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都内で台湾客家料理が食べられる「新竹(仲御徒町)」に行ってきました

今回は、台湾料理の中でも客家料理が食べられるという「新竹」さんにランチでお邪魔しました。

場所は、日比谷線の仲御徒町駅からすぐ。JR/大江戸線の御徒町駅からも5分くらいで行けます。

ではさっそく紹介します。

お店の外観

外観はこんな感じ。年季が入っていて良い感じです。

台湾フルーツ、レンブ(蓮霧)のビジュアルが台湾らしさをビンビンに出してくれますね。

中からの眺め


ランチメニュー

ランチメニューはこんな感じ。
このご時世、なかなか良心的な価格です。

まず注文したのはこちら

客家丼

「客家丼」です。高菜とひき肉を甘めに仕上げてあり、とてもやさしい味で日本人の口に合います。

脂っこくもないので、胃にもたれる感じも全然なく、ぺろりと完食してしまいました。


ラーメンと小魯肉飯のセット


こちらは、連れが注文した、「ラーメンと小魯肉飯のセット」。

魯肉飯を頂いたのですが、たしかに台湾の一般的な魯肉飯とは別物です。

普通の魯肉飯は豚のバラを使い、脂身のトロトロ感を味わう料理ですが、こちらの魯肉飯は脂身がなく、かわりに香辛料の爽やかな香りが立つ、おいしい魯肉飯でした

脂っこい料理が少し苦手な私にとっては、普通の魯肉飯より断然こっち!気に入ってしまいました。


ランチタイムにはあっという間にほぼ満席、人気店なんでしょうね。ぜひ、ディナーでも訪れたいと思いました。

参考:客家とは

※ネットと本で調べた知識です。

もともと台湾は16世紀までは中国人は住んでいず、ポリネシア系の先住民族たちが住んでいた島でした。
大航海時代、ヨーロッパ各国がアジア領域に手を伸ばし、台湾を占領したのはオランダでした。1624年のことだそうです。
同時期、中国が明から清に変わる(明が清に負ける)プロセスで、いったんは明側の鄭成功が(清国から逃げる形で台湾に移動し)オランダを打破し台湾を占領したのが1661年。
しかし最終的には清のものとなり、1684年以降 200年ほどは台湾は清の一部でした。

台湾に多くの中国人が移住したのはこの時期からで、もっぱら移住したのは、台湾に面している中国福建省の人たち(閩南人 びんなんじん)、そして、客家人はっかじん)と呼ばれる人たちの2種類だったそうです。

客家人とは、中国におけるジプシーとも呼ばれ、独自の言葉と文化、生活習慣を持ち、移動・移住をする人々だそうです。
台湾に客家人が移住したのも、もともと移動・移住をする性質があったためでしょう。

なので台湾料理は、福建省の料理をルーツにしたもの、客家料理をルーツにしたもの、それらが織り交ざって醸成された食文化なのだそうです(もちろん日本占領期に日本料理の影響も受け、それもハイブリッドに融合したのだそうです)。

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