方がかなり前のカメラである。そのため操作性やスペックはFM2の方が上に

          【カメラを買った】F2フォトミック試し撮り

          【センサーサイズ】フルサイズセンサーは私に何をもたらしたのか。

          私はセンサーサイズがフルサイズのNikonD780を持っている。以前は富士フイルムのFinePix S6000fdというカメラをメインに使っていたのだが、フルサイズのD780をデジタルのメイン機に更新した。FinePixは祖父からもらったものでセンサーサイズは1/1.7型センサー。マイクロフォーサーズよりもまだ小さい1型センサーの1/1.7の大きさという極小のセンサーだ。 これが一気に35mmフルサイズになった。さぁ、何が変わったか!というと、実はフルサイズセンサーは私に大

          【センサーサイズ】フルサイズセンサーは私に何をもたらしたのか。

          【フィルム写真】X-TRA400でゆく志賀高原

          志賀高原スキー旅行の後半。前半はPORTRA400を使っていた。無事に使い切ることができたのでX-TRA400へとバトンタッチした。5日の旅行の内で4日目の後半から。 前半のPORTRA400はこちら。 奥志賀高原のゴンドラ。 山の麓ではガスはないのだが、ゴンドラで上に上がると真っ白。離れたところに見える木々もおぼろげに浮かんでいた。 しかし、山を下りてくるとやはり視界はクリアに戻る。朝から急に気温が下がってきたので、木の枝は霧氷になっており、枝先は白く幻想的だ。

          【フィルム写真】X-TRA400でゆく志賀高原

          【フィルム写真】ColorPlus200でゆく犬山、各務ヶ原

          今回はFM2にKodakのカラーネガ、ColorPlus200を詰めて愛知県の犬山城と岐阜かかみがはら航空宇宙博物館に行ってきた。 犬山城は現存する日本最古の天守閣があったり、木曽川の横の小高い丘の上にあることから要塞感がすごく印象的な城だったので、長らく行ってみたい城だった。また、各務ヶ原も零式艦上戦闘機の故郷であり、航空機産業の盛んな地域で、一度は行ってみたかった。 今回は友人と行く機会に恵まれたので、私の運転で行ってきた。大阪からだと名神高速をそのまま走るだけでよく

          【フィルム写真】ColorPlus200でゆく犬山、各務ヶ原

          【フィルム作例】PORTRA400でゆく志賀高原

          Kodakのプロ用フィルムとして言わずと知れたPORTRA400。非常に滑らかでクリアな写りのフィルムだ。少し黄色く被るのが特徴的だが、不思議なことに雪や雲などの白いものは真っ白に写ってくれる。 今回はそんなPORTRA400を私の愛機Nikon-NewFM2に詰めて白銀の志賀高原に行ってきた。 大阪に住んでいるので夜通しで高速道路を駆け抜けて日が昇る頃に志賀高原に到着。今回は焼額山プリンスホテルの西館に宿泊した。今回の旅では貴重な青空になることは分かっていたので早速カメ

          【フィルム作例】PORTRA400でゆく志賀高原

          【レンズ作例】白黒フィルムで135mm望遠スナップ -Ai Nikkor 135mm f/3.5-

          少し前に購入したAi Nikkor 135mm f/3.5をFM2に付けて撮影してきた。前回はデジタルでの試し撮りだったが、今回は白黒フィルムを使っての実戦投入。始めは135mmという望遠な画角にかなり苦労したが、後半になるにつれて徐々に自分のレンズになってきた。 場所はいつも最初にカメラやらレンズやらを使うようにしている奈良公園で。フィルムはILFORDのXP2。写真屋さんで現像してもらえる数少ない白黒フィルム。手軽に白黒を試してみたいときにはおすすめだ。感度も400ある

          【レンズ作例】白黒フィルムで135mm望遠スナップ -Ai Nikkor 135mm f/3.5-

          【オールドレンズ作例】Ai Nikkor 50mm f/1.4S

          前回はNikon Fマウントが1番コスパ良いんじゃないかというお話をしたので、今回から少しの間はレンズの紹介。  今回は第一弾ということで、1番よく使っているAi Nikkor 50mm f/1.4S。50mmなので最も標準的な単焦点レンズ。古いレンズなのでもちろんAFは付いておらず手動でピントを合わせることになる。AF用の部品が付いていなかったり、レンズの構成枚数も少ないので非常に小型である。  あと、見た目で言えば、表記されている数字や深度メモリ(シルバーのリングの黒

          【オールドレンズ作例】Ai Nikkor 50mm f/1.4S