下手な絵でトラウマを克服できるか。

こんばんは。
まじめに生きていると、たまに「あー、今日はなんもしたくねぇ」って日がありませんか。
課題とか仕事とか、その他やらなきゃいけないことはあるけど、なーんか本気で向き合えない。
嫌々やって出来が悪くなるくらいなら、明日の自分に任せてしまおうか…
私にとって今日はそういう日です。

しかし、私は今まで、そうやって怠惰な自分を甘やかしてきた結果、何をやっても続かない、真剣さを欠いたハナタレ野郎になってしまったわけです。

なにかを達成する喜びを、私も味わいたい!!

なので今日のnoteでは、サッカリンよりも甘い自分に鞭打つために、自ら古傷をえぐっていこうと思います。

古代ギリシャ語で「傷」を意味する言葉、それは「トラウマ」です。

私には見た瞬間に血の気が引くものがいくつかあるのですが、そのうちおそらく過去の経験が原因だと思われるものの1つが、サメです。

小学2年生のとき家族で初めて行ったUSJで「ジョーズ」に乗ったのですが、そのときに、あの作り物ごときに、今も癒えない心の傷を負わされました。

しかも不思議なのが、"当時の"私がジョーズで怖い思いをしたという記憶が全くないんですよ。サメを見て泣いたわけでもなく、むしろキャッキャ言って楽しんでいたような気がするんです。

なのに今の私は、サメのことがこわくて仕方ない。物心ついたときにはもう、この世界に住む生き物でなぜかサメだけが断固NGになってしまっていたんです。

サメを近くで見たのはあの一回きりなので、おそらく、あれが原因じゃないかと思われます。
いつからこんなに嫌いになったんだろう…(サメ好きの方ごめんなさい)

恐怖の対象になって以降まともにサメの画像や映像を見てこなかったので、今日は、じっくりとサメの怖さに向き合おうと思います。(死亡フラグ)

果たして、恐怖の対象に愛着を持てる要素を少しでも見出だすことができるのか…

！！？？

…はい、まずは、今の私のサメのイメージを絵に描いてみました。ジョーズに出てくるサメなので、ホオジロザメですね。

かなりひどいですね。頭の中ではもっと怖い顔をしているんですが……

では、無知が露わになったところで、体のつくりをちゃんと調べようと思います。
恐怖は無知から起こるのだと言いますものね。

…あー、嫌だ、画像検索したくない………

あー…こわいなぁ……さめこわい…

嗚呼……

ア"ーーーーーー！！！！

…はい、やはりいきなり本物はきついので、ファインディングニモに登場するサメから慣れようと思います。(これでも結構きつい)

ニモはストーリーは好きなのですが、どうしてもこのサメ(ブルース)が苦手で…
でも、表情があるのでまだましですね。
ピクサーはおそらく動物の生態とかをきちんと調査してキャラクターデザインをしているはずですから、かなり本物に近い見た目をしていると思います。

なるほど…胸ビレは結構鋭いんですね。尾ビレは弓形で、頭が大きくて、鼻先が尖っていて、腹は白い。

他の角度も見たいので、別の画像を……

と思ったのですが、ブルースの画像があまり見つかりません。これは…本物を見るしかないか……？
他のホオジロザメのキャラクター知らないしな…

あ、やばい、鳥肌たってきた。

いや、だめだ、負けるな私。
弱い自分と向き合わなくちゃいけない。がんばれ。

ふぅー……

とりあえず、今のところ得た情報を踏まえたイメージ図です。ちょっとだけリアルになったかな。(ぶさいくすぎん？)

はぁ…よし、いこう。
今までずっと避けてきた検索ワード、
「ホオジロザメ」… 検索……！！

………………

え？？

え、…？？怖すぎない…？？え、むり、
なにこれ、こｯｯわ。顔面、え、こわすぎ
鳥肌が、え、こんな、こんなこわいのか、え、だめだ、こわすぎる、やばい、こえぇぇ、、

すみません、パニクってしまいました。とりあえずめちゃくちゃ怖かったです。はい。すぐにタブ閉じました。

いやー…やっぱりトラウマってそう簡単には消えないものなんですね。全身の毛が総立ちしました。

でも、やっぱりこのままでは終わりたくないので、スマホの画面を手で覆って画像を隠しながら、wikipediaの説明文を読もうと思います。
以下抜粋。

背側は濃灰色から黒色、腹側は白色で、体を側面から見ると、背側と腹側の色は1本の線ではっきりと分かれている

ふむふむ。

食性は動物食で、イルカやオットセイ、アザラシなどの海棲哺乳類を好み、魚類や海鳥も捕食する。クジラの死骸を食べることもある。またホホジロザメはよくエイを食べるが、エイの棘が内臓に引っかかることも珍しくない。

エイの棘が内臓に引っかかるってのはちょっとかわいいな…

巨大な体、大きな顎、鋭い歯をもち、泳ぐのが速く、獲物の探知に優れているなど捕食者としての能力の高さから、襲われれば最も危険なサメであり、世界中で死傷事故が発生している。

………ですよね。

ホオジロザメが人を襲う理由は、ホオジロザメの獲物がアザラシやオットセイなどの海生哺乳類が多く、サーフィン板等の上で腹ばいになってパドリングする人間の動きや、ウェットスーツを着て足ヒレを動かす姿が、サメからはアザラシのシルエットと同じに見えるためだと考えられている。

あぁ、そうなのか。ただ目に入ったものを手当たり次第に襲っているわけではないのか、なるほど。

よし、では、これらの情報を合わせて、最後にもう一度絵を描いてみようと思います、

あー、なんかめっちゃぽいわ。

不思議とこの絵は怖くないな。

サメへの恐怖はまだ残ってるけど、生態を知って少しだけ親近感が湧いた気がします。少しだけ。

怖れるものが何もないことが「強い」ということなのかは分かりませんけど、ただ怖がってるだけじゃもったいないですよね。ホオジロザメだって、写真ではこわいけど、描いてみたら意外と怖くないことだってあるんですから。

noteがないとこんなことやってみようと思わなかったと思うので、いい機会をもらいました。

ちなみに、ジョーズでトラウマを作った後ジュラシックパークも乗ったんですが、それによって無事恐竜恐怖症にもなったんですよね。

…そっちはまたいずれやろう。

今日はここまで。
読んでくださりありがとうございました。
ではまた次回。

#恐怖症 #トラウマ #トラウマ克服 #サメ #ジョーズ #ニモ #落書き