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写真100枚で振り返る新潟アウトドアライフ2023

2024年最初の作業として昨年の写真を整理しています。
いろいろなことがあった2023年、ものすごいスピードで過ぎ去ってしまいました。

私が日頃Instagramで発信している内容はアウトドアや写真についてです。
しかしこれはあくまで私の生活の一部。大部分を全く関係のない本業が占めているため、その隙間を縫うように趣味として楽しむ日々を送っています。

そんな生活の一部であるアウトドアの写真だけを振り返っても濃い1年だったと思います。改めて見返すと「えっこれ2023の出来事だったっけ?」なんて感じるくらい遠い昔のことのようでした。

今回はその記録として2023年に撮影したアウトドア写真100枚とともに新潟でのアウトドアライフを振り返ります。私が拠点としている新潟に絞りました。
長尺となるので、もしよろしければ下の目次から気になる部分だけ選んでみてください。よろしくお願いします。


1月~3月

おぐに森林公園キャンプ場

おぐに森林公園キャンプ場にてキャンプはじめ
石油ストーブ初トライ

2023年初キャンプは長岡市のおぐに森林公園キャンプ場にて雪中ソロキャン。
使用しているのは鎌倉天幕のHIDEOUT01というワンポールテントです。このテントは今でも本当に気に入っていて2022年のベストバイでした。雪景色にもよく合います。
また石油ストーブを人生で初めて使ったキャンプにもなりました。トヨトミのGEAR MISSIONシリーズは「このテントにはちょっと大きかったな」とは思いましたが圧倒的に暖かい。快適なソロキャンプでした。

Snowpeak HQ

2月のsnowpeakHQ
綺麗に張れたことに満足気な自分
2日目は快晴

こちらは三条市のsnowpeakHQにて撮影。
2022年にスパができたこともあって冬キャンするのも快適なキャンプ場。ただし降雪量も多く風が強いこともあって対策必須です。

余談ですが、ありがたいことに2枚目の写真は「鎌倉天幕フォトコンテスト」にて準グランプリをいただき、鎌倉天幕のアンバサダーをさせていただけることとなりました。
メーカーさんから写真を評価していただけたのは本当にキャンパー冥利に尽きます。

フォトコンテスト受賞は2023年の目標にもしていて達成することができました。その際意識していたことやノウハウは後日noteに投稿予定です。

三ノ峠山

AM6:00 登山スタート
低山なので3月には雪が溶け始めていた
広がる雲海

続いて山の写真。2023年は登山に本格的にのめりこんだ年でもありました。
きっかけとなったのが長岡市の三ノ峠山にて雲海を見れたことです。

三ノ峠山は市街地から30分くらいで登山口に着ける、地元の方々からも愛される里山です。そんな近場の里山でも素晴らしい景色が見れることに感動し、自然をより身近に感じた瞬間でした。

4月~6月

大池いこいの森キャンプ場

大池いこいの森 第3キャンプサイト
桜・星空・リフレクションと3拍子揃った写真
朝起きると目の前に広がる湖面
朝陽を浴びながら飲むコーヒーはうまい
日光に露出を合わせることでなるべく白飛びを防ぐ
黒つぶれがいい方向に影響した写真

上越市の大池いこいの森にてキャンプ。新潟県景勝100選にも選ばれた場所です。湖畔キャンプ場が少ない新潟県では貴重な場所だと思ってます。
しかもここは桜が咲くので、運が良ければ桜と湖面のリフレクションが楽しめるキャンプ場です。素晴らしい。

苗場山

苗場山
日本百名山にも数えられる新潟を代表する山のひとつ
登る前にコンビニで腹ごしらえ
天気が良くてみんなテンションが高かった
道中見つけた川
シャッタースピードを速めに設定し激しさをとらえる

雪も溶け始めたのでこの頃から高い山にもチャレンジしはじめました。

苗場山
人生初の標高2000mを超える1座。
不安もありましたが、天候にも恵まれわくわくの方が勝っていた道中。

快晴  祓川登山口近くのスキー場を横目にスタート
涼しい林道歩き
脚にくるけど楽しい木道歩き
みんなで登る楽しさを実感した

自分を登山の世界に誘って(引きずりこんで)くれた人たちと登り始めたのはこの頃。
新潟のHIKEコミュニティ「Yamile」の仲間に入れてもらいました。
メンバー募集中なのでもし興味のある方はInstagramのアカウントにご連絡を。一緒に登る仲間が増えたら自分もうれしいです。


誘ってくれたYamileのメンバー
標高が上がると見える景色も変わる
上から撮ると高さがより伝わりやすくなる
山頂にある苗場山ヒュッテ到達
6月でも山頂付近は雪が残っていた

無事山頂へ到達。祓川登山口からのルートは最後の登り返しと残雪がすこしキツかった…
また、苗場山の名物である池塘をゆっくり見る時間がなかったので2024年にリベンジしたいです。

7月~9月

妙高休暇村笹ヶ峰キャンプ場

新しいテント
他の幕が入らないように設営し狙い通りの構図で撮影
笹ヶ峰キャンプ場
昔と違ってグランピング施設らしき幕が設置されていた
高地で涼しいこともありファミリーも多め
初めて買った山岳テント
NEMOのアトムオズモ1P

8月半ば。涼しさを求め妙高市の笹ヶ峰キャンプ場へ。
この日は人生で初めて購入した山岳テント「NEMO アトムオズモ1P」を試したくてソロキャン。次の早朝撤収し火打山登山の流れでした。

笹ヶ峰キャンプ場は毎年夏に訪れるお気に入りのキャンプ場です。
標高1300mの高原に位置し、星空がきれいなのもお気に入りポイント。
キャンプサイトも豊富で、ソロからファミリーまで様々な人が訪れます。

火打山

キャンプ場1泊後 火打山の山頂を目指す
木道歩きからスタート
自然豊かな登山道
ヒメシャジン(たぶん…)
ミヤマアキノキリンソウ(たぶん…)
山で植物を撮る人の気持ちが少しわかった気がする

2日目は早朝から登山開始。

火打山
妙高の高山で標高は2462m。
日本百名山の1座にも数えられる山ですが、この時点で自分がどこまで登れるのか試したくてソロで登ることにしました。

高谷池ヒュッテと高谷池湿原
テント場あり 2024年は泊まってみたい
火打山道中の名所である天狗の庭
この日は山頂が顔を出さなかった
山頂までの最後の木道 右に見える湿原が天狗の庭
およそ16kmの登山道はやたら長く感じた

結果的にこの日は満足できない山行となりました。
初めて一人で長めに歩いたため経験不足を露呈。ペース配分をまちがえてしまい後半かなりバテました。
また、台風がせまっていたこともあって火打山山頂はめちゃくちゃにガスってました。なにも景色が見えず不完全燃焼。

2024年リベンジします。

南波高原キャンプ場

市街地の夜景を一望できるキャンプ場
佐渡島も見えました
南葉山側に広がる天の川

上越市の南葉高原キャンプ場は、久比岐県立自然公園の名峰である南葉山中腹に位置しています。
南葉山を背にして市街地や日本海が一望できるキャンプサイトが魅力。
また市営だからなのか利用料金がとても安いのも良かったですね。
この日は夜の街並みや星空がとてもきれいで得した気分になりました。

朝陽を浴びながらお湯を沸かしてスープを飲みました

無印良品津南キャンプ場

9月末ごろには「山とWANDER」というキャンプフェスに参加しました。
会場は津南町の無印良品キャンプ場
2回目の開催となった今回のイベントも大盛況のうちに幕を下ろしました。

公式チャンネルの動画でイベントの様子はわかるのでぜひ見てみてください。私からはお気に入りの写真を何枚か載せておきます。

開幕当初は雨模様
撮影をお願いされたキャンパーの皆さんと
こうやって声かけてもらえるのは嬉しいですね
午後には晴れてくれました
すっかり秋
フェスらしく音楽ライブも楽しみました

10月~12月

谷川岳

2023年中、最も思い出深い登山になりました。

谷川岳
先の苗場山・火打山と同じく日本百名山に数えられる、言わずと知れた新潟と群馬にまたがる名峰です。
実は登山を始めたばかりのころ登った山で、あまりの壮大さに感動してからすっかり好きな山の一つとなりました。

当時は右も左もわからないままベテランハイカーについていくだけだったので、今回は以下のことにチャレンジしました。
①ソロで登ってみる
②山小屋に初めて泊まってみる

この日は天神尾根コース
ロープウェイで天神平登山口を目指します
紅葉を撮りにきたのに想定外の雪
引き返すかかなり迷いました
結局まわりの登山者に紛れる形で登ることに
季節外れの大雪におどろいたであろう植物たち
どんどん吹雪いて先が見えない中進んでいきます

想定外の雪ではありましたが、何とか山小屋へ到着。
天気予報は午後から晴れ。
本当に晴れるのか半信半疑でしたが、小屋内で休みながらそのときを待ちます。

事前に予約していた肩の小屋

最近の天気予報はすごい。本当に晴れました。
急いで外に出てシャッターを切る。
2023年の中でいちばん手ごたえを感じた瞬間でした。

美しき谷川連峰
左側は群馬県、右側は新潟県だそうです

夕方になって他の登山者が帰ってもゆっくり撮影を続けられる。
山へ泊まる醍醐味を知りました。

燃える一ノ倉岳と茂倉岳
月までの案内板
夕陽に照らされる肩の小屋

次の日はAM5:00起床。
5:30に小屋の朝食を食べ、そのまま山頂へ。
6:00の日の出を待ちます。

残念ながら日の出の瞬間はガスって見えず
ただ少し待っていると朝陽を拝めました
トマの耳から谷川連峰を一望
オキの耳へ移動して撮影
トマの耳には一緒に山小屋に泊まった方々が見える

1年超しの谷川岳
こんなにも美しい景色に出会えたのは自分で計画を立てて泊まってみようというチャレンジができたから。
2024年もこうした試みは大事にしていきたいです。

三ノ峠山

2023年は三ノ峠に始まり、三ノ峠に終わる。
1~3月に載せた三ノ峠山の写真と見比べると、自分の写真がこの1年でけっこう変わったんだなというのを実感します。

雪山もたくさん登りたくなったので冬靴を購入
LOWA アルパインエクスパートⅡGT
轍に沿って進む
この日は天候に恵まれ地元の方々も多かった
里山からこの景色が見れるのは本当に素晴らしい
山頂へ到着
木から雪が落ちてくるのに気づきシャッターを切る
写真を撮るうえで音は大事な要素だと気づかされた
スノーシューを持っていないので場所によって歩くのに苦労した
新雪に足を踏み入れるたまらない瞬間
2023年 最後の山行は最高のコンディションでした

以上、長くなりましたが新潟アウトドアライフ2023をお届けしました。
キャンプや登山を通じて自然に触れられる、そういった新潟のアウトドアシーンを2024年も発信していきたいと思います。

Instagramではすでに周知しておりますが、2024年はnoteの更新を頑張って継続していく予定です。
イイね、フォローしていただけますと大変励みになりますので、よろしければお願いします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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