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配属ガチャ回避方法を実践した20年後の今

20代の3年は、30代の5~6年、40代の7~8年くらいの価値があると思います。

明確な目標がある人にとって、配属ガチャで貴重な20代の数年をムダにするのは嫌だという気持ちはよくわかります。

参考になるかわかりませんが、約20年前私が実践した配属ガチャ回避方法とその結果を紹介します。
(上司ガチャの回避方法ではありませんのでご了承ください)


◎配属ガチャを受け入れるという選択肢もある

①異動希望を出し続ける
自身のキャリアビジョンを毎年提出するような企業であれば、そこに異動希望を出し続けることで、数年後に配属先を変えてもらえるかもしれません。

②生涯年収を重視
退職金・企業年金重視で企業を選んだのであれば、配属ガチャを受入れ定年まで1つの企業に務めるのが賢いと思います。

③資格重視のスキルアップを目指す
大手は資格補助や勉強時間を確保し易いというメリットがあるため、資格を取得するためと開き直って配属ガチャを受け入れるのもありだと思います。

④考え方を変える
いろいろな経験をしたい、順応力を磨きたい人であれば、配属にこだわらないと思います。

◎配属ガチャを受け入れられない人への提案

配属ガチャを受け入れる・受け入れられないかについては、どちらが正しいというのは無いと考えています。

その人の人生の過程で受け入れられることなのか、そうでないのかだけだと思います。

私は受け入れられなかった側の人間で、このような人は将来のビジョンが明確な人に多いと思われます。
 
提案:「中小企業に入社し、配属ガチャの可能性を下げる」
 
希望の配属先に入れる可能性は中小企業の方が上がります。
枠を絞って新人を応募しているため、全く異なる配属先になる可能性が低いためです。

◎私の配属ガチャ回避実践

私は「開発の仕事」ができることを重視していました。
大手は学歴で配属先が決まるため、花形の開発部署へ配属される確率は低いと判断し、実力があり開発しかしていない中小企業へ就職をしました(当時は大手に入った方が安泰という考えが主流だったので、理解されませんでしたが・・)。

◎実践結果

選択は正しかったと思っています。その後、3回ステップアップ転職し現在に至ります。

最初の小さな会社には「天才」がいて、大学とはレベルが違う!と感心しましたが、大手は「秀才(高学歴)」はいるけど「天才(バカを極めた人)」が少ない(まだ会ったことがない)ことに気づきました。
 
大手の就職面接では、特定の能力に特化した「天才」は、それ以外で大きく劣ることが多いため最初にはじかれてしまうのだと思います。
また組織を重視する大手では、賢い「秀才」の方が扱いやすいのも事実だと思います。
そのような背景から、大手に天才が少ないのかもしれません。

◎大手で開発を学べない理由(私の少ない経験から)

最新の技術はスタートアップのような中小企業が得意とし、大手はそのリスクから手を出さず成果が出たらM&Aをすればよいとの考えなので技術が生まれる土壌がなく、やっているのはコストダウンばかり。

 本気で開発を学ぶなら中小企業をお勧めします。

ちなみに現在4社目。本当はもう1回くらい転職(最後はスタートアップへ)したかったけど・・病気ため難しくなってしまった。

機会があれば、ステップアップ転職の極意(転職前の準備、転職後の会社での立ち振る舞い方)もまとめていきたいと思います。
 
 最後まで、お読みいただきありがとうございます。
 
 「なまけ弁当」

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