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#00「生きていく上での優先順位」

「私の生き残り戦略」の話の前に、確認しなければならないことがあります。それは「生きていく上での優先順位」です。

あなたは「自分を守ること」と「会社で働くこと」にどちらを優先していますか?


本質のはなし

 仕事柄、「本質」とは何なのかを考えて生きてきました。
表面に出てくる膿(課題)を拭ってもその場しのぎの対応にしかなりません、その膿の原因(本質)を見つけ取り除くのが私の仕事でした。
そんな中、なぜこの人はそのような行動をするのかという、人の本質も考えるようになりました。
 
 たどり着いた人の本質は「生きるため」でした。
 
 悪事をする人も、良事をする人も、目的は違えど「自身が生きていくため」にしているのです。
 
 例えば、何か満たされないと思う人は、満たされることで心を安定させたい、つまり「生きたい」のです。
 理解できない人を相手にする場合、相手が「生きる上で何に重点を置いているか」を把握すると、その人の思想やこだわりが見えてその人を理解しやすくなることもあります。

優先順位の決め方

 「自分を守ること」と「会社で働くこと」に対して「優先順位」を確認してください。
 その判断基準は「生きるため」という本質を基準にしてください。

わたしの優先順位

①「家族を守る」②「自分を守る」③「同僚または周囲の人を守る」
④「世の中に貢献すること」⑤「会社で働くこと」です。
私にとって会社は④を実現するためのフィールドに過ぎません。

 時々、社員は家族と言う話を聞きますが、上下関係があり評価精度がある時点で家族ではないのです。
なぜ「最初に首を切るのは、弱い家族からなのですか?」と問いたい。

わたしが会社を辞めた理由

 過去に一度理不尽な評価をされたので、辞めた会社があります。
 私の中で優先順位が明確だったので退職理由は

「この会社では自分の家族を守れないと判断した」と伝えました。

 評価で部下をコントロールできると考えたのでしょうが、その会社でも高い成果を出していたので私の転職後その方は辞職したそうです。

優先順位の確認

 私たちは、今の働き先が無くなっても生きていく必要があります。
 会社は選べますが、家族を選ぶことはできません。
 その会社はあなたやあなたの家族を永遠に守ってくれますか?

 改めて問います。
 「その会社で働くこと」は「自分を守る」ことよりも優先されますか?
今の境遇により悩む人も多いと思いますが、ここが全ての起点となります。
 私も難病のため転職困難者つまり「弱者」になりましたが、この順位を変える気はありません。

最後まで、お読みいただきありがとうございます。
 
「なまけ弁当」


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