福ちゃん

こんにちは。 ドッグトレーナーが犬との日々の暮らしを綴っていきます。 ご興味のある方、…

福ちゃん

こんにちは。 ドッグトレーナーが犬との日々の暮らしを綴っていきます。 ご興味のある方、是非お立ち寄り下さいませ。 動物応用科学修士

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その5 犬の散歩の豊かさ

毎日の散歩のコースは犬が決めています。 私は後から、安全や周りにご迷惑にならないかを確認しながら基本ついて行くだけです。 このやり方に変えてから、私は多くのことを犬から学んでいます。 散歩コースは大きく分けて、「山」「海」「街」「原っぱ」の4コースで、これが更に枝分かれし、4×2で8パターンぐらいになります。 どのコースを選ぶかは、前日にどこに行ったか(前の日と同じコースは行きません)、気温、湿度、低気圧の接近、工事などの騒音、体調を総合的に考えて決めているように感じます。

    • その40 犬を迎える前にしておくこと

      犬を迎える前にしておくこと。 沢山ありますが、一つだけ選べと言われたら「部屋の片づけ」です。 少なくともワンコさんが一番長くいるリビング。 誤食を防ぐためにも、徹底的にです。 よくあるご相談。 「テーブルの上に物を乗せていたらいたずらされました」 「ゴミ箱をあさられました」 「ティッシュペーパーを全部出して吹雪のようになっていました」 「ピアスが見つかりません、食べちゃったかも」 「リモコンが全て壊されました」 などなど枚挙にいとまがありません。 片付けの極意は、とにかく

      • その39 私は絶対日焼けしない派

        紫外線が強くなってきましたね。 愛犬とのお散歩中の紫外線対策はどのようにしていますか? 私は絶対日焼けしない派です!(^O^)/ というのは、若い時に夏は焼いてなんぼと、日焼けしまくったせいで様々な肌トラブル見舞われたからです。 若気の至り・・・ さて、お散歩中に他の飼い主さんを観察すると、紫外線対策している人が少ないように思えます。 紫外線よりも涼しさを優先しているからでしょうか? 日焼け止めを塗っているのかもしれません。 日焼けは、沢山愛犬とお散歩している証拠ですので

        • その38 抑制ではなく解放を

          カナダに住んでいる友人の話し。 彼女は3頭の犬と自然豊かなエリアで暮らしています。 冬はマイナス30度にもなるそう。 「散歩は3頭一緒に行くの?」と聞いたところ 「リードは着けずに3頭一緒」とのこと。 動画を見せてもらったのですが、3頭が離れたりくっついたりしながら、おもいおもいに走ったり匂いを嗅いだりと散歩を楽しんでいました。 マイナス30度の冬は、靴を履かせることもあるそうです。 「問題行動のある犬っている?」と私。 「この辺りでは聞いたことがない」そうです。 ち

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        その5 犬の散歩の豊かさ

          その37 noteを始めてみて

          今年のゴールデンウィークは諸事情により、えらく暇で時間をもて余していました。 そんな時友人からふとこのnoteのことを聞き、検索して覗いてみたところ、他のプラットホームとは明らかに違う静かさや上品さのようなものが漂っていました。 どの方も文章が上手! 何だか面白そう! 炎上もしなさそう! 書き始めるにあたっての操作も何とか一人で出来そう! と言うことで、特に目的もなく始めた次第です。 使い方もまだいまいち分かっていないと思います。 そして、始めるにあたって最初に決めたの

          その37 noteを始めてみて

          その36 恐怖の花火大会が始まった

          私は海の近くに住んでいるために、とにかくこれからの季節、花火大会がやたら多い。 5月から始まり、何と11月まで続くのです。 私のワンコさんは、重度の花火(雷)恐怖症のため、音から逃げるしか方法はありません。 幸い花火は開始時間がきちんと決まっているので、事前に調べておけばほぼ完ぺきに花火の音を聞かせずに済みます。 まず、ネットで半径30キロ以内の花火大会の日程を検索し手帳に書き留め、更にスマホのアラームを花火開始30分前に全てセットしておきます。 アラームが鳴ればうっかり

          その36 恐怖の花火大会が始まった

          その35 いくつもの名前を持つ犬達

          古畑任三郎が冒頭こんなことを言っていました。 「えー、犬を飼っている人に一言。名前を呼ぶときに”ちゃん”を付けるのをやめて下さい。”ちゃん”を付けると犬は”ちゃん”までが自分の名前だと思い込んで、”ちゃん”を付けないと振り向かない場合があります。犬には・・・」 (第一シリーズ第一話 「死者からの伝言」より) たいていのご家庭では、ワンコさんを2~3通りの呼び名で呼んでいませんか? 「ポチ」が「ポチちゃん」になったり「ポッちゃん」だったり。 家族でもそれぞれに違う呼び方だった

          その35 いくつもの名前を持つ犬達

          その34 動物たちのコレクション

          先日パピークラス(子犬と飼い主さんが集まり、遊ばせたり犬との暮らし方を学ぶクラス)でとても可愛い光景が見られました。 数頭が楽しく遊んでいるかたわらで、一頭の子犬さんが一生懸命、散らばっている玩具を集めトイレトレーの上に見事にきっちり全部乗せていました。 友人のワンコさんは、部屋の中にある観葉植物から落ちた葉をテーブルの下に一列に並べるのが得意だそうです。 私の犬は、スリッパや玩具を自分のベッドに日夜集めていて、何か無くなったと思ったらそこを探せばだいたい見つかります。

          その34 動物たちのコレクション

          その33 毒餌から愛犬を守る為には

          忘れたころに、撒かれた毒入りの食べ物を犬が食べ死亡したなどと言うニュースが流れてきます。 本当にこれは怖いです。 残念ながら毒餌から愛犬を100%守る方法はありません・・・ でも、確率をあげるやり方はあります。 これまで身近であった毒餌事件の事例です。 (噂話ではなく) ①公園の広場で毎日同じ時間に(朝夕)犬連れの人達が集まり、犬のリードを放して遊ばせていた。 ある日、たまたまそこの公園を散歩していた犬が茂みの中にあった毒餌を食べ短時間で死亡した。 ②公園の近くにある

          その33 毒餌から愛犬を守る為には

          その32 犬の散歩は大人になってから

          飼い主さん向けのセミナーでお子さんのいらっしゃるご家庭にお伝えする事は、「散歩は必ず大人がすること」です。 4月6日 群馬県で、犬と散歩中の9歳の女の子が列車にはねられ死亡 4月9日 愛知県で、夜犬の散歩をしていた小学校3年生の女の子がトラックに轢かれ死亡 先月だけでも私が知る限り、犬の散歩をしていた子供の事故が2件起きています。 犬の散歩をお子さんにさせるご家庭は実は少なくないんです。 理由としては ・子供が飼いたいと言って飼ったので責任を持たせるため ・そもそも親は

          その32 犬の散歩は大人になってから

          その31 ドッグトレーナー業界についてナイショ話

          ドッグトレーナー業界には様々な派閥があります。 (どの業界でもありますね) 肩書はだいたいこんな感じに分かれます。 訓練士・ドッグトレーナー・インストラクター・アドバイザー・ビヘイビアリスト・獣医行動診療科認定医・・・ 私は一般的に分かりやすいと思いnoteではドッグトレーナーと言っていますが、通常はインストラクター系です。 だいたいにおいて師匠がおり、その師匠が名乗っている肩書を弟子達は継承して名乗っていきます。 ですから簡単に他のグループに移動して肩書を変えるのはなか

          その31 ドッグトレーナー業界についてナイショ話

          その30 犬は親孝行の道具ではありません

          シニアの方が犬を飼う理由はいろいろあると思いますが、離れて暮らす子供からの贈り物というのが意外と多いんですよ。 離れて暮らす子供達は心配します。 「寂しいのではないか」 「ボケるのではないか」 「犬がいたらきっと楽しいだろう」 プレゼントされた親はため息をつきます。 「せっかく自由な時間を楽しんでいたのに」 「旅行にも行けなくなる」 「毎日の散歩がきつい」 以前訪問したお宅のお話を2つ。 そのお宅では、高齢(80歳近く)の女性がお一人で暮らしていました。 そこへ海外で

          その30 犬は親孝行の道具ではありません

          その29 雨の日の犬達

          犬のしつけ教室に通った経験のある方はこんなことを言われたことはありませんか? 「雨の日にお散歩に行けないとストレスが溜まるから、お部屋で遊ばせたり頭を使ったゲームをしましょう」などと。 野生動物を想像してみると分かりますが、雨の日は皆巣にこもり、身体が濡れて体温が低下しないように、またエネルギーを消耗しないように丸まって寝ています。 犬は野生動物ではありませんが、雨の日は体力を温存する日と決めて、あえて遊ばせたりせず、ゆっくりさせてあげた方が私は良いと思っています。 但

          その29 雨の日の犬達

          その28 犬の為にこんなことしちゃいました特集

          犬の為に頑張る飼い主さんのエピソード。 実際のクライアントさんの話です。 ・東京住まいから北海道へ、大型犬3頭と夫婦で移住した (暖炉のあるリビング、広い庭、雪で遊ぶ犬達・・・最高です!) ・忙しい仕事から転職した (転職先との約束は「犬がいるので一秒も残業しません」です) ・閑職に異動した (犬と一緒の時間を作る為に、出世を諦めた) ・DV夫と離婚した (離婚したとたん吠える・咬みつくなどの問題行動が自然に無くなった) ・キャンピングカーを買っちゃった (犬と一緒

          その28 犬の為にこんなことしちゃいました特集

          その27 イギリスには花火を禁止できる法律があった!

          イギリスのスコットランドでは、2023年6月23日から、地方自治体が花火規制区域を指定できるようになり、その区域内で花火に点火したり、火のついた花火を故意に投げ込んだりすることは犯罪となりました。 地方自治体は、住民からの意見を参考にして、特定の地域で花火の使用を制限する必要があるかどうかを決定できるようになったものです。 つまり、各自治体の皆で話し合って花火の禁止区域を定めるかどうか決めていいよという事のようです。 なぜこのような法律が出来たのでしょうか? シビアン

          その27 イギリスには花火を禁止できる法律があった!

          その26 地鳴りの正体は?

          おととい(5月23日)、関東周辺にお住いの方、ドーンという低い地鳴り音を感じませんでしたか? 南海トラフ地震が近いなどと言われているので、前触れ?と思われた方もいたかもしれません。 その音の正体は、陸上自衛隊東富士演習場での榴弾砲射撃です 特に5月23日は、実弾射撃訓練が行われたようです。 富士演習場から私の家までは直線距離で70キロ以上離れているのですが、夜の9時過ぎまで時折ガラス窓が振動するほどの地鳴りが響いていました。(家が古いので影響大) 戦争が起これば、このよ

          その26 地鳴りの正体は?