ゲーム理論やネットワーク分析に関する手法のまとめ

自分は経済学というよりは経営工学・ORからゲーム理論に接し、必要に応じてネットワーク分析の手法を使いつつ、政治学や社会学など社会科学に共通する課題に数学的にアプローチしていた。

素晴らしい経済学の方々は尊敬するし、作られた手法は使わせて頂く。管理上または形式的に経済学の括りで語るのも否定しない。いや、自分が若い時に経済学が今の状態なら、自分も経済学を選択して、経済学だけで語るヤツに自分がなっていたのかもしれないwww 僕の学生時代は経済学もマトモに数学を使えない奴らだったから、当時は今の僕のルートで良かったかも。

ゲーム理論・マルチエージェント

マッチング理論やマーケットデザインもゲーム理論をベースにしてると言ってもいいのだけど、より使えそうな分野を別のページに括りだした意図。
テキストとか情報ソースを以下に。ゲーム理論の計算ができるRのライブラリも出てきてるようだ。

ゲーム理論のプレーヤーの数を増やすとマルチエージェント、というと言い過ぎなのだけど、実務で若干使われるのを見かけるのはマルチエージェントシミュレーション。予測精度を求めるような問題では使えないので、狭量なデータサイエンティストは見向きもしない。ただ他主体が入り乱れるような状況(道路の混雑など)がどうなるか傾向を把握するのには時々使われる。

ネットワーク分析

たまに使う話題があるし、自分が研究をしてた頃に使ったので親近感がある。そこまで実務では使わない。ゲーム理論とある意味で同じ扱い。

ちなみに僕自身のアイデンティティとしては「社会選択理論」をやっていたつもり。結果的に協力ゲームとネットワーク分析の手法を使ったけれど。
なのでこういった記事は好きです。

この辺りはマッチング理論やマーケットデザインにもかかってくる(何なら個人的には中心的な話題だと思ってる)から、そうした数学による社会やビジネスのデザインにも関心を持っているということで。

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