AIに仕事を奪われる/奪われないコンサルタントとそのプロセス・マインド

最近も生成AIのトレンド予想と具現化されてるツールにまとめたような生成AIの進歩、自己学習型AI/完全自動型AIの魅力と脅威とかコンサルタントがみんな頭が良い訳じゃない、AIに駆逐される人もいそうとか以前に書いたより変化のスピードが速い。

こうなるとコンサルの仕事が奪われるって話も、そこまで遠い未来の話じゃないんだよなぁ。
国内のITコンサルやITベンダ・IT商社や一部金融系の人たちは今のところ自分らの業務を効率化することすら考えてなかったりするみたいだけど。

今はコンサルファームは人手不足で、直近数年はコンサル経験者ではない事業会社出身の中途採用を含めて、人を増やすことで業績を向上させているけれど、正直ビミョーな人も増えてる。良く言ってコンサルタントに向いてない、恐らく事業会社の中でいきって勘違いしてただけの人も多い。
そんな人たちでも動けばお金が入るように仕事を作る某チュアのような外資コンサルは凄いのだけど、一方で品質低下がささやかれたり、ひずみが出てきて久しい。採用してしまったビミョーな人の教育にかかるコストも小さくない。外資はクビにしやすいかもだけど日系はそうもいかない。

今後更にビミョーな人の割合が高まるはずで、そうするとこれ以上は人を増やす方針だけで考えるのは現実的ではなく、ファームとして生産性を高めなくてはならない。そのためには顧客にDXがどうとかしたり顔する前に、コンサルティングプロセス自体をDXすることになるのだと思う。生成AIの導入もそうして始まるものの1つ。

ちなみにビミョーなコンサル(やナレッジワーカー)に欠けてるマインドとは、結局この人のこの話になる。事業会社から中途採用で入社してくる人ができてない思考法もこれ。若い頃からコンサルタントとして生きてると徹底の度合いはともかく、少なくとも理解はできるのだが。

たまに「研究開発というのはそういうもんじゃなくて~」などと意味不明な供述をする研究者(特に企業R&D部門)出身コンサルタントに出くわすが、上記でいう圧倒的に生産性の高い人(サイエンティスト)でないというだけ。僕も一応は元研究開発部門の研究員なので、そうした部門の活動は理解していて、その上でダメなものはダメ、ダメなヤツはダメ、なのだ。

過去の彼女/彼の専門分野で僕より詳しいのは当然だしリスペクトするのだが、現に今なんの結果も出てないよね、そんなマインドだから前職でのR&Dも事業企画もダメだったんでしょ、そして今のコンサルもさぁ・・・、という言葉を飲み込むことを覚えた僕は、転職して多少は大人になったのだと思うww

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