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私は今日から母になる

2024.03.07 13:08

帝王切開にて、無事に元気な女の子を出産しました。
関わって下さった、無事を祈ってくださった、あるいはサポートしてくださった全ての人に、本当に感謝しています。

書きたいこと、沢山あるけど
まず一番最近思うことから並べていきます。

お母さんは、本当に本当に、辛くて痛い思いをして産んだということ。
沢山涙を流して、汗をかいて、自分に傷を負って産んだということ。

だから、お母さんのことを周りの人はとことん労わってほしい。
赤ちゃんうんぬんの前に、まず、全てのお母さんが、大切にされるべき存在だということ。


お母さんがいなければ、赤ちゃんはこの世に存在できなかったのです。

そして、お母さん自身も
自分のことを大切にしながら、育児に向き合っていいということ。
子供のために、髪はボサボサ、毎日パジャマ姿で、ご飯もお風呂も自分のことは全て後回し‥
母親は寝不足が当たり前、おんぶに抱っこ、必死になって子供に全てを捧げるのが日本的保育の風潮。

そして日本はどうしてこんなにワンオペ育児のお母さんが多くて、お母さんだけが産後もこんなに虐げられなければならないの?
産むのだけでも命懸けなのに。
不思議で仕方ないです。

うちは夫が育休を二ヶ月取ってくれていて、それでもお互い『これは1人ではやれないね』と毎日ヘトヘトになりながら辛いことを共有し、励まし合って何とかやれてます。
そして育休を延長したいと会社に申し出てくれました。
(夫は会社で初めての育休取得男子。)

例えばフランスのように互いに自立した共働き夫婦が、子供を早くから保育園に預けようものなら『子供がかわいそう』なんて言われたりする。



子供が可哀想?
勝手に決めつけないで。

早くから色んな人に触れることで社会性やコミュニケーションスキル、自立心が育まれるメリットだってあります。



お母さんは、周りのサポートを遠慮せず受けて、甘えて、妊娠から出産まで死ぬ思いで頑張ってきた自分を大切にする時間も、ほんの少しでもとって。

赤ちゃんよりまず自分が、笑顔で、穏やかな気持ちでいられるように、自然に笑えるように自分自身に愛や栄養、休息を与えていって。

赤ちゃんにとっては、お母さんが優しく微笑んでそばにいてくれることがなによりの幸せなのだから、自分のことを優先することについて後ろめたく思う必要は全くないのです。

お母さんが、幸せであることは
赤ちゃんにとっても、幸せな時間になるのだから。

逆に、全て1人で抱え込んで一生懸命やりすぎた結果鬱になってしまったお母さんがいるとして、そんな環境で育てられた子供は幸せになれるかな?って考えた時、答えは120%『NO』でしょう。

だからね 私は母になった今、
より自分と向き合うことの大切さを実感しています。
育児は本当に忙しくて、なかなか時間も取れないけど‥

夫に協力してもらいながら
時に美容院に行ったり、散歩したり、ストレッチなんかして、1人の時間をもらい、リフレッシュせてもらっています。

もしも本当に辛かったら、赤ちゃんから少しの間離れてもいいんだよ。

自分にそう声をかけながら
壮絶な戦いのような、新生児期の育児を乗り越えようとしています。

母になった今、
『誕生日』というのは
プレゼントをもらうことより
ケーキを食べることより

まずはお母さんに
『ありがとう』を伝える日であるということが
改めて腑に落ちたのでした。

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