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育休復帰後の自分への期待値調整

次男誕生に伴い5ヶ月の育休をとった夫は、去年わたしよりも先に復帰した。

夫は転職するときもほとんど有給消化期間をつくっておらず、長男誕生のときに有給とGWをつなげてとった自主育休は3週間。

5ヶ月も完全に仕事から離れたのは初めてだったと思う。

そんな夫が復帰して1ヶ月たった頃に言っていたのが「自分への期待値をさげなきゃ」ということだった。


夫の復帰から遅れること9ヶ月。わたしも復帰して、自分への期待値調整めっちゃ大事だなと最近思っている。

復帰のタイミングは、久しぶりの仕事だからはりきりたくなったり、休んでた分がんばらなきゃと思ったりする。

どちらかというと自分への期待値がいつもよりちょっとあがりがちなタイミングなのだ。


で、期待値がちょっと高いのはいいとして問題は実際にはやっぱり休んでいた分のブランクがある。

まぁだからこそがんばらなきゃととか思ってしまったりもするのだけど、お休みに入る前とまったく同じにすぐ戻るわけじゃないという現実にはある、物理的に。

それによって、より期待値にギャップが大きくひらいてしまって、しんどくなったり、がっかりしたり、自信をなくしてしまったりが起きてしまうのではないだろうか。


例えば疾病休職から復帰するとしたら、十分に回復できているか確認の上で復帰となるし、最初から120%で走って!ではなくもう少し計画的な復帰プランを組むと思う。

だけど妊娠・出産・育児の場合、仕事の筋肉落ちまくってるのに、ストレッチもアップも筋トレもせず最初からダッシュしようとしてしまうから、こけたり、ケガしたりしてしまう。


最初からダッシュできたらいいけれど、大切なことはきちんとストレッチしてアップしてそして走り出すこと。

走り出すまでの準備によって走り出してからのスピードだって早くなる。

そして仕事は短距離走ではなく、長距離走なのだ。

ピンポイントでの勝負はもちろんあるけれど、よい結果をつくるためには自分のペースを守って走り切ること。あせりは禁物。


先月は思うように仕事を進められない部分もあったのだけど、おまじないのように「自分に期待しすぎ」とつぶやいていた。

期待通りできない自分を認めるのはしんどいけど、そうやって期待値調整しながらやってきて、1ヶ月たったらだいぶ体があったまってアップが完了しそうな雰囲気がある。


思えば長男の育休復帰のときは、復帰してすぐに朝一のお迎えコールがきたし、そこから3日くらい保育園をお休みすることになって夫婦で交代で仕事を調整した。

そのくらいの期待値でみてみたら、今回は子どもの突然の体調不良!みたいなアクシデントもなかったし、在宅勤務が多いこともあって家庭がピリピリすることもなくとても平和に過ごせているだけですごい。


家族が健康で仕事が楽しいと思えていたらオッケーくらいの期待値でもいいのかもしれないなぁ。




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