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【IVRy勉強会】プロダクトチームでHuman Interface Guidelinesを読んでデザインの魂を学びました

こんにちは!月額3,000円から始める電話DXサービスIVRyでプロダクトマネージャーをやっています高柳(@neveryanagi)です。

🎉お知らせ🎉

1/16(月)からIVRy初となるテレビCMの放映を開始しています!!

CM「忙しすぎるあなたに」篇

今回は長野・沖縄エリアでの放映となっておりますので、もし見つけた人はぜひ教えてください!(ちなみに僕は今週長野に観にいきます笑)

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今回はAppleが出しているデザインガイドライン・Human Interface Guidelines(HIG)の勉強会をしたら、

  • Appleのデザインの魂を学ぶことができた

  • チームでデザインを意識したプロダクト作りができるようになってきた

と、いいこと尽くしだったのでnoteでご紹介します。

IVRyとは📞

IVRyは月額3,000円から使える電話DXサービスです。

病院・クリニック、企業の代表電話・部署電話、飲食店、美容院、EC事業者などをはじめとして、47都道府県25以上の業界にわたって利用いただいており、これまでに計300万件以上の着電の自動応答を実現しています。

UXデザイン上の特徴は大きく3つあり、シンプルでわかりやすいUI/UXを心がけて日々プロダクト開発しています。

  • ToB向けのホリゾンタルSaaSサービス

  • 100年近く体験が進化していなかった「電話」体験をアップデート

  • 20代から80代まで幅広いユーザーが利用する

そして2022年にはありがたいことにグッドデザイン賞を受賞いたしました!

導入企業のご担当者様からもありがたい声をいただいています

IVRyで取り組んでいる勉強会カルチャー📚

IVRyでは「勉強会」としてチーム・個人のスキルアップを目的とした輪読会に取り組んでいます。

プロダクトマネージャーが中心になって開催していますが、デザイナー、エンジニア、マーケター、そして社長も参加しています。

担当範囲ごとに文献の内容をまとめて、当日他の人たちとディスカッションしていくことでみんなで学びレベルアップを目指します。

勉強会について詳しく知りたい方はプロダクトマネージャー神山さんのnoteをご覧ください。

いま勉強会で取り組んでいるテーマ🧑‍🎓

現在勉強会で取り組んでいるのが「UI/UX」です。

グッドデザイン賞もいただいておりIVRyの強みであるUI/UXですが、
今後様々な機能を様々な人が要件定義〜実装していく上で、チーム全体でデザインを意識した開発ができるようになることを狙って取り組んでいます。

今回のお題・HIG🍎

Human Interface Guidelines(HIG)はAppleが公開しているデザインガイドラインです。

初版は1977年に出ており、コンピューターの発展とともに進化してきたデザインガイドラインです。

今回はHIGの中でも基礎となる2章を輪読しました。

  • Design Principles *1

  • Foundation

*1 Design Principlesは3〜4年前にHIGから削除されてしまっていたため、今回はGoodpatchさんのブログを参考に勉強させていただきました!

勉強会の学び👍

HIGの思想を理解することができた

直近のHIGからは消えてしまっていますが、Design Principlesを読むことで、Apple社が考える「インタフェースデザインはこうあるべき」といった原理・原則を学ぶことができます。

  • Aesthetic Integrity(美的整合性)

  • Consistency(一貫性)

  • Direct Manipulation(直接的な操作感)

  • Feedback(フィードバック)

  • Metaphors(メタファーの利用)

  • User Control(ユーザによる制御)

これらの原則の主要な構成は初版から変わっておらず、
ユーザーにとって良い体験をを決める上で何を大事にするべきかを理解できました。

これまではサービスを考えていく上で「わかりやすく直感的であることは大事だよねー」とふんわり認識していたところから、
「まず6つの原則を守るのだ」という意識になれたことで短い時間でより質の高いプロダクト検討ができるようになってきたのではないかと思います。

旧版と最新版のDesign Principles比較

チームとしてデザインの共通認識が上がった

Foundationで説明されている基本的なデザイン要素についてチームみんなでディスカッションすることで

  • IVRyでHIGのデザイン観点を生かしてどのような要件をつくるべきか

  • 出来上がったデザインに対してどのような観点でブラッシュアップするとさらにユーザー体験を向上させることができるか

の共通認識を持つことができました。

IVRyの場合デザイン要素全てを満たしているわけではなく、使う人のユースケースに合わせたアクセシビリティを担保しています。
IVRyはITリテラシーの高いビジネスマンだけでなく、PCに馴染みのない高齢者の方も使うサービスのため、

  • 色だけでなくアイコンでも現在のモードが伝わるように配慮している

  • 文字のジャンプ率、色のコントラストなどで視認性を高めている

ことで年齢が高いユーザーが使う際にもわかりやすいUIになるよう意識しています。
私はIVRyの初期プロダクトができた後に入社しているのですが、どのような思想でIVRyのデザインが作られているかを改めて知ることができた点は個人的に大きな学びでした。

デザイナーとIVRyの画面と照らし合わせながらHIGを学んでいきました

まとめ🌈

日々のプロダクト開発の中ではどうしても個別各論が中心になってしまいますが、デザインの概論に立ち返って学ぶことができたのはめっちゃよかったなと感じています。

現在はプロダクトマネージャーからエンジニアまでこれらのデザイン原則を意識してプロダクトを作っていけるようになることを目標にして、GoogleのMaterial Designなども読みながらさらに多角的に学びを深めていっています。

デザイナーだけでなくプロダクトチーム全員がデザインに強くなることでさらにいいサービスを提供していきたいと思います!

そしてIVRyではデザイナー、プロダクトマネージャーを絶賛募集中です!
(切実に募集してます!!!)

UXデザインを大事にするチームに興味のある人はぜひお話ししましょうー!
ありがとうございました!


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