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スマホメモ書き - 自分の曲を再構築すること

やあ、今回もメモ書きです。ベッドの上でごろごろしながらスマホで書いていくよ。

今回は、先日リビルド版を投稿、それから販売配信をした自分の過去曲である 
「image Ⅵ: 23:55 遺言-if a voiceless letter」について少し語ろう。



元々のオリジナル版は2022年の10月3日に遡る


元々この曲は、自分が気が滅入っていて、そんな中でKORG Gadgetを使って、コードやスケールもわからない、けど雰囲気がいいかもしれないスケールとそれにそった音、ガジェットを使って、便利機能をたくさん使って作った曲だ。

もちろんメインのシンプルなメロディはその当時の自分が捻り出したものではあるのだが、本当にこのメロディがメインとなってずっといろんな音が動いているだけなのに他のものがいらない、ちょうどいいものが出来ていたように今でも思う。その当時の自分にとってこの曲はどんな理由やきっかけであれ、しっかりと完成されていたと思う曲なのだ。

実はこの曲のリビルドは元々去年9月に考えていたことなのだが、まだこの頃もCubaseやプラグイン音源を使いこなす力に疎く、また、エクスポートしたオーディオトラックやMIDIを参考に入れる新しい音も迷っていて、頓挫したものだった。
そもそもこれをやってみようとした時は自分がPCでDTMを始めてボーカル曲や合作を進め、テンションが昂っていた時期
そんな気持ちで当時真っ暗な気持ちで作ったこの曲になんか向き合えるはずがない。それは改めて今思うものだった。

時が過ぎて4月
先日の記事で紹介した、サークルプロジェクトのアルバム用楽曲を作り終えた頃、ふっと、
今なら出来るかもしれない。
と息抜きで作業を始めてしまったのだ。

というのも、そのアルバム用の曲は自分の原点回帰をイメージし、その気持ちを忘れずに前に進んでいくというのがテーマで、その時に今まで作った、作ってお蔵入りさせた曲の全てを振り返って聴いていた。

そこで「遺言」を聴いて、今ならもっと自分の中で膨らませていたイメージをもっと高解像度で再現出来るかもしれない。とそう思って作業を進めていた。

今回のサークルプロジェクトの制作のおかげで身についたEQの音削りや明瞭化、コンプやリバーブといったプラグインの使い方も少し上達した気がするので、過去の頓挫したプロジェクトを見直しながら、新しい音、原音トラックをしっかり調整し、ここをこうすれば…と試行錯誤しつつ
あの時の自分はこうだったのかもしれない、と「遺言」と真正面から向き合った。

そして3時間ほどで出来たリビルド版は、より鮮明にあの頃作りたかったものを再構築出来たと思えるものになった。
自分にとっての曲のような何か

一つの曲として昇華させることが出来たかもしれない。

今でこそこの曲は自分の代表作の一つとして紹介出来るものになっていったが
その当時からこれは、自分が、自分の為に作った曲であることに変わりはない。
この曲が無ければ今の自分はない。パーツの一つのようなもの。

それくらいの気持ちを6分の中に詰め込んでるんだなって思った。

この曲の動画を新しく作ったり、TuneCoreで配信するにあたり、当時書いていただいた作字を紛失してしまったことについて、再配布の対応をしてくださったぼくすさんには感謝です。
その作字も、この曲には欠かせない大事なものだったので。

他人から聴いたらショボい、よくわからないと思われるような曲でも
自分の中ではこれが一番。
って思える曲、みなさんもあったりしませんか?


そんな話でした。


それと、先に記したサークルプロジェクト用のアルバムはもう出来上がって配信手続きに入ってるものになるので、また改めて、メモ書きで色々話出来ればいいな。

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