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ワークショップ・ファシリテーション

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ワークショップやファシリテーションについてのnoteをまとめています。
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2021年7月の記事一覧

ワークショップを作る、を通して考えたチームのこと

春から青山学院大学大学院のワークショップデザイナー育成講座に通っていて、実際にグループに分かれてワークショップのプログラムデザインを行い実施するという実習の授業があった。 準備期間は2週間。 講義の時間の中で企画し、自主的に集まってリハーサルのリハーサルをして、他のグループの方を参加者にしてリハーサルをし、そのフィードバックをもらって本番の実習。 プログラムの調整によって、本番はリハーサルよりも参加者のみなさんの参加度が高くなり目標であった参加者同士のつながりを生むとい

初の全体会で行った80人でのオンライン自己紹介ワークショップを企画する中で考えていたこと

いまわたしが所属しているのはLITALICOのエンジニアリング本部というところでして、エンジニアやデザイナーが集まっているチームです。 いくつかの部が「エンジニアリング本部」として1つのチームになったのが5月、というわけで1Qの終わりに組織ができてはじめて全員で集まる全体会(仮称)という集まりを4時間かけて行いました。 その中でせっかく集まるから一方的に話を聞くだけではもったいないし、横のつながりがうまれるようなコミュニケーションの時間をつくろうということになり、その時間

ひとりでやらないからできたこと

「ワークショップの細かな設計の意図の明確化と言語化が上手い」というフィードバックをもらった。 自分ではいつもやってるのと同じような感覚でワークショップの企画進行表を書いていたから、びっくりして、それからうれしくなった。 わたしが意図の明確化と言語化が上手いとしたら、それはワークショップをひとりでやってこなかったからだ。 ひとりじゃなかったから、なぜそのワークを考えたか、なぜその問いにするのか、なぜその流れがいいと思ったか、感覚ではなく言葉にして伝える必要があったし、伝え