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グラデーションに負けそう

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朝から大きい地震。

目覚ましを止めるくらいのテンションで地震速報の音2種類をウザがりながら消し、あーなんかたしかにすごい揺れてる、これはやばいかも、なんか倒れちゃうかも、、と思いながら眠り続けた。

だって疲れすぎて逆に朝8時頃まで眠れなかったんだもの。
寝耳に水とはこれで。水どころじゃないけど。


13年間毎日のように地震がある生活が当たり前になって、慣れてしまったんだろうけど、
こんなんでは寝てるうちに家がなくなったり、命がなくなったりしていそうでどうしたもんかなと思った。今年の1/1もそうだった。

ナイトキャップを被ったまま死にたくないよ。サンリオのピンで前髪を留めたまま死にたくないよ。棺桶に入る時も髪の毛はちゃんと可愛くセットしてほしいし、でも葬式なんてしなくていいし、死んだ時にお気持ちチェキツイなんて絶対にされたくない。

わかった?これ遺言でいいよ。

どうせならとびっきり可愛い服を着てあの世に行きたいけど、燃やされちゃうのはもったいないから嫌だな。


病気で学校に来れなくなってしまったあの子が、ずっと着たがってたという制服を着せてもらったまま旅立ったのは、きっと一生わたしの中に残るんだろうな。

春かあ。卒業シーズンか。たまたまクラスの学級会長の隣で入退場する順番だったわたしは、あの子の遺影の写真と3人で歩いたんだ。
それが嬉しくてあの時は柄にもなくずっと笑っていたと思う。写真の中のあの子も笑顔だった。

わたしたちはもうあの子の倍くらいの年月を生きてしまっている。

※この話に出てくる同級生の話です。




最近のことでも書きますか。

1人で出かけるのが好きだけど、最近は自分との約束を破りまくっている。
だからずっと部屋にいるよね。ごめんね。


それでも素敵な絵に会いたくなって部屋を出てみた。


似顔絵も描いてくれるらしい。
本当にいいの?????

きっとわたしが似顔絵屋さんを開く時だってそれくらい取っちゃうよ?本当に?とか思いながら、ちょっと迷って予約フォームを送った。

何を着ていこう?
かわいい格好で描いてもらいたいし……と準備にすこし手間取った。


緊張しながらも目の前でみるみる可愛い絵が出来上がっていくのを見て、ずっと小さく歓声を上げていた。

かわいい…!どの絵も可愛くて好きで見ていました、と伝えると嬉しそうに笑ってくれた。

ふと「絵、描きますか?」と聞かれた。
絵が好きなことも身分も隠そうと思っていたけど、「えー、へたくそなんですが、ちょっとだけ……」と言ってしまった。

見たい☺️と言ってくれる。
この前描いたメンバーのイラストを見せると「可愛い!綺麗」と褒めてくれて、拡大してじっくり見てくれた。恥ずかしいけど素直に嬉しかった。
使っているソフトの話とかもしてくれた。


やっぱり結局、弘法筆を選ばずなんですよね。

わたしが使ってるのと同じような無料のアプリだっていくらでも素敵な絵を創り出しているし、落書き帳にポスカ一発描きだって様になるし、
でも、どんなに上手なプロの人たちもデジタルはいくらでも直せるから最高と口を揃えて言う。


綺麗な絵は線が良くて、ずっと眺めていられるんだ。
線でできているんだから当たり前と言えば当たり前なんだけど。

絵はその人に似ている気がする。ずっと思ってた。
必ずそうとは限らないけど、やっぱり似ていると思う。


その絵に似合う朗らかで可愛らしい方だった。


ジャカルタの方が、日本の文化を愛してくれて日本人向けにイラストを描いてくれるのってそれだけですごく嬉しく思ってしまいますね。

またお会いできますように。




いつも、時間がない時ほど絵の描き方がわからなくなってしまい、人の絵を探したり自分が過去に描いたものを見直したりしている。これは毎回そう。

そしてわたしが描きたい絵はこうじゃない……と毎回思ってしまう。

でも、絵を描いてる人にはいつも迷いがないように見えるし、
どんなラクガキもちゃんと作品だと思う。

わたしはなんにしたって自分へのハードルが高いから迷ってしまっている気がして良くないなーって、なんてわかってるんだけどな。


長い間ずっと好きな絵を描く人がいて、
その人を知った頃はたぶんお互いに中学生くらいで、
やっぱり絵も変化していくなあと思うんです。

もちろん描き続けたら画力は上がっていくだろうし慣れも出てくるだろうけど、
楽しさが詰まっていたり情熱が現れていたり、幼い頃の感性でしか描けない絵もあると思う。

なにがちがうのかなと考察した結果、線と色かなと思った。
だいたいそれがすべてだからなあ。

太くて迷いがないきれいな線のイラストにも憧れるけど、
自分の絵には細い線が合っていると思う。こんなことを考えている場合ではなく、手を動かしてとりあえず描いてみろという話で……。


わたしは人の字を見るのも好き。
人柄が現れるものだと思うから。殴り書きみたいな雑な文字も可愛らしいなと思う。

わたしの字は小さくてパッと見はちょっと綺麗だけどよく見るとすごく雑で歪んでいて、わたしそのものだなと思うからあんまり見られたくない。


でも、いつからかラフ描きの線すら本当に汚くなって、まるでペンを持つのが煩わしいと言うような線でしか形状を保てなくなっちゃったな。

正解はないしいいか。
自分のことを友達だと思って少しばかり優しくしてあげようかなとかシャワーを浴びながら考えた。
「描く」と「書く」は使い分ける派。


しばらくは線のことを考えながら、すべてを花粉のせいにしながら生きていきそうです。


來世


ToDoの仕事が山積みで、そのどれもがわたしがやらなくちゃいけないことばかりなので趣味に近いこれはどうしても優先度が下がってしまい更新が守れず申し訳なく思っています。

読んでくれる人も減ってきた気がするし、直接「読んでないよ」と言われたり、正直ちょっと複雑ですが、毎週の楽しみにしてくれてる方、過去記事を遡って読んでくれる方、励みになります。忘れてないよ。
ありがとうございます。

わたしのやり方があるので、アドバイスは求めてません!好きにやらせてください。すみません。

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