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ギターの天才エディ・ヴァンヘイレンが、ギターの天才レス・ポールのショーで演奏する奇跡の一曲
近ごろ繰り返し聴いているのが、ヴァンヘイレンの天才ギタリスト、エディ・ヴァンヘイレン。同じく天才ギタリスト、レス・ポールのショー「レス・ポールと仲間たち - 彼が音楽を変えた」のゲストとして出演したときの1988年の演奏がすごい。いつものバンドメンバーではなく、名うてのセッションミュージシャンたちと演っている。
もう、めちゃくちゃカッコいいし、信じられない演奏スキルだし、バンドの一体感も超絶。元
「Spotifyまとめ2023」今年も耳に心地良い年になりました
今年もSpotifyまとめの時期になって、1年の音楽遍歴を振り返る。スポティファイの素晴らしいサービス。忘れないうちに書いておこう。
聴いたジャンルは、ふんふん、まあこんな感じだろうね。70年代、80年代のソウルミュージックが好きだから。
1 ”In Love With You” Los Amigos Invisibles
でも、いちばん聴いた曲はベネズエラのファンキーなバンドの曲。マルーン5
月は私のもの - フェアグラウンド・アトラクション
黄色に光る中秋の月を眺めていたら、この曲が頭の中で流れた。
イギリスのバンド、フェアグラウンド・アトラクションの「ムーン・イズ・マイン」。月は私のもの。大好きな曲だ。
1988年発表のフェアグラウンド・アトラクション唯一のアルバム「The First of a Million Kisses」に入っている曲。アルバムタイトルが「百万回の最初のキス」なんて洒落ていて、写真家エリオット・アーウィットの
パラレルワールドを信じるかい?
パラレルワールドは存在するのだろうか?
パラレルワールド、並行世界、世界線。
この世界と同じような、でも違う世界が別にあって、そこに移行したり、時には行き来したりする。
SFめいた話だが、ここしばらく、パラレルワールドはあるんだ、と感じている。別の世界を感じるというよりは、別の世界に移行した、という実感。
人間関係が微妙に前と変わっていたり、好きだった場所をそれほど心地よく感じなかったり。それ
“紳士淑女のみなさま、これこそがゴールです”「マラドーナ独白」読書記
アルゼンチンが優勝した1986年のメキシコW杯の一部始終をマラドーナがしゃべりまくる。何度読んでも胸がジンと熱くなる。
マラドーナの小刻みなタッチ、予測不能さ、躍動感溢れるプレースタイルは、しゃべっても同じで、文章からも十分に伝わってくる。
激情、速いテンポ、反骨心、遊び心とユーモア、自由。マラドーナの魅力が詰まってる。翻訳の宮﨑真紀さんは素晴らしい仕事をしたのだと思う。
出色は、イングランド
美味しいときは美味しいと言えない
本当に美味しいものを食べたときは、美味しいとは言えないものだ。
無言で飲み込んで次を口に運ぶ。ときには眉間に皺を寄せて。
前に、浅草のインドカレー屋に行った時がそうだった。インド西南部のケララ州の料理を出しているお店。
そのときは、20人くらいのインド人と思われるグループがいて、素手で食べている。その姿がまさに、全員が無言で、眉間に皺を寄せて、真剣な表情で、黙々と、器用に指で混ぜながらお米や