マスターアーキテクトというポジション
マスターアーキテクトって誰???
建築意匠設計の仕事(特に大規模案件)に関わっていると、「マスターアーキテクト」というタイトル(?)をよく聞くようになりました。
大規模案件などで、開発全体や大きな建物の「大まかなデザインの方向性」を検討し提案する人。意匠設計の業務の中では基本設計の半分ぐらいまで担当というのがよくある業務区分のようです。加えて「技術的な検討とか、細々したところは検討しないけど、デザイン全体のコンセプトとか方向性を考えるよ」というざっくりとした業務になる事が多いようです。
なんとも無責任な感じがしてしまうのは。。。?
「プロ」の建築家はネジ一本まで設計に責任を持つのが当たり前と訓練された僕にとって、そんな業務の請け方をするならもはやプロではないなと感じてしまいます。大きなレストランのシェフの様に、アシスタントをいっぱいかかえて調理をするけど、最後は全部自分の責任というならわかるけど、ボヤっとしたスケッチ描いて「後はよろしく」って、たまに現場に来てそれっぽいコメント言っていく人って、いらなくないですか?
よくわかんないけど。。。