社会人になって1か月

久しぶりに文章が書きたくなって、というか社会人になって1か月経った心境を文字に残しておくと後々何かの役に立つのではないかと思って、棚に少しの間眠っていたノートパソコンを引っ張り出してきた。

社会人になって1か月経って、自分の中で一番変わったことは何かと聞かれたら、あまり落ち込まなくなったことかなと思う。「普通は逆じゃね?」と思われるかもしれないが(笑)

私の職場は、細かいルールが多い。「いつも通りならそうするが、この場合は……」みたいなことが多いため、結構ミスをしやすい。それゆえ、私もかなりミスをやらかしている。し、毎朝他の人が行ったものをダブルチェックするのだが、私が上司や先輩のミスを直すこともそれなりにある。

ミスをしたら、今までの私であれば必要以上に落ち込んで、自分を責めていただろうが、不思議とそういうことはない。誰であってもミスをしやすい業務内容であり、ミスをしても優しく指摘してくれる職場であるのはそうなのだが、自分を責めようとすると強制的に脳がシャットダウンする。つまり、私にはもう、「自分を責めることに割く体力」がないのだ。

ここで私は、「自分を責める」という行為は、体力を大量に消耗するということに気が付いた。恐らく、大学時代までは体力を持て余していたため、それができていたのであろう。社会人になると、週5日の早寝早起きと満員電車、そして8時間近くの労働で、家に帰って来る頃にはそこまで体力は残っていない。

それなのに自分を責めることに体力を割いていると、精神的にも身体的にももたないし、何より非常に勿体ないということを、私の脳は知らず知らずのうちに理解したのだと思う。少しでも体力が残っているのなら、その範囲での最大限で、自分が楽しいと感じられることや、自分を高められることに使いたいと思うし、実際それができるようになってきている。

しかも、「自分を責める」という行為は、体力を大量に消耗するだけでなく、特にメリットもないように思う。自分を責めたところでミスをしにくくなる訳ではないし、むしろ集中力が落ちてミスをしやすくなると私は感じる。自分を責めるという行為は、ものすごくコスパが悪いのである。

自分を責めるくらいだったら、ミスからどうすれば良かったのか学んで、「次!」の精神で取り組んだ方が、次第にミスも少なくなっていくと思うし、何より楽しい。その考え方が結構できているから、今まで「仕事に行きたくない」「仕事を辞めたい」と思ったことはなく、むしろ「次はどんな新しいことが待っているんだろう」と楽しみながらできているのだと思う。

あんなに落ち込みやすかった私が、社会人になって心身ともに体調を崩さず上手くやっていけていることに、大きな成長を感じる。むしろ先輩の方が、頭痛や咳など体調を崩していて心配である……。

社会人になってもnoteで文章を書いていきたいとは思っているけど、大きく心を揺さぶられる経験がないと筆が乗らない人間なので、次の更新はいつになることやら(笑)頑張って色々な経験してきます。


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