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#02「濡れた暖簾のように振る舞う」~ストレスからの防御編~

他人の何気ない言葉は「ストレスの弾」となりあなたをズタズタに切り裂こうとするでしょう。

撃った本人は「何気なく引き金を引いた」程度の罪悪感しかない。

困ったことに、その弾を避けることは不可避で「確実にあなたを直撃する」


◎どうすればよいのか?

火縄銃の弾は「板は貫通するが、濡れた暖簾は貫通しない」という話を聞いたことがある。
 
ストレスの弾に対して、自身の正しさを相手に説明したり、その行動により跳ね返そうと「固い表皮(自身の正しさの盾)」を作り自身を守ろうとしても、その未熟な盾では跳ね返すことはできずに、その弾は簡単に盾を貫通してあなたの深層部まで破壊するでしょう。

しかし、「濡れた暖簾のように」しなやかな表面を持てば、弾の衝撃を表皮で吸収しあなたの深層部は守られるでしょう。
 
「#00生きるための優先順位」で説明した順位が明確な人、つまり「何が大切なのか」という自身に「芯」があれば、その弾はあなたを傷つけることはできません。


◎わたしの「濡れた暖簾の振る舞い」

「何言ってんだこいつ。働いているのはお前のためでも、この会社のためでもない!」と思いながら聞き流すようにしています。
だいたいこのような人の話は、聴く価値のない内容なのだから時間のムダです。まともに聴いてはいけません。
 
「君のためを思って・・」と言う人ほど信用しない方がいい。本当に思っている人はそんな言い方はしない。

どんな事があっても「あなたを信じて待ってくれる人」が本当にあなたを思っている人だからです、私にとってそれは恩師でした。

もしあなたに恩師がいたら恩師と比較してみると「彼がどれだけ器の小さい人間なのか」がよくわかると思います。
上司という権限を持ったことで、気持ちだけでっかくなった「小物」です。
 
聴く相手を間違えてはいけません「聴く価値」のある人間を探してみるのも良いでしょう。
もし周囲や社内に一人も居なければ転職をお勧めします。

「周囲の考えを変えるのは不可能です、自身が新しい環境に移動する方が圧倒的に合理的だからです」
人生は有限なのですから・・

◎愚痴の処理

よっぽど信頼できる人であれば愚痴を聞いてもらってもよいが、SNSや社内で愚痴を言うと、その上司の耳に入る可能性があります。また愚痴を聞く側にとってもイライラした人を相手にするのはストレスの伝播になるので、できれば本人のなかで処理できるようになるとよいでしょう。

◎わたしの愚痴の処理

仕事の愚痴は家では話さないようにしています。家族にイライラが伝搬して家庭環境に影響するのは「相手の思う壺」だと考えているからです。

そのため私個人は、休日は仕事のことを思い出したくないので会社の人と会うのは避け、完全に仕事とプライベートを分けています(どちらが正しいというのはないと思います、もともと人見知りなのでこちらを採用しただけです)。
とはいえコミュニケーションはある程度必要とも考えているため、ニガテだけども会社の飲み会には参加するようにしてバランスを取るようにしています。

愚痴の言えないストレスは趣味のバイクで風に流すようにしています(時々ヘルメットの中で叫んでいることもありますが・・)。

◎まとめ

 「芯」となるものがあれば「濡れた暖簾のように」振る舞うことができるため、ストレスからあなたを守ることができるでしょう。

◎実は「芯」には2種類ある

1つ目は既に説明した「何が大切なのか(#00生きるための優先順位)」
もう1つは、「自分らしさ(他の人にはないこだわり)」である。
 
「自分らしさ(他の人にはないこだわり)」という「芯」を手に入れ、さらにこれを仕事にできれば、それはあなたの「武器」になります。
「自分らしさ=武器」の作り方は、ゆくゆく説明していきたいと考えています(#06参照)。 

 最後まで、お読みいただきありがとうございます。

「なまけ弁当」


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