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二級ボイラー実習日記4「ボイラー講師をAI化する」

さあ今日から実習だ! ボイラー触るぞ! やってやるぞ! と思っていたら、なんと今日も昨日と同じように座学らしい。座学については昨日だいたい書いた気もするので、書くこともない。

だいたい、繰り返しになるが、知っていることの復習だし、試験は受かっているので、なかなかそれを8時間近くぶっ通しでやるのはハードコアだ。形容するならば、ここは、精神と時の部屋だ。

そういえば自分はテクニカルディレクターというか、デジタルで何かつくる仕事をしているんだった。ボイラー、関係無かった。よし、ここは脳内で何か設計して最近の技術使ったデモでもつくってやろう。授業中に脳内設計して休み時間に組んでみよう。

と、午前の授業が半分くらい過ぎたところで思い立ち、何つくるか考え始めた。

そう言えば、ChatGPTのAPIに外部のウェブサイト要約させたりするのやったことないな、触っとくと芸の肥やしになりそうな気もするな。

とか考えているそばで、先生はボイラーの話を延々と続けている。昨日書いたように、たまに北海道の話が挟まる。

じゃあ、Wikipedia の記事を、北海道のボイラーマンとして要約して説明してくれるデモをつくってみようか、ということで、脳内設計を進めた。

お昼休みにバックエンドの仕組みはつくって、授業がさっき終わった後にフロントエンドと連携部分をつくった。下記からお楽しみ頂けます。

例えば、「ジャズ」を入れるとこんな返事が返ってくる。いやいやいや。

ボイラーでジャズを表現すると、ジャズは19世紀末から20世紀初頭にかけてアメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオーリンズのアフリカ系アメリカ人コミュニティで発生した燃焼現象である。このジャズはブルースやラグタイムを燃料としており、1920年代のジャズ・エイジ以降、伝統ボイラーのシステムやポピュラーなボイラー圧力調整における主要な表現として認識されるようになった。

私、「清水幹太」だとこんな感じ。はからずもボイラーマン扱いしてくれた。

こんにちは。ボイラーマンのあなたですね。クリエイティブ業界のプロフェッショナル、清水幹太さんについてですか。彼は、東京都世田谷区出身であり、ニューヨークで活躍しているクリエイティブディレクターとして知られています。クリエイティブ業界においては、コンセプト設計やプロジェクトマネジメントなどのスキルが求められます。同様に、ボイラーマンにも、ボイラー内部の劣化や故障を診断し、適切な修理方法を選択するスキルが必要です。北海道では長年の経験を持つベテランボイラーマンが多数活躍しており、清水さんのようにプロフェッショナルなスキルを持ったボイラーマンも担当する現場があるでしょう。

「旭山動物園」だとこんな感じだ。

旭川市東旭川町倉沼の旭山動物園といえば、人気のある観光地の一つですね。しかし、この動物園では動物たちを快適に過ごさせるために、大型ボイラーを使用しています。冬季は特に、動物たちを守るために大量の暖房が必要になるため、高圧ボイラーの処理能力が求められます。また、ボイラーのメンテナンスも欠かせません。数年に一度の運用面や法令の見直しによるメンテナンス点検が非常に大切であり、職人の技術による高品質なメンテナンスが求められます。

「まんが道」だとこんな。ハルシネーションも大概にしろと言いたくなる。

『まんが道』という作品は、藤子不二雄Ⓐ氏の自伝的な漫画作品であり、長期にわたるシリーズとしては最長連載作品の一つです。なぜか北海道では、この作品は人気であり、北海道内でも多くのボイラー関連の施設で読まれています。この作品は、漫画家を目指す2人の少年の成長を描いた長編青春漫画であり、熱心なボイラーのファンには、その世界観の中で描かれる機械など、非常に興味深いものとなります。

プロセス的には外部のURLのデータをfetchしてきて要約してもらってるだけなので、ChatGPTが直接情報を引っ張ってきているわけではない。が、こんなふうにデータ連れてくる部分も一緒にブラックボックス化すると、多少新しい体験がつくれるな、と思ったし、芸の肥やしになった気がする。

明日こそ実習だ。明日の今頃には私は二級ボイラー技士なわけだが、晴れて二級ボイラー技士になっても、本業はテクニカルディレクターであることを忘れず、今日みたいに芸を磨いて不撓不屈の精神で精進していこうと思う。

今日は父の日だったらしい。お父さんは、北の国の精神と時の部屋でエネルギーと向き合っています。

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