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チームにおけるモチベーション・フォロワー論の欠点

今回は、個人のモチベーションではなく
チームにおけるモチベーション・フォロワー論の話になります。


◎チームにおけるモチベーション・フォロワー論の致命的な欠点

モチベーション・フォロワー率の高いチームなら1回や2回の失敗ならなんとかなるかもしれませんが、最終的に「プロジェクトが大失敗」または「失敗を連発」したらどうなるでしょう。

そのチームからモチベーションやフォロワーは消し飛んでしまいます

これは仮にチームメンバー全員にモチベーション・フォロワー論やコーチング等の知識があったとしても、その知識に技術課題の解決方法は書いていないため防ぐことは困難です。
また組織のチームは何年も継続するため、このようなことは起きると思います。

一度落ちたモチベーション・フォロワーを戻すのは至難の業です。
その後どうするのか?マネージャーを代えてモチベーションを上げ直すのか?
スポーツの世界ならメンバーも含めて入れ替えが可能ですが、会社ではそうはいきません。

◎チームのモチベーション・フォロワー論は結果論

モチベーション・フォロワー論が有効なのはプロジェクト結成時と成功に向かっているときに限られます。
そしてモチベーション・フォロワー率を維持するためには、チームの成功率を高い状態に維持する必要があります。
 
成功が続いているチーム
 モチベーション・フォロワー率は勝手に上がります。

 自然現象なのでチーム内でモチベーション・フォロワー論をチーム内で意識する必要がありません。
 
失敗を連続し成果も出していないのにモチベーションだけ高いチーム
 チームとして問題があるし、その雰囲気は気持ち悪いと思いませんか?

モチベーション・フォロワー率が高いからから成功するのではなく、成功したからモチベーション・フォロワー率が高くなるのです

つまり結果論なのです。

◎どうすればよいのか?

「チームの成功率を上げればよいのです」もちろん簡単ではありません。
 
モチベーション・フォロワー論を知識として知っておくことは大切ですが、
モチベーション・フォロワー論に頼るのではなく、本質である「どうすれば成功するのか」を真剣に考えてみませんか。

私たち現場の仕事は、モチベーション・フォロワー率を上げる事ではないはずです。
 
私は「成功への導き手」として様々な課題を解決する社内コンサルタントをしています、課題を解決するのはチームの雰囲気ではなく解決力なのです。メンバーがシナジーを生み出す解決力を身に付ければ自然とチームの雰囲気も良くなります。今後この辺りのノウハウもまとめたいと思います。

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最後まで、お読みいただきありがとうございます。
 
「なまけ弁当」


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