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英語対応だけはもう古い?!SNS展開はローカル語が必須!

クオン(※)東南アジア代表の奥川です。

(※)株式会社クオンは2022年1月に経営統合し、株式会社Mintoとなりました。Mintoはアニメ・漫画などのエンタメビジネスをアップデートするスタートアップです。世界4カ国に拠点を持ち、コンテンツ×広告、越境IPプロデュース、Webtoon、Web3・メタバースの事業を展開しています。

最近はNFTのことばかり書いていたので、若干ブロックチェーンの話題から話を変えて、海外でSNS展開する際のメリットと工夫について話したいと思います。

NFT界隈の話についてはこちら

とりあえず英語対応はもう古い?

もし、あなたが今、自分の持つコンテンツのターゲット層が世界のどこにいて、どういったユーザー属性なのかを知りたい場合、英語から始めることは間違っていません。世界で1番喋られている英語であれば、多くの国の人が理解できるコンテンツを作ることができますし、そこからウケの良い国へとコンテンツをローカライズさせていけば良いです。

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ただし、ある程度、国の選定ができていたり、英語で運用してく中で母数の多い国が明らかな場合はその国のローカル言語でコンテンツを作ることでさらに深い層のファンを作り出すことができます。

英語の翻訳ですら大変なのに特定の国のローカル言語でコンテンツを作るなんて考えられないと思われる方もいるかもしれませんが、最近はオンラインで翻訳を安価に頼めるツールが非常に豊富なので、そこから始めるのも一つの手段です。

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翻訳で終わらせずに内容をローカライズする

コンテンツ内容もローカル向けのネタにしていけると尚良いです。現地に住まずとも、ローカルネタはユーザー側から自然と送られてくるように誘導することもできます。

クオンでお預かりしている海外向けのFBページではキャラクターが豆知識(トリビア)をつぶやくコンテンツを展開してるものがあります。一部の国のユーザーが熱狂的に反応をしている傾向があったため、逆にユーザーへあなたの国にまつわる面白い豆知識教えてくださいと聞いたところ、多くのコメントが集まり、ユーザー同士のやり取りも生まれました。

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初めは自分の発想からコンテンツを企画し、試して行き、その過程でできるファンからアイディアを集め、ローカライズコンテンツへと発展させていく。もちろん選ばれたファンは喜ぶし、そうしたローカル向けコンテンツがさらにローカルユーザーの発言をコンテンツ上に増やし、自然とコミュニティ化してくことができます。

SNSだけでマネタイズできるの?

クオンではSNSフォロワー全世界合計で500万人ほどいますが、結論、SNSを持っているだけで企業案件の窓口を作ることができます。

目安は10万フォロワー、この数字を出し、コンテンツにも平均的なエンゲージメントを作り出すことできていれば、自然と企業側からお声がけいただく最低ラインに立てています。

どういった案件が入ってくるのか?

我々のようなキャラクター領域であれば、商品化、ノベルティキャンペーンやSNSタイアップなどが一般的です。

いくつかタイ現地にて実現した案件をここで紹介します。

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タイのファミリーマートのノベルティキャンペーンに弊社のぴよまるが起用された事例です。コロナ禍のキャンペーンではありましたが、2週間で6万個のノベルティが出たことと、何よりこのノベルティが無料配布ではなく、ポイントとお金の両方を払って購入するものだったため、非常に好成績を残せた事例になります。

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うさぎゅーんも続いてノベルティキャンペーンを実施いただき、こちらも2週間で3万個出ました。

そのほかにもSNS上での漫画タイアップやアニメーションタイアップなどがアジアでは盛んです。

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アジア有数のゲームパブリッシャー、GARENAのゲームプロモーションに起用され、FBページにて漫画コンテンツを展開させていただきました。

ベトナムにおいても、4コマ漫画SNSは流行っていて、企業タイアップも盛んです。漫画の中にクライアントの商材が登場するプロダクトプレイスメントが一般的です。

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200万人のフォロワー タイクリエイター Sandae Kids

 Sandae Kidsは恋愛あるあるをベースにした英語の4コマ漫画をFB上にて展開してるタイのクリエイターです。コンテンツには数万エンゲージメントがついていて、タイだけではなく、世界中のファンからコメントやリアクションが集まっています。

特徴的なのはパステル調の色使いの他にも内容が非常にシンプルで文字をあまり使わずとも伝わるわかりやすいコンテンツであり、どんな国の人でも経験をしたこと、或いは経験してみたい甘酸っぱい恋愛あるあるが相まって人気になったのではないかと思います。(男性は読んでてちょっと恥ずかしくなりますw)

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FB上では多くの企業とのコラボ投稿が行われており、ノベルティの案件やコンテンツ上でのコラボレーションもあります。アニメーションのクオリティも高いのでご興味のある方はこちらからご覧ください。https://www.facebook.com/sundaekidsillustration/posts/2852477041704788

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SandaeKidsもそうですが、世界的に80年代や90年代のカルチャーブームが再来していて、タイでもスケボーやCityPopミュージックやデザインが流行っています。

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バンコクの若者の街、サイアムにあるポップなお店Daddy and Muscle Academy (https://daddyandthemuscleacademy.com/shop/)

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バンコクの大型ショッピングモールCentralWorldのスケボーパーク
(https://www.bangkokpost.com/life/social-and-lifestyle/2076783/slide-and-slam-the-day-away-at-central)

こうしたローカルトレンドはターゲット国のSNSを見ていけば掴める部分でもあるため、海外展開の際にはFBやインスタでの投稿傾向を見ながら戦略を立てることをお勧めします。

SNS海外展開ならクオンへお任せください!

クオンは海外人材が豊富で多くの言語に対応できるチームが揃っております。SNS海外展開における市場調査、戦略立案、運用などワンストップでお受けしておりますので、お気軽にご相談ください!


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