くすぐったがり

データ利活用まわりでサービス企画してるチーフなんたらサイエンティスト。整理情報の目次は…

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データ利活用まわりでサービス企画してるチーフなんたらサイエンティスト。整理情報の目次は「プロフィール」タグから。 なおX/twitterもnoteも私個人の意見であり、所属する組織の見解ではありません。匿名垢のくせしてですが一応ww

マガジン

  • 生成AI関連の情報まとめ

    ChatGPTとか大規模言語モデル(LLM)関連の情報、分量が多すぎるので時々調べたものを外部記憶装置的に。進歩が急すぎて目次を丁寧に作るよりマガジンに放り込む管理にしました。

  • data scientist's memo

    データサイエンス関連の情報を外部記憶装置的に。 元々の執筆目的だったので整理した目次も作りますが、他のtweet的な記事なんかも書くようになったので、わかりやすくなるようにマガジンでも管理します。

  • 数学屋の憂鬱

    X/Twitter等から引越した記事をぶら下げていきます。 ちょっと数学屋的に、ちょっと雑に。昔そんなタイトルでブログしてたな…。

  • つぶやきとか雑感とか

    X/Twitter等から引越した記事をぶら下げていきます。 外部記憶装置の代用としてのマジメな情報源・記事ではないので、ちょっと雑に。

最近の記事

  • 固定された記事

予測市場/集合知という希望

予測市場/集合知という考え方自体は若い時から知っていた。ゲーム理論やネットワーク分析のような分野をいつかビジネスに活用したい、その方法論の1つとして漠然と気にしていた程度だけど。 モチベーションと実務活用事例 これはもう少し深堀しなくてはと思ったのはコロナが来てから。 当時の顧客PJで調達購買部門向けに市況モノの価格予測モデルを構築していたのだが、正体不明の疫病は市場の動向を完全に狂わせており、市況などのデータだけでは価格が当たらない。。。もちろん価格変動が小さい大半の原

    • 大規模言語モデル(LLM)やそのツールの情報整理2024.05版

      GPT-4o | OpenAIの話題がすごい、googleも出し抜くマーケティングもあるし。中身もSNSを見てると最適化の定式化も東大数学もGPT-4oで解けたという話題もあった。とはいえ後者は公開されてる解答を学習してたんじゃないかとツッコまれたり、意外と癖が強いというコメントもあったり、まだ無邪気に全肯定するものでもないけれど。 Microsoft Azureでも既に使えるし、いろいろ準備万端だったんだなぁ。 それ以外のOpenAIの話題、コンテンツのスクレイピング

      • 分析結果のダッシュボードとかwebアプリとか

        レポーティングとデータ収集の自動化については以前まとめたけれど、アウトプットの形としてはダッシュボード的な表示は求められることがある。僕は経験ない(瑕疵担保責任を負えないコンサルファームにいるので)けど簡単なwebアプリもどきとしての提供とかも。 そのあたりを作るものはまとめておかないと、とは思っていた。 R 自分が手馴れてるRからいくと、flexdashboardとかshinyとかは耳にする。特に前者はR studio / R markdownから使えるのが良い。何かの

        • 内向きだの〇〇離れだの言うけれど

          若者が内向きだの〇〇離れだの安易に言う人が多いけど、それって単なる思考停止でしかないよなぁ、これじゃ僕が若い頃に耳にしたセリフとも変わらない、進歩がない、そこそこ上の人間は入替ったはずなのに…。 と思ってたら本当これという記事があった。この方の書籍はたまに買って読むが、web記事も良いなぁ。 1つ反論があるとすれば「賢い若者だけが気づいている」という言い方、いやロスジェネも理解するところあると思うけどなぁ。まぁ説明を複雑にしすぎてもか(笑) 良いデータが載っているので

        • 固定された記事

        予測市場/集合知という希望

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        • 生成AI関連の情報まとめ
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          18本
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          18本

        記事

          今更「仕事依頼として表示」機能とか見つけて

          今更ですが、たまたま他の操作をしようとしてたら「仕事依頼として表示」機能を見つけまして。何これ、と思って少々調べたり試したり。 noteって単にブログの延長的なものだと思って、無料だから程度で使い始めましたけど、プラットフォームビジネス的な狙いで動いてるのが勉強になります。というか、こういう試行錯誤してる感は結構好きです。 仕事依頼? せっかくある機能だし、とりあえず使ってみます。不都合なことがあれば止めればいい訳だし(匿名垢にしてる利点?)。 データサイエンティストの

          今更「仕事依頼として表示」機能とか見つけて

          確かに中立って安易に言えるものではないよなぁ。 議論された結果の政策が左か右かも大事だけど、そもそも現実を見た議論であって欲しいとは思う。 自称リベラルの偏った意見って怖いしなあww https://togetter.com/li/1879208

          確かに中立って安易に言えるものではないよなぁ。 議論された結果の政策が左か右かも大事だけど、そもそも現実を見た議論であって欲しいとは思う。 自称リベラルの偏った意見って怖いしなあww https://togetter.com/li/1879208

          実際こんな企業や部門あるからなぁ…。 偉い人やそのバックアップを受けた優秀な人がリードしてる案件は良いけど、自称現場主義者が出てくると大体こんな感じに。 しょせんコンサルタントは外部の人なので、そんな人を説得するよりは他の客を探すww https://togetter.com/li/1983361

          実際こんな企業や部門あるからなぁ…。 偉い人やそのバックアップを受けた優秀な人がリードしてる案件は良いけど、自称現場主義者が出てくると大体こんな感じに。 しょせんコンサルタントは外部の人なので、そんな人を説得するよりは他の客を探すww https://togetter.com/li/1983361

          RPA(Robotic Process Automation)ってあったな

          ちょっとRPAの話題が身近であったので調べた。探して納得いく記事はなんか古い、たまたまなのか、もう旬は過ぎていることの傍証なのか。 技術的な最新動向は別途調べた方が良いかも。 全く使わない訳では無いし、状況に応じて上手くRPAを導入すれば今も有効だと思う。今だとすぐに生成AIがーとか言うバックオフィス系の視野狭窄な管理職がいるが、まず働き方や業務を整理してみてよと。 そこから徐々に広げる中に正解はあるから。 あとは企業事例 たぶん今はパッケージソフトの繋ぎ目を補うくらい

          RPA(Robotic Process Automation)ってあったな

          EBPM(Evidence-Based Policy Making)のまとめ

          現職では公共分野の案件にも関与するが、そのデータ利活用の流れが一番わかりやすいのがEBPMガイドブック 実際はPolicy-Based Evidence Makingになってないかとか、実態はそれ以前のことが多いよね的なツッコミは横に置いて、データ利活用のメソドロジーとしては良くまとまっていて企業の人にも参考になる。 そして以下を見ると、経済産業省DXオフィスやEBPM推進の一部の人たちは確かに良く理解されていて、民間企業にとっても大変参考になる。同じ省からヒアリングを依頼

          EBPM(Evidence-Based Policy Making)のまとめ

          論文検索〜要約とかナレッジワーク等を支援するLLM

          生成AIのトレンド予想と具現化されてるツールからページを分離して、コンサルタントや研究員といったナレッジワーカーを支援するLLMをピックアップして整理します。 論文探索 調査段階のツールはもはやperplexityだけじゃない(笑)、費用さえあれば楽になってきた。費用がないので試してないものも多いけど。 論文要約 検索して見つけた論文を、全てジックリ読むわけにはいかない、まずは要約して見たい、となる。もちろんChatGPTやClaude 3といった最新の AI を使っ

          論文検索〜要約とかナレッジワーク等を支援するLLM

          反実仮想機械学習に関する手法とかのまとめ

          反実仮想(起こり得たけど起こらなかったこと)での施策の効果を予測したり、因果を推論したりということのニーズは考えうる。 まずは統計的因果推論から導入して、それらをより機械的に動かす、業務プロセスに埋め込んで自動的に判断させたい、といったときに反実仮想機械学習とかOff-Policy Evaluationとかが出てくる、というのが私の理解。 「反実仮想機械学習」って言葉が魅力的に響くせいか統計的因果推論すら適用してない段階でしたり顔で言うのがいる、、、まぁ自分も説明したり状況

          反実仮想機械学習に関する手法とかのまとめ

          AIに仕事を奪われる/奪われないコンサルタントとそのプロセス・マインド

          最近も生成AIのトレンド予想と具現化されてるツールにまとめたような生成AIの進歩、自己学習型AI/完全自動型AIの魅力と脅威とかコンサルタントがみんな頭が良い訳じゃない、AIに駆逐される人もいそうとか以前に書いたより変化のスピードが速い。 こうなるとコンサルの仕事が奪われるって話も、そこまで遠い未来の話じゃないんだよなぁ。 国内のITコンサルやITベンダ・IT商社や一部金融系の人たちは今のところ自分らの業務を効率化することすら考えてなかったりするみたいだけど。 今はコンサ

          AIに仕事を奪われる/奪われないコンサルタントとそのプロセス・マインド

          動学マクロ経済学とかに関する手法とアルゴリズムのまとめ

          元々この分野に着目した目的は、ビジネスシミュレーションを実現するオプションとして動学マクロとかDSGE、それらを実装するためのツール類が使えそうだと思ったから。 ただ勉強しようと思って読む文献は、どれもマクロ経済学のコンテキストが強すぎてわかりづらい、使いづらい_| ̄|○ 何冊か借りたり買ったりして読んだがマシものの1つは以下。正直驚く程わかりづらい数式展開・数式表現で真面目に読むほどイライラするが、GitHub - rhasumi/dynamicmodels: 『動学マク

          動学マクロ経済学とかに関する手法とアルゴリズムのまとめ

          経済学的なモデル・手法に関するまとめ

          いわゆる経済学的なモデルや手法についても学んでおいた方が良い。と思っている。経済学的なコンテキストはともかく、少なくともどのようなコンセプトであるかは知っておく方が良い。 政策分野はもちろん、電力など公共に近い分野を中心に戦略的なレイヤーで、経済学による定式化の考え方が持ち込まれているところを目にする。 まずはミクロ経済学から。 応用ミクロ経済学の講義資料 計量経済学だと、このあたり CRAN Task ViewのEconometricsの文末にそれらしいレファレンス

          経済学的なモデル・手法に関するまとめ

          ゲーム理論やネットワーク分析に関する手法のまとめ

          自分は経済学というよりは経営工学・ORからゲーム理論に接し、必要に応じてネットワーク分析の手法を使いつつ、政治学や社会学など社会科学に共通する課題に数学的にアプローチしていた。 素晴らしい経済学の方々は尊敬するし、作られた手法は使わせて頂く。管理上または形式的に経済学の括りで語るのも否定しない。いや、自分が若い時に経済学が今の状態なら、自分も経済学を選択して、経済学だけで語るヤツに自分がなっていたのかもしれないwww 僕の学生時代は経済学もマトモに数学を使えない奴らだったから

          ゲーム理論やネットワーク分析に関する手法のまとめ

          マッチング理論やマーケットデザインに関する手法のまとめ

          データサイエンスというとデータを集めて分析して、という範囲でしか考えないSEの亜種としての機械学習エンジニアやBI+α程度ができるだけのコンサルタントが、結構な割合でデータサイエンティストを名乗ってる。 しかし実際は他にも多様な手法があることを本来のデータサイエンティストは知っている(べきである)。もちろんデータも使うが、問題を解決するのにビジネスや業務のロジックを可能な範囲で定式化して数理最適化・線形計画法(Operations Research)やシミュレーション(システ

          マッチング理論やマーケットデザインに関する手法のまとめ