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その13 子犬の飼い主さんの憂鬱 トイレ


家に来た直後

私のワンコさんは、保護されて私の家に来た直後は、トイレに一週間籠城しました。
見てお分かりの通り、かなりの栄養失調です。
ガリガリに瘦せており、身体中の皮膚が炎症を起こして血が出るほど搔きまくっていました。
このまま無事大人になれるのか本当に心配したものです。

籠城自体は問題ないのですが、さて、子犬さんのトイレはどうしたものかと思い、トイレの前から廊下、それに続く部屋にペットシーツを敷き詰めると、私がいなくなった時にそっとトイレから出て、シートの上で用を足していました。
ペットシートを敷き詰めているので、そもそも粗相はありません。

犬は寝床から離れた所で排泄をする習性があるので、それを利用するのです。
最初は何か所かで排泄をしていましたが、最終的には一か所に定まり、今でも一応緊急事態用にトイレは残しています。

子犬さんが来てから私がしたことは、環境を整えてあげることと、音に過敏だったため、静かにして出来るだけ音を立てないことぐらいでしょうか。
後は、ほっときました。
こんな時、無理やりトイレから出し「慣らす」なんてことをしてはいけませんよ。

こんなに凛々しくなりました

「環境を整えてほっとく」と子犬はぐんぐん成長し、自分のペースで自然に慣れていきます。
「環境を整えずに、あれやこれやと不適切な対応をする」と飼い主さんも子犬さんも負のスパイラルに陥っていきます。

のんびり育てましょう。   つづく


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