#05 私たちはいつ「自分らしさ」を見失ったのか?
「自分らしさ」は「偽りのない自分」。「自分らしく生きる」とは「自分らしさ」を軸として自身の道を切り開いていくこと。
多くの人が一度は「自分らしさ」を見失い、または見失ったままなのではないでしょうか。
(補足:ここでの「自分らしさ」とは「欲」とは異なり「自身のこだわり」に近いものです)
◎「自分らしさ」を見つけることがなぜ難しいのか
集団生活の考え方が根底にある日本の教育では、他の人と異なる振る舞いをした場合、否定・修正されてしまいます。
「自分らしさ」は他の人と異なる部分のため否定され、見失ってしまった人は多いのではないでしょうか。
また否定されると「自身の修正点」=「自分の嫌な部分」と記憶されるため、見つけることはさらに困難になります。
◎「自分らしさ」はいつできるのか
あなたが幼少の頃、他の人と違う振る舞いをした際に、否定・修正されたことはないでしょうか。
つまり「自分らしさ」を否定される前、幼少の頃には「自分らしさ」はできていたのではないでしょうか?
もし成長の過程で受けた情報だけで「自分らしさ」が決まるのであれば、兄弟姉妹のような同じような環境で育った人は同じようになるはずですが、実際は異なるケースが多いと思います。
また、自分探しの旅にでる人は、本来自身にある「自分らしさ」を探しているのではないでしょうか?
つまり、「自分らしさ」は「本来その人が持っているもの」で「幼少の頃」には形作られているものと思います。
「三つ子の魂(自分らしさ)百まで」は言い過ぎかもしれませんが、少なくとも「三つ子の魂(自分らしさ)二十歳まで」は言えるのではないでしょうか?
◎「自分らしさ」を見つける方法
既に「自分らしさ」を見つけている人には不要な内容になりますが、もしまだ見つかっていない人は参考にしてもらえればと思います。
他の人よりも「優れているかではなく」、「こだわりがあるか」が重要になります。
「好き=自分らしさ」とは必ずしもならないため、自身の好きな部分、嫌いな部分も含めて考えてください。
もう少し要領よくできればと思っていることが実は「こだわり」だったりするからです。
そのこだわりは「違和感」として記憶されているかもしれません。
ありのままの自分を受け入れ、幼少のときに感じた「違和感・こだわり」を探してみてください。
「否定されたけどコレをするのが好きだった」というのがあればそれが「自分らしさ」かもしれません。
どうしても思い出せないときは親などのあなたの幼少期を知る第3者の話を聞いてみても良いかもしれません。
「土いじりが好きだった」「料理が好きだった」「体を動かすのが好きだった」「本を読むのが好きだった」「動物が好きだった」などの
「自分らしさ(こだわり)」を仕事として継続している人は、幼少の頃からそのような「こだわり」を持っていたと思います。
つぎは「自分らしく生きるために必要なこと」を紹介したいと思います。
最後まで、お読みいただきありがとうございます。
「なまけ弁当」
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