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【アフリカ沼②】飽き性な私がアフリカにはまったワケ

vol.1を読んでいただいた方、ありがとうございます:)

気づけばアフリカ沼にハマっていた私が、その経緯やきっかけをまとめています!

まだvol.1を読んでいない方もぜひこちらから読んでみてください。

さて、高校2年でオーストラリアに渡航し、さらに東京外大に受験することを決めた私。

ここからさらに意外な展開が待ち受けていました…



第3章:私をマイナー言語に導いた3人

 もともと「世界中に友達が欲しい!」と思い、国際系の大学を目指し始め、東京外大のスペイン語科を志望。

しかし、高校2年生の3月。世界はコロナパンデミックの脅威にさらされ、例にもれず私が通っていた学校も休校に。

【1人目】5か国語を操るアルジェリア人青年「モハメッド」

  コロナで学校に行けない…部活もない…でも受験勉強は始めなきゃいけない…。

チキショウ!!!!

どこか、この世界のどこかに、楽に!楽しく!確実に!英語力をあげる方法はないのか…!?

そんなこんなで私が辿り着いたのは、
言語学習者向けのチャットアプリ「Hello Talk」!!!

もともと人と話すことが大好き&世界中に友達が欲しい私にとって、

①人と話しながら
②楽しく、楽に
③英語に触れられる「Hello Talk」

こんなに私にぴったりなアプリはありませんでした。

「Hello Talk」を通じて、様々な人と出会いましたが、
そのなかでも私に大きな影響を与えたのは、
同い年のアルジェリア人「モハメッド」。


彼は、英語、フランス語、アラビア語、イタリア語、日本語の5言語を操る多言語話者

しかも敬虔なムスリムで、英語と日本語を交えながら約2か月間にわたり電話でイスラム文化や宗教について教えてくれました。

アルジェリアと日本がSNSで繋がるってすごい。文明の利器に感謝。


モハメッドとのチャットや電話で、退屈だったはずの自粛期間が、学びで溢れる最高に刺激的な毎日に。


なによりも彼の
「僕は、日本語を学んでいたから君と出会えた。」
「ただ自国の公用語や英語を学ぶだけでは得られない出会いがたくさんある。」

という言葉にものすごく感銘を受けました。
こんな考え方があるのか…。

さらに!彼が一生懸命日本語を話そうとしてくれると、とにかくなんか嬉しい。
英語で会話するよりも心的距離が縮んでいるように感じる!

これが言語が持つ力なのか…!」と気づいた瞬間でもありました。


第4章:東京外大のオンラインオープンキャンパス

モハメッドとの連絡も落ち着いてきたころ、高校3年生の夏、コロナでもちろん世のオープンキャンパスはすべて中止。

そんな状況のなか、たまたま東京外大のHPを見漁っていると、東京外大の各語科の先生とオンラインで話せる「オンラインオープンキャンパス」なるものを発見したのです!

(↓今もオンラインオープンキャンパス自体は現在もやってるみたいだけど、先生と話せるのかは不明)


こんな機会なかなかない!と思い、手あたり次第申し込んでました。
すると、なんと高確率で参加者が私一人だったんです!

(たぶん東京外大も大々的に宣伝していなかったのと、私がマイナー語科も多く申し込んでいたからかと思います。たぶん。)

【2人目】日本人のベンガル語科

一番最初に参加したのはベンガル語科。

ベンガル語
バングラデシュ全域とインドの西ベンガル州で母語として使われています。また、世界中に移民として暮らすベンガル人もあわせると、その話者人口は2億7千万人を超えると考えられています。

東京外国語大学言語モジュール


「大学の先生と直接お話しできる機会なんてなかなかない!お得だ!」と思い申し込んだものの、ベンガル語への興味は皆無でした。

ただお話を聞けば聞くほど、すべての情報が目からうろこ。

「英語をはじめとしたメジャー言語は、かなり高度なレベルでないと仕事になりにくい。」

「でもマイナー言語はそこまで堪能でなくても仕事にしやすいし、狭く、でも、すごく深く重宝されるよ。」

安直な私はこれを聞いて、「なるほど!?」と感心がとまりませんでした。

【3人目】タイ人のタイ語科の先生

オンラインオープンキャンパスを通じ、
今度は、タイ語科のタイ人の先生と話します。

この時も参加者は私一人

オンラインOCに申し込んだときのメール文面

この時タイ語科の現役の学生さんも参加しており、先生&現役生&私の3人で1時間ほど言語学習の面白さや、東京外大の魅力について語りつくしました。

終盤に差し掛かったころ、そのタイ人の先生から

あなたは言語の話をしているときが一番楽しそうですね。東京外大がぴったりだと思いますよ。応援しています。」
と言っていただいたのです!

受験生にとって、こんなに嬉しいお言葉はありませんでした。

そして最後に、現役生の方からタイ語でかなり長めのメッセージ(1分弱くらい)もいただきました。


正直どういう意味か一ミリも理解できませんでしたが、
マルチリンガルに憧れのある私にとっては、
うわあああ!!!かっけーーーーー!!

とにかく、そんな気持ちでいっぱいでした。笑

受験期、煮詰まった時見てたタイ語単語の聞き流し動画
「質問」がタイ語で【カンターン(簡単)】に聞こえて、なんとなく可笑しくて覚えてました


そんなこんなで、私の中でマイナー言語を身につけることとはすなわち、

①人と人をつなぐきっかけになる
②その言語を母語とする人と心の距離を縮める手段になる
③狭く、でも深く、重宝されるものである
④とにかくなんかめちゃくちゃかっこいい

などなど、とてつもなく魅力たっぷり。


「私は東京外大で、タイ語を学ぼう!!!!」
と思うようになりました。



あれ????アフリカはどこへいったの??

実は、受験期にはアフリカにまったく興味がなく、世界史でなんとなく知識がある程度。

私がアフリカに興味を持ったのは、受験が終わったあと…うすうす気づいてる方もいるでしょうが、第1志望に落ちてから…

どういう運命の歯車なのか、アフリカ沼に少し、また少し近づいて行ったんです…


書き出したらまたダラダラと長くなってしまった。
ここまで読んでくれた人いるのかな?
文章書くのって難しいもんだぁーーーー。

続きはまた次のnoteにまとめます!次こそ最後にします!
ぜひお付き合いください、ではまた~Kwaherini‼

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