ネットオークションに変な人が、、、

最近某ネットオークションにて
古渡名香と名付けられた偽香をひたすら高額で落札している方がいる

一体何者なのでしょうか、、、
あまりにひどい品を高額で落札されていて
おそらく今月だけで100万ほど使っているかと思います。

先日、ネットオークションでも良い品物はあると言いました
その見解に間違いはないと思いますが、それにしてもひどい

どのような品を落札するかは個人の自由ではあります故
なんとも言えませんが私としてはかなり心配になる

私はつい最近志野流でお稽古を始めたばかりで
人様のことをとやかく言う資格はもちろんありませんが
それでも言いたい。

「香木に関しての知識がなさすぎると」

香道において
何が一番大事かと言えば、おそらく作法であったりするのかと思います。
日本の三大芸道ですから作法が大事なのは重々承知しております。

「正しい作法で香りを聞いて楽しむ」
あくまで主観ですがほとんどの人が
これにステータスを全振りしていると考えられ
香木に関してあまり興味を持たず、使用する香木は香舗に委ねるのみ
それでも構わないのかもしれませんし、それで良いと考える方が多いのでしょうが、私はそうではなくもっと自ら香木に対して興味を持ち学ぶ必要があると考えています。

香木がなければ香道は成り立ちません。
何十年と香道を嗜んでいたとしても香木についての知識が乏しければ意味がないのでは?
これは言い過ぎかもしれませんね。。。反省

香木の知識についても正しく継承されていく必要があります。
そのためにもお稽古などで香木についてもっと言及し香木の授業的なものを導入した方が絶対に良いと思うんですよね。

最近出会った方で六国別で様々な香木を聞ける(伽羅別6種、羅国別6種など)聞香会に参加して世界が変わったと仰っていた方がいました。
どんな伽羅があるのか、どんな羅国があるのか
私もまだまだ勉強中ですが、数多くの人が香木について知ることでより香道という文化が洗練され強固に後世に残されていくのではないかと感じます。



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