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本を届けるということ。

5月末に、静岡県富士宮市役所さんに呼んでいただいて、企画編集を担当し書籍化したweb連載「本当の頑張らない育児(やまもとりえ)」をテーマに講演をしてきました。

去年の夏の終わりに話がはじまり、冬に打ち合わせをして準備を進めてきた今回のイベント。市役所の担当の方が、すごく想いをもった素敵な方で感動して書いたnoteがこちら。

富士宮に講演行ってきます!というと、作者のやまもとりえさんが「わたし静岡行ったことないので行きたいです!」と言ってくれて、特別ゲストとして来てもらうことに。

そしてその報告をするとなんと出版社の担当さんも「わたしも行きます!本の販売コーナーつくっていいですか?」と言ってくれて、当日は書籍の販売とサイン会も行うことになった。(出版社の担当さんもとても素敵な人なのである)

3人とも男の子を育てる母でもあるので、それぞれに家庭での調整をして子どもを託してイベント当日朝9時前(早い!)に静岡に集まることになった。もうこの時点でだいぶ熱い。

富士宮の駅まで市役所の職員の方が車で迎えに来てくださって、会場まで移動。

当初30人募集していたのだけど会場も広いしせっかくの機会なのでギリギリまで受け入れしましょう、という話し合いをして60人近くの方にお申し込みがあったとは聞いていたのだけど、到着すると…会場が広い…!!!

今回はなんと無料託児も用意されていたのだけど、託児は人数制限があったこともあって子連れの方も多いだろうということで赤ちゃんゴロンスペースまで用意してくださっていた。(子連れフレンドリーすぎる!)

書籍の漫画を拡大印刷して掲示してくださったりもしていた。ありがたや。


前半は、企画~連載~書籍化についてふたりで振り返りながらトークセッション。

後半は3〜4人のグループで、書籍にもでてくる主人公のエピソードを交えながら家事育児の好き嫌い、得意苦手を話すワークショップを行いました。

ふだん家事育児しんどーいって話はしても、具体的にどんな家事がしんどくてどんな家事は苦じゃないのかということまで話すことはないので、なかなか話終わらないグループも多かったです。

「しんどい」という気持ちを話して、聞いてもらうことで気持ちは軽くなります。
話すことで、自分の中で思考が整理されて新しい行動がとりやすくなります。

子育て中、子どももずっと家にいるとそういう機会が減ってしまうので、今回も講演の依頼を受けたのですが時間の半分は参加者のみなさん同士で話してもらえるようにしました。

話せてすっきりした。
初対面の人とこんな風に子育ての話ができたのははじめて。
家に帰って夫とも話したいと思った。

そんな感想をいただけました。

ありがたいことに、帰り際には書籍「本当の頑張らない育児」を購入してくださった方も多く、講演は非日常。
家に帰って子育ての日常の中でちょっとつかれたときに本を読んで、すこし気持ちの整理をしてみたり、夫婦で話をする機会になったらなぁと思います。

富士宮市役所のみなさん、参加者のみなさん、ありがとうございました!

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「本当の頑張らない育児」の連載中、WEB上でこの作品をひとりでも多くの人に届けるためにはどうしたらよいのだろうとずっと考えていました。

半年の連載を経て「本」という形になったいま思うのは、WEBも本も「届ける」というのはひとりひとりにプレゼントのように手渡すこと。そして、手渡したあとの反応まで見届けることなのかなぁと思います。


◎富士宮市さんのレポート

◎当日取材してくださったママラッチさんのレポート


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