ゲームクリエイターがキャリアチェンジ。Webtoonプロデューサーの道へ。
Mintoはアニメ・漫画などのエンタメビジネスをアップデートするスタートアップです。今回は、Webtoon部でプロデューサーの柴田さんにインタビューをしてみました。
まずはご自身の自己紹介をお願いします
私は現在Webtoon部でプロデューサーをしています。まだ自分の企画を立ち上げていないので、先輩P(プロデューサー)から引き継いだ作品を担当しています。それ以外にも、他作品の写植仕上げのお手伝いや、他Pの進行管理をしています。
前職では、ゲーム会社で5年ほどプランナーをしていました。スマートフォンゲームから、コンシューマーゲームまで、乙女向けゲームにアクションゲーム……いろんなジャンルのゲーム制作に携わってきました。アウトゲーム部分を担当することが主でした。アウトゲーム部分は、あらゆるプレイヤーへのわかりやすさ・親切さに気を遣って制作していたので、それは現在の業務にも活きていると感じます。
また、アートディレクションもしていたので、それも今の業務に活きていると思います。
入社をした理由、きっかけを教えてください
裁量の大きい仕事がしたいなと思ったのがきっかけです。前職でも、少数精鋭でゲーム作りをしていたので、裁量はそれなりに大きい方だったのですが、「せっかくの人生、もっと裁量の大きい仕事がしたい!」と欲が出てしまいました(笑)
それで、業界にこだわりなく転職を考えていたのですが、そのタイミングで中川さんからカジュアル面談のお誘いがきました。正直申し上げますと、面談前はビビっていました。Mintoのホームページはおしゃれだし、ベンチャーっぽいし、みんな笑顔で白Tシャツ着ているし。カジュアル面談で、難しいカタカナ語を多用されたらどうしよう……、と怯えてましたので、いざとなったら用語を調べられるようにGoogleを開きながら、2窓で面談を受けました。
オチから先に述べますと、上記はすべて杞憂でした。私は、「面談は、お互いのために、ありのままを見せる」というモットーなので、着飾らず、眉毛だけ書いてメガネでカメラの前に座りました。中川さんは、難しいカタカナを一切使いませんでした。助かりました。ほっ。
会社の偉い人(中川さん)の、さっぱりとした雰囲気が「一緒に仕事が進めやすそうでいいな」と思った私は、さっそく職務経歴書と履歴書を送り、そこからはトントンと一次面接を終え、入社課題をこなし、座談会や最終面接を経て、内定をいただきました。
なぜゲーム業界からWebtoon業界に入ったのかと言うと。私は漫画が好きで、元々は趣味で漫画を描いていました。漫画を描いている人ならこの感覚が通じると思うのですが、「ネーム考えたり、ラフな下書き描くのは楽しいんだけど、ペン入れは誰かがしてくれないかなぁ」「色塗りは大好きなんだけど、ペン入れしんどいなぁ」「企画アイディアや話の展開はぽんぽん思いつくけど、キャラデザが苦手」という感覚がありました。おそらく、作家のみなさんにも、楽しい分野、得意な工程があると思います。一方で、ゲーム制作は、複数人が各担当工程に分かれて作るんですね。この制作体制がWebtoonの制作体制に似ています。各人の得意なことを活かせる制作体制がとても魅力的に感じました。
Webtoon制作会社もそれなりに数がありますが、その中でMintoを選んだのは、「クリエイターや、一緒に働く人へのリスペクトを持って仕事をしている」印象を受けたからです。実際、入社してみて、入社前の印象と差異は無いと感じています。
今はどんな仕事をしているのでしょうか?
先輩Pから引き継いだWebtoon作品を、後任Pとして担当しています。発注資料の作成、シナリオ/ネーム/背景/線画/着彩仕上げ/の各工程チェックや、調整ご提案資料作成。スケジュール管理。などなど……。
それなりにCLIP STUDIO PAINTのスキルもあるので、自分の作品以外の写植仕上げ・修正もお手伝いしています。
他の方の作品をお手伝いする時には、既存の話と毛色が変わらないように、気を遣って原稿を調整しますが、自分の担当作は他のWebtoon作品から学んだ写植仕上げのテクニックをどんどん入れ込みます。原稿のクオリティが上がって楽しいです。
Webtoonの制作に使えそうな技術の検証などもしています。
新規企画も作っています!自身の得意ジャンルと、Webtoonでヒットの確度を上げるための要素を組み合わせて、練っています。新人Pでも、企画立ち上げの機会があるのは、弊社の魅力だと思います。
キャリアについて教えてください
編集者スキルをアップさせたいです。
最初の読者として、原稿のフィードバックを返す時にはやはり緊張します。作家さんが良いと思って出してくれた初稿にフィードバックするのには、かなり気を遣います。作家さんを傷つけたいと思ってフィードバックを返す編集/プロデューサーはいないはずですから。それよりも、読者がたくさんついて人気の出る作品を作りたいという思いが根底にあります。一緒に良い作品を作りたいと作家さんも思っているんだ、と作家さんを信頼して、フィードバックを返しています。
作家さんと編集者が、同じ方向を向いて仕事ができるのが理想だと思います。そのためにも、編集/プロデューサーが作家さんからの信頼を得ることが大事だと思っています。良いと思った点はどんどん伝え、調整希望点は、根拠を持ってロジカルに伝える。ものづくりの仕事において、一緒に働く人の「納得」は何よりも優先されると思っているので、作家さんからも吸い上げ、お互いが納得するクオリティの、「より良い作品」を作るスキルを身につけたいです。
あとは、キャリアと言っていいのかわからないですが、私が仕事を選ぶ軸として、「コンテンツの力で、人生をできるだけ前向きな気持ちで過ごしてほしい」という思いがあります。人生は明るいことばかりではないですが、そういうときに寄り添ってくれる漫画・ゲーム・映画等があることは、心の支えになります。
Mintoのどんなところが他社にはない魅力だと感じますか?
弊社の他のみなさんもよく入社エントリーに書かれていますが、やはり「人柄」です。ホームページや求人サイトの社員の笑顔は嘘じゃなかったです。お互いがお互いをリスペクトしているので、社内の雰囲気がとてもいいです。本当に働きやすいです。少し前に2社が統合してできた会社とのことですが、特に社内に分断は感じず、新しく入った私には、誰が元々どの会社だったのかもわかりません。もともと一つの会社だったかのように、みなさん馴染みに馴染んでいます。
あと、人事のみなさんがいつでも笑顔で、とっても優しいです。緊張しいの私でも、いっぱい話したいと思えるお人柄です。
最後に一言、お願いします
転職してMintoに入って本当によかったと思います。いろんな人に、この会社をおすすめしたいです。
Webtoon部は、ものづくりが好きな方、人の感情を動かしたい方、人のために動ける方に特にお勧めします。
他の部が気になる方は、他の部の社員も入社エントリーを書いてますので、ぜひぜひ読んでください!気になったら話を聞きにきてくださいね!
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