見出し画像

長文レジュメが面接でマイナスになる理由 - 転職で成功する職務経歴書の書き方 #5 -

転職で成功する職務経歴書の書き方#2にて職務経歴書の適切なページ数について解説しましたが、今回は、長文レジュメが面接時にどんな悪影響をもたらすかという切り口で書いてみたいと思います。

そもそも、職務経歴書に書いてあることは全て読まれているのか?

採用人事担当者であれば、長くてもしっかり読み込んでくれる場合も偶にありますが、面接を担当する現場の方々は、そこまでの時間を割くことができないことがほとんどです。
面接前に5分程目を通していただけるのは良い方で、面接が始まってからはじめて職務経歴書を読み始めるケースも多いのです。
(あ、ちゃんと読み込んでいる少数の面接官の方、すいません)

つまり、職務経歴書により面接官に伝えられる情報量に限りがあるということをしっかり認識しておく必要があります。

長文の職務経歴書がもたらす弊害

そうした状況で、面接官が長文の職務経歴書からピックアップするところはどこになるでしょう?

取捨選択せずに過去全ての経験、業務を書いてしまうと、あまりパフォーマンスが良くない経験の所を質問される確率が増えてしまいます

正直な人の場合、「あまりいい結果が出ませんでした。取り立てていいエピソードもなく、腐っていました。」のような回答をしてしまうかもしれません。
人間誰しも常に最高のパフォーマンスを出している訳ではなく、不遇、不調な時代もありますので、そういう過去があったとしても仕方がないことかと思います。
但し、それを限られた時間の面接の中で、あえて話す必要はありません。

どうしたらそうした事態を避けられるか?

それは自分が進んで話ができる実績、エピソードなどに絞って職務経歴書を書くことです。
さらに、職務経歴書テンプレート決定版でも説明していましたが、特別ハイライトするべき事項に関しては、フォントを濃紺等の色に変えるという手法をとってはどうでしょうか。
濃紺でハイライトしている部分があれば、いやでもそこに目が止まり、そこを質問したくなるはずです。
また、事前にハイライト部分に関しては、想定問答を用意しておけば、スムーズに回答はできますし、自分の最も良いパフォーマンスの事例を話すことができます。
面接官はしっかり撒き餌に食いついてくれるはずです。

しっかりした実績もあるのに、面接時にそこを上手くアピールできない求職者の方は、あくまでテクニックではありますが、この手法を是非試してみてはいかがでしょうか。

このnoteを気に入っていただければ、是非スキのクリックをお願いします。
noteを書く励みになります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?