奈良散策🦌⛩️
こんにちは。
最近はあまり遠出をしていないので、そろそろどこか旅行にいきたいなぁとちょっとばかりフラストレーションが溜まっています(´-ω-`)
気休めにカメラフォルダを見返していると、奈良へ日帰りで観光に行ったときの写真が出てきました。
ちょうど去年の今ごろに、ふらりと奈良まで行って、興福寺、春日大社、東大寺あたりを大したプランもなく歩き回ったんです。すごく楽しかったなぁ。足は棒になったけど。
なので今日は、その時に巡った寺社仏閣についてちょこまかと話していこうかなと思います。
ゆるい旅行記と雑学メモという感じです。よろしければお付き合いください。
↑近鉄奈良駅前にいらっしゃった、行基さんの銅像。
とても目立つので、待ち合わせ場所にぴったりです。
行基さんは奈良時代の僧です。
仏教の布教活動をしながら、各地で池や橋の整備を行ったことで知られています。
朝廷から弾圧されながらも民衆からは絶大な支持を得て、やがて聖武天皇に認められ、仏教界で最高の地位である「大僧正」の位を初めて授かりました。
銅像でも、見た人の心を和ませる、おだやかな表情をしていますね。
駅から歩いて、最初に向かったのは興福寺。
あまり綺麗な写真がなくてすみません、写真撮影にはそこまで時間をかけなかったもので…
分かりにくいですが、向かって右側が五重塔、左側が東金堂と呼ばれる建物です。
↑五重塔。
「国宝館」という建物の中にはたくさんの国宝や文化財が収蔵されているのですが、それがもう、めちゃくちゃ豪華でした…!
八部衆や釈迦十大弟子、梵天・帝釈天、千手観音菩薩……
有名な仏像がこれでもかと並んでいて、仏像好きの方は満足すること間違いなしです。
ここで少し仏像に関するアレコレを。
仏像の作り方には色々ありますが、木造と銅像以外の有名どころを挙げると、「塑像」と「乾漆像」の二種類があります。
・塑像:芯となる木に粘土を塗って固める。
・乾漆像:木や粘土で作った原型の上に麻布を貼り、漆を塗って固める。
簡単な違いはこんな感じですが、どの仏像がどっちかは私には見分けがつきませんでした…。
調べてみると、阿修羅像は乾漆像のようです。
仏像の魅力は初見でも感じることができますが、事前に少しでも調べてから行くと、本物を目の当たりにしたときの感動がより一層強まるのではないかなーと思います。参考までに。
↑猿沢池から見える五重塔。
↑お土産に買った、迦楼羅像の缶バッジ。
続いて向かったのは春日大社。
いや、行ってもらうと分かるかと思うのですが、春日大社の境内は、めちゃくちゃ広いです。
興福寺の境内も中々広かったですが、春日大社はその非じゃない。
本殿に続く参道がやたら長いし、たくさんある伽藍はどれも見た目が似ていて見分けが付かない()
正直、どこまで歩けば着くんだろうと途中で不安に駆られました…。
まぁ、鹿たちに元気をもらいながらなんとか目的地まで辿り着き、参拝と、その時開催されていた刀の展覧会を見に行くというミッションを無事果たすことができました。方向音痴は辛い……
↑お土産に買った、鹿がくわえたおみくじ。
↑刀の展示。最高でした。
ここで、春日大社に関するアレコレ。
春日大社は、全国に約1000社ある春日神社の総本社です。春日神社とは、「春日神」と呼ばれる神々を祀っている神社のことで、春日神は以下の四柱を指します。
・武甕槌命(タケミカヅチノミコト)
・経津主命(フツヌシノミコト)
・天児屋命(アマノコヤネノミコト)
・比売神(ヒメガミ)
私も完全に理解しているわけでは毛頭ないのですが、これらの神々は藤原氏と関係が深く、「氏神」として祀られているそうです。
神道に関する話には知識欲がそそられますが、やはり中々難しいですね…
最後に向かったのは東大寺。
はい、有名な大仏殿です。
一段がわりと高めの階段を上ると、見えてくるのが…
はぁぁぁ大仏様…!!
座高が15メートル、座っておられる台が3メートルほどもあるこの「奈良の大仏」は、やはり他の仏像にはない圧倒的な迫力があります。
貫禄があり落ち着いたお顔(悟ってるんだから当たり前か)を見ていると、じわじわと感動がこみ上げてきて、「何があってもこの大仏が守ってくれるんじゃないか」という気持ちになってきます。
そういう気持ちは、普段は中々感じることができないんじゃないかな。
歴史ある場所に赴く楽しみって、ひとつはそれかもしれませんね。
それを目の前にしたとたん言い様のない感動が胸中に広がってきて、まるで自分に誰かが乗り移っているみたいな、自分の中の別人が強く反応しているような感覚になる。
そういうときには、前世って本当にあったんじゃないか、となんだかスピリチュアルな気持ちになったりしちゃいます。
はー、もう一回行きたいなぁ。やっぱり一日ではとても回りきれませんでした。
お昼に食べた柿の葉寿司。美味しかった~
拙い紹介になってしまいましたが、少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。
できれば「スキ」もよろしくお願いします(*´-`)
今回はここまで。
読んでくださりありがとうございました。
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