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Data Design MEETUP!12/19開催レポート

インプットトーク×ワークショップで、データ×デザインの可能性を一緒に楽しく探求する🎉QUICK DATA DESIGN MEET UP🎉は定員を超える60人以上の方にご応募をいただき、12/19、無事に開催することができました。
参加いただいた方、ありがとうございました!

ゲストによるインプットトークで思考のヒントを獲得し、
ワークショップでは新しいアイディアを発見、データをビジュアライズするところまで挑戦しました。
開催レポートをお送りします!


インプットトーク

ワーク前のインプットとして、データ表現、アイデア創出の第一人者のゲストのみなさんに、STEPごとのタイミングでお話いただきました。

✨田川欣哉さん/データデザインに潜む可能性
✨山根シボルさん/新しいアイデアの見つけ方
✨木村浩康さん/データのビジュアライズ

🚀田川欣哉さん
Takram Japan(株)代表取締役/デザインエンジニア
https://ja.takram.com/
🚀山根シボルさん
株式会社人間 代表取締役/アイデアマン
https://2ngen.jp/members/yamane/
🚀木村 浩康さん
ライゾマティクス/フロウプラトウ所属
アートディレクター/ウェブデザイナー
https://twitter.com/hiroccck

ワークショップ

STEP1 キーオブジェクトの要素分解

各テーブルに配置されているキーオブジェクト(本、植物、香水、おにぎり、ヘッドホン)を要素分解しました。
素材、形、質感、使われ方などを「要素分解カード」に書き出します。

STEP2 キーワードを掛け合わせ新しいアイデアを見つける

新しいアイデアを発見するために、STEP1で書き出したキーオブジェクトの「構成要素」カードと「カケアワセ」カードを組み合わせて議論していきます。
ワーク中、ゲストの方々には各テーブルをまわり、アドバイスやコメントをしていただきました。

各テーブルにファシリテーターがつき、活発な議論が行われます

STEP3-4 アイデアを絞り、整理する

前ステップで発見されたアイデアから、最もユニークで社会や生活に役立ちそうなアイデアを1つ選択し、そのアイデアを
「何のデータを測るか?」「なぜ必要か?」「誰にとってのデータか?」
の3つの構成で、1枚のシートに整理していきます。
社内でも同様の研修を行ったのですが、クリエイティブ職種の方は、アウトプットが速く、多い!
とにかく「アウトプットする」、とりあえず「図や絵にしてみる」スキルを活かしてどんどんシートが埋まっていくのが印象的でした。

STEP5 ビジュアライズの下準備

STEP6でアイデアをビジュアライズするための構成要素となる、メタファー(比喩)への変換の前準備を行います。
STEP4にて設定したターゲットの親しみやすい物事や事柄を書き出し、ターゲットに伝わりやすいメタファーを探っていきます。

STEP6 メタファーとメディア・媒体を選ぶ

STEP7で行うアイデアスケッチに向けて、前ステップで書き出したキーワードから1〜2つ、ビジュアライズで表現するメディア・媒体を事前に準備したカードの中から1つ、それぞれ選定します。

STEP7 アイデアスケッチを描く

STEP1〜6で具体化したアイデアをビジュアライズするためにアイデアスケッチを描いていきます。
ここでは、インフォグラフィックとは異なり、グラフ・図・数字のような直接データを表現する方法を用いず、視覚的に表現することを目指しました。

グラフや図ではなく、メタファーを使って視覚的に表現していく

発表 / 展示

最後に、各チームがそれぞれ作成したアウトプットをホワイトボードに貼り出して、発表を行いました。

・どんなデータを測るか?
・なぜそのデータを測るのか?
・そのデータは誰が喜ぶのか?
・どのように伝えるのか?

参加者全員でアウトプットを観てまわり、ゲストから講評をいただきました。

・香水を選ぶ、つけるタイミングのデータでその日の自分のコンディションがわかるというアイデア
・積読データからその人の性格を測るアイデア

など、生活で身近な要素のデータを収集・表現することで、日常の行動が変わるような「行動変容」を促すアウトプットに注目が集まりました。

各グループのアウトプットを参加者全員で見ています。ゲスト(田川さん、木村さん)による講評中

使用ツールのご紹介

懇親会では、木村さんにお仕事のポスターを解説していただくなど、とても充実した時間でした。
実は、スライドでご紹介いただいた事例のポスターを何枚か持ってきていただいたのですが、悔しいことに会場に貼る場所がなく…次は広い場所で開催できればという野望が膨らみました…!
オープニングから懇親会終了まで、予定を1時間近く超えた盛り上がりでした!(皆さま、ありがとうございました…!)

19日参加いただいた皆さま、そして開催にご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました!

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