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元ニート、人材系メガベンチャー、某政府系金融機関メンバー3人の転職裏話(後編)

どうも、世界中のヒトや組織の可能性を拡げたい、川上(@_YukiKawakami)です。今日は組織力向上プラットフォーム「Wevox(ウィボックス)」のカスタマーサクセス担当3名に転職のきっかけをざっくばらんに聞いてみたので、noteで公開します。

ハロウィンにちなんで仮面&仮名で仮仮(カリカリ)ですが、中身は真面目。そして、アトラエの価値観や組織力、カルチャー等がジュワジュワ滲み出ているので、ぜひ最後までお楽しみください。(前後半の二部作)(超大作)前半はこちら⭐️

ーアトラエとの出会い、一番衝撃だったことって何ですか?

マジ美:いやなんかもう全部にびっくりしてるんですけど、転職活動も半年くらいやっていて、面接とかも慣れてきてるわけですよね。で、ああまたいつもの感じかなと思いながらオフィスに来てみたらすっごい働いてる人たちがイキイキしてて

私独自の見え方かもしれないですけど、なんかみんなすごく若く見えるというか。

あなたが一番イキイキしてるぞっ

ーえ?!『イキイキしてる』ってわかります?見えてるの?

マジ美:見えますよ
あ、見えるっていうか、わかります。雰囲気とか表情とかそういう感じで、アトラエのオフィスに来たらすぐわかる。「あ〜違うな〜」って。

ぺー:わかる。あと若いですよね、みなさん。元気だなーって(笑)
あ、あれ!短パンサンダル!短パンサンダルの人がオフィスいるんだーみたいな衝撃はありましたね。しかも一人二人じゃない、結構いる。

あと、ちょっと衝撃的な話がもう1個あって。
1年目とか2年目のメンバーが事業全体の数字をナチュラルに質問してきたりするんですよ。普通そういうことってあんまりないですよね。若手がそこに興味持ってるって結構頼もしいなって思います。

当然知識とか足りないから、的外れな質問も出ますけど、それはどうでもよくて、自分たちが事業に貢献するにはどうしたらいいかっていうのを若手もみんな普通に喋るんだっていうのは結構びっくりしました。

マヨ:私は、転職して1年経った今、前職とめちゃくちゃ差があるって実はあんまり思ってなくて。ただ、組織って2・6・2の法則というか。わりとどこの組織でもエンゲージメント高い人とそうじゃない人、もしくはエンゲージメント高い時とそうじゃない時っていうのが一定あると思っていて。その中で、前職もすごく楽しく働いてたんですけど、自分の実力不足も含め、結構大変だった瞬間もあったんですよね。2・6・2の下の方に居ちゃう瞬間と言いますか(苦笑)

一方で、アトラエに来てからは2・6・2のポジティブな割合がすごく多いというか、下位の2割がほとんどいないというか。もちろんアトラエ全員がみんな同じレベルで上位2割の人たちかといわれたら、多少グラデーションがあるものの、密度の濃い組織にいれてるなっていうのはすごく幸せですし、会社に来るのがちょっと嫌やなって思う瞬間がないやろなって思ってますね、この先も。

ーいわゆる『いい人』とかエンゲージメント高い人が多いってことですかね?

マヨ:んー、まぁ根本の人柄とかそういう面もあると思いますけど、なんか仕事のプライオリティが高い人が多いというか、だからこそ割と高いレベルで求め合えるし、無茶振りできるというか。

無茶振りしてそうってボソっと言う人おった(右側)

ぺー:僕、以前は月一出社やったんですよ。たまに出社して、判子ポンポン押してささっと帰るっていうThe管理職っていうムーブやってたんですけど。今、週4とかオフィス来るんですよ。しかも前職よりオフィス遠くなったし、乗り換えも多くてぶっちゃけめんどいのに。でも、確かにオフィス来るのは苦じゃないかなー。

マヨ: なんか、日曜日の夜全然嫌じゃないというか。

ペー&マジ美:そう、わかる!

ペー:僕ね、実は6月に入社手続きだよって連絡来た時、2日くらい辞退しようかなって思ってたんですよ☆(笑顔)やっぱ素敵すぎてさ、ニート生活。

正直まあ、でもまあ…しゃあないなと思って社会復帰するかーって入社して、初日に歓迎会していただいたんですよね、盛大に。そしたらその翌日(入社2日目に)コロナになりましたね。もうびっくり。まあ幸いにも、休んで2日目には在宅に切り替えて働けたんでよかったですが、申し訳なかったなぁ。

まぁ、それまでの生活と反動がすごかったんでしょうね。前職期間中もほぼ在宅やったし、基本ニートなんで。ずっと家にいて、家の近所をパートナーとうろうろして「幸せだねぇー」って1日が過ぎてたんで。ハハッ。

ハハッハハッハハハハッッ。

癖つおい…w

ーみなさん、こんな無名の企業に転職するってご家族や近しい人たちの反対はなかったですか?

マジ美:基本うちの家族全員保守的なんで、親には「辞めちゃうの?」ってすごい言われて。「今の会社辞めて、え?しかもベンチャー?」みたいな、本当に大丈夫?みたいな、とにかくすごい心配されましたね。

あ、でも今はもう大丈夫ですよ。自分自身がどうありたいのかって話もきちんとした上で、なぜ転職するのかアトラエという会社がどんな価値観でどんな事業をやっているのかなどきちんと話したら納得してくれました。

あと、親だけじゃなく面接でも「本当に大丈夫?」ってすごい確認されて。あ、アトラエの社員みんなにです。「通過にしちゃうけど大丈夫?合格だけどいいの?」とか、「本当に通していいんだよね?」ってめっちゃ聞かれて、大丈夫ですよーとか言ってみたり。面白かったですね。

で、まあ案の定心配された通り、結構いろんな変化がすごくて。振り幅すごかったんですけど。でもその変化は全然ネガティブじゃなくて、自分にとってはすごいポジティブな変化だなって思ってます。

ーそんな風に採用したい側なのに、心配し過ぎちゃうアトラエですが。みなさんがアトラエに決めた理由、決め手になった出来事など聞いてみたいです。

マヨ:私が入社したいなと思ったのは、CTOの岡さんと面接した時ですかね。なんかすごい眩しく見えて。すごい、なんか、非常に、キラキラしてた。岡さん本人もだし、岡さんを通して見るアトラエもだし。なんかすごいこう…コトに向かって余計なしがらみなく、なんかダサいことしないとかそういう真っ直ぐなスタンスで仕事してる感じがめちゃくちゃかっこいいなって。

いろんな角度から話を聞いてみた時にも、ブレない一貫性とか感じましたね。あとは新卒一期生としてずっとアトラエにいて、今までの歴史も全部見てる人がこんなに眩しくて、こんな働き方してる人がたくさんいる組織の中で自分も働けるんならすごくいいなぁって感情が強まったのは岡さんの時ですかね。

ペー:僕は、最終面接が終わった瞬間ぐらい。
代表の新居さんと一緒に社長室を出て「内定です」って社内のみんな向けに言われたタイミングで「あーこの会社入るんかー」って思いました。ニートだったんで。(笑顔)

でもまあこれもご縁かって、その時にやっと思考が回ったっていうか、覚悟決めたって感覚でしたね。

代表やCTOの岡さんって結構動画もあるし、どんな人なのか情報も多くてわかりやすいじゃないですか。でもあんまり表に出てない人たちがどんな人なのかなと思っていて、実は僕、面接の前半に会った3人のこと、結構疑いながら見てたんですよ。どうやったらボロ出るかなと思いながらね。

で、どうやったら全員に『アトラエ』としてのスタンスを伝播できてるんだろうって凄く関心持ってたので、それを1人目、2人目とみんなに聞いていくわけですよ。そしたらもうめっちゃ凄いじゃんってなって、本当に『両取り』しに来てるし、全員が事業を考えてるし、全員が世界中を魅了することに本当に心からこだわってるんだって思って。

Wevoxのプロジェクトリーダーの森山さんと話した時に、「これだと、スケールはできるんだけど、Wevoxの価値が損なわれるからやめるって判断をしたんだ」って取材記事にも書いてあるようなことを背景含めしっかり話してもらって。

しみじみ

色々話してると、やっぱり自分たちの『ありたい姿』に戻るんだなって。みんなちゃんと芯がしっかりしてる会社だなっていうのを3人お会いした時点で思っていて、岡さん新居さんにそれをぶつけても当たり前でしょって感じで話をしてくれるから。

あ、もうこんな一貫性あるとこで働いたらすげー楽しいだろうなーってなってたんで、ドア開けて内定って言われて「あーそうかーここで働くかー」って、「もう一回組織で頑張るかー」って思ったんですよね。

マジ美:面接を受ける前からホームページでビジョンとか見ていて、私が大事にしていることをこの会社も大事にしているなって思って結構興味があったんですけど。

アトラエって皆さん、私にとって耳が痛い話もちゃんとしてくれるっていうか。「あなたはこういう思考の癖があるよね」とか「自分と異なる価値観の人をどれぐらい許容できるかが心配ですね」 とか結構ダイレクトに言ってきてくれて、そういう懸念点もあるけれど、私のポテンシャルをすごい信じてくれて評価してくれたというか、良いとこだけ言わない姿勢が、人として結構大きいかなと思っていて。

3人で「いい組織だよね」ってニヤニヤしてた

やっぱりなんか、その人の弱いところとか、ある種ネガティブと捉えられてしまうようなことを言うのって言う側もすごい負担があることなので、言わなくてもいいなら言わずに終わりたいじゃないですか。他社さんの面談でも、前職でのフィードバックでも私の悪いところは何も言わなくて「あなたはこういうところが強い」「データ分析とか得意だよね」っていうそういう私の長所ばっかり見て評価するような人が多かったので、なんか「嫌なことも言うじゃんこの人たち」みたいな(笑)

しかも、それが一人じゃないんですよ。みんな割とそうだった。
だからなんか忖度なしで一人の人間として向き合ってくれてて、多分それは私の人生に対してもきちんと責任を負おうとしてくれてるし、だからこそ私もこの会社のこのメンバーとだったら自分も人生捧げてでも誇りを持って働けるなっていうのがありましたね。

面接とは別で、アトラエBar(採用面接以外の場でも、ざっくばらんにアトラエメンバーと社外の方々が語り合えるように設計されたカジュアルな社内Bar)でも話をしてたんですが、面接官として前に出る人たちだけじゃなく、その裏で働く人たちも「アトラエの課題って何だと思いますか」って聞いたらちゃんと視座の高い話が返ってきて、自分はこういうことがしたくてアトラエに来たんだって、そのためにこういうことを毎日頑張ってるっていう話が聞けたので、本当に本気でやろうとしている人しかいないなっていう確信が持てて、最終的にアトラエに決めましたね。

ーでは最後に、未来のアトラエメンバーへ一言!

ペー:うちは自律分散型組織、かつフラットな組織で、マネジメント機能がない組織なので、いかに主体性を全員が発揮するかも大事だし、その中で個々人がどう受け身にならずにリーダーシップを発揮できるかがめちゃくちゃ大事。あと、変化が早い分、仕組みとか型もそんなにないし、理想とはほど遠いレベルだったりもする。まじで。

そこをどうやって自分自身がバリューを発揮し、組織をリードするかっていうのが結構大事だなっていう風に思っていて。だからこそ、アトラエのファンじゃなくて、オーナーになってくれる人にやっぱり来てほしい! 舵を取りたい、もしくは取れるぜみたいな人と一緒に働けると僕らがより加速できるからそういう人と一緒にぜひ働きたいなって思う。

マヨ:アトラエはフラットっていう印象が多分すごい強いと思うんですけど、確かにフラットだけど平等ではないというか。そもそも平等であろうともしてないし、なんかすごくナチュラルに、成果出す人は出すし、評価ごそっと上げる人は上げていくし。割とすごいナチュラルな自然な感じで弱肉強食のジャングルみたいだなーと思う。ライオンとかチーターももちろんいるんだけど、他にもサルもいるし草原の草みたいな人もいる(笑)

まぁ、ただそのワードだけだと、取って喰われるんかなって感じがあるけど、逆に私はそれがすごい良いなって思ってて、順番待たなくてもいいし、変な遠慮とかしなくていいし、役職争いみたいなこともないし、シンプルにみんなに認めてもらえたらどんどん裁量が集まるっていうすごいナチュラルな自然界の感じ。

でもお互いにしっかりリスペクトとかあるし、人としての配慮はあるからいやな感じにはならないっていうのが、雰囲気というか組織カルチャーとして良いなって思ってます。

マジ美:そうですね やっぱりすごい信頼関係強固だし、チームで成果にコミットするというところが徹底されていて、そういう組織風土って本当に日々の積み重ねだなって思っていて。例えば人に助けてもらったらちゃんと真摯に返すとか、困っている人がいたら手を差し伸べるとか日々の小さなアクションの一つ一つの積み重ねで、創り上げられていってる信頼感がある

もともとそこに用意されてるものじゃなくて、本当にみんなで創り上げて完成に向けて力合わせてるものなので、そこにちゃんと覚悟を決めて、それを毎日コツコツ頑張るみたいなそういう向き合い方ができないといけないというか勝ち馬に乗るみたいな感覚の人には合わないかなって思います。自分もそのカルチャー創りの一員になるぞって覚悟の人と働きたいですね。

最後までご覧いただきありがとうございました


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