最近の記事

【銘柄素描】サンケン電気①

 以前から気になっていた銘柄、サンケン電気について少し調べてみました。2022年の秋以降、急激に株価が上昇していましたが、案の定14,000円で天井を売って下落。知らない間に急騰前の水準まで下がっていました。株、恐るべし。  サンケンの株価上昇を嫉妬のまなざしで見ていたのだが、その理由は、サンデンの事業領域が、ニデックと重っていたから。サンケンも白物家電、車載向けの半導体を主力事業とし、モーターに使用されるパワー半導体に強みがある。サンケンの上昇期間はニデックは中国のイーアク

    • 【映画評】「怪獣島の決戦 ゴジラの息子」かわいいミニラを楽しむだけの映画

       ゴジラ作品にハマっています。1971年の「ゴジラ対ヘドラ」に続き、ミニラが出てくる「怪獣島の決戦 ゴジラの息子」をアマプラで鑑賞しました。嫁にミニラの動画を見せたら可愛い!と気に入ってくれたので、一緒に見ることにしました。 嫁ちゃんとみた動画↓↓  こちらが映画の予告編。「ゴジラ対ヘドラ」から遡ること4年の1967年の作品。今からおよそ60年前の作品と考えると、感慨深いものがあります。自分の父親が小学生の頃の作品か...予告編ではミニラに吹き出しがついているのがちょっと

      • 【映画評】ゴジラ-1.0 "日本国民の物語"

         ゴジラ-1.0の2回目を観てきました。一言でいうなら「観てよかった!」。1回目とは異なる気づきとか感想を持てたのもよかったし、2回目でもやはり今回のゴジラは怖い!強い!。1回目の時は感情が溢れてレビューをうまくかけなかったので、今回改めて記事を書くことにしました(ネタバレを含みます)。今月末で劇場公開は終わると思われますので、これを読んだ方は、ぜひAmazonプライムで見てくださいね! 書いてみたら思いのほか長くなってしまったので、先にライトな感想を書いておきます。ポイン

        • 【定点観測】EV時代への確信

          早いもので、EV元年と言われた2022年から2年以上が過ぎた。ニデックがイーアクスルに参入した2019年から数えれば、すでに5年。この間に、中国では爆発的なEVブームがあったが、現在は猛烈な過当競争が起きており、EV先進国であった欧州でもBEVからHV・PHEVへの揺り戻しが起きている。EV後進国のアメリカ、日本はいわずもがなで、日本ではまったくEVシフトを感じられない。 一方で、日産サクラは自分の身の回りではちょこちょこ見るようになり、一定数売れているのだなと感じる。テス

        【銘柄素描】サンケン電気①

          ひさびさに運転の練習をした話(トヨタ ルーミー レビュー)

          5年ぶりか、下手したら7〜8年ぶりに車を運転した。近々旅行先で車に乗るのでその練習。車にキーを刺すところがなくてきょどるぐらいのレベルだったので、やはり今日運転しておいてよかった。久々すぎて不安も多かったけど、車の便利さ、楽しさを感じたり、今後のEVや自動車業界のことについて思うことがあるので、少し書いてみる。 まず、初めて無人レンタカーを体験した。ATMみたいな機械で受付と支払いをすると鍵を受け取れる。値段は3時間で4,000円弱。保険が千円なので5,000円弱である。返

          ひさびさに運転の練習をした話(トヨタ ルーミー レビュー)

          三井E&Sの株価の妥当性を考えてみる。

          今日は三井E&Sの株価について考えてみました。アメリカ全土の港湾クレーンの更新という材料で一時は3,000円をつけた三井E&S。港湾設備の更新のために3兆円もの予算がつくのでは無いかということで確かに期待されるところだが、実際どの程度三井E&Sに恩恵があるのだろう?ということで、少し考えてみました。 まず、クレーン1基あたりの単価。これについてはベトナムの案件で30基で150億円というニュースを見つけたので、これを使っていく(1基あたり5億円)。 次にアメリカにどのくらい

          三井E&Sの株価の妥当性を考えてみる。

          【Stock Voice】ゲスト 4月11日 松井証券 窪田朋一郎さん

          Stock Voiceでお勉強のコーナー。本日のエントリーはゲスト 4月11日 松井証券 窪田朋一郎さん。 【感想】 アメリカのCPIショックで年内利下げすら怪しくなってきた。しかし日本株については、金利差が縮小せず円安が株高を支える状況が続く。日銀も国債利払いの急増を恐れて利上げができない。今回は日本株全体の水準感についてコメントはなかったが、方向としては引き続き上であり、値上げできるところは拾っていってよいのでは、というところか。紹介のあったサイゼリア、セブン&アイHD

          【Stock Voice】ゲスト 4月11日 松井証券 窪田朋一郎さん

          4/7 無題 ただ無気力な日々。

           書きたいことがあるわけではない。2024の1/4が終わったし、何も成し遂げられていない。自分が30歳ではなく、40歳に近いのだと思うとき、無気力感に襲われる。40歳になり、50歳になり、60歳になり。いよいよ仕事もできなくなり、残された貯金と年金で生きていかなければない。いやそんなことではない。死に近づいている、止まらない行進がいよいよ最終局面に向かっていくときに、自分は耐えられるのだろうか。  いまこうして少し想像を走らせたとき、これではいけないと思う。何者かでいたかっ

          4/7 無題 ただ無気力な日々。

          ぼくの考えた最強のEV

          EVが普及するにはどうすれば良いかを考えている。EVは普及し始めているものの、大容量のバッテリーを積んだ大型のものが多い。そして、航続距離や充電の不安をなくすために、大電流の急速充電が可能なモデルが登場している。800Vは高級車では当たり前のスペックとなり、中国ではそれ以上の電圧に耐えられる超急速充電対応の車種も開発されているようだ。 CATLは10分で400km充電できるバッテリーを開発しているという。 しかし、800V以上の高電圧での急速充電に対応するには高電圧用の半

          ぼくの考えた最強のEV

          ニデック評を斬る

          こんにちわ。私のnoteを読んで頂きありがとうございます。 今回は「ニデック(日本電産)の株価が下がり続ける悲しい理由。投資するなら永守会長と心中する覚悟が必要か」という記事を題材に、ニデックの現状を振り返ってみたいと思います。  この記事のニデックに対する理解は、はっきり言って大変お粗末で、多くの人が陥りがちな誤解が散見されます。しかし、世間の誤解を正す意味で良い叩き台になると感じましたので題材にさせて頂きました。一緒に見ていきましょう。思ったより長くなってしまったので

          ニデック評を斬る

          48Vの未来

          48Vの低電圧EVについて少し調べているので理解の整理もかねて少し書いてみる。まったくEVについてご存知無い方のために少し書くと、EVは電気で動くために、ケーブルなどの電装部品がたくさんある。一般にEVに限らず自動車の電気系統は12Vで構成されている(主駆動モーターを除く)。これを48Vに電圧を上げると、電流は小さくて済み、ケーブルなどが細くて済むようになるらしい。48Vに変更するコストダウンについては以下の記事がわかりやすい。 ”これまで、車両の低電圧ネットワークは、テス

          48Vの未来

          Tokyo Calling

          「今どきの若い者は」とよく言うが、最近のJ-POPの新星には感心することが多い。先日の紅白でもわかるように、Popsの世界では、特にマスの部分はK-popが圧倒的に存在感が(そしてクオリティも)あるけれでも、若いJ-POPの担い手はそのユニークさで非常に魅力的だ。 前置きが長くなったが、Tokyo Callingをきいて、新しい学校のリーダーズに改めて感銘を受けた(以下、リーダーズ)Tokyo Callingのあの独特の旋律がクセになるというか頭から離れない中毒性があるのだ

          Tokyo Calling

          般若心経の学習

          心が乱れているので、般若心経を写経してみた。少し落ち着いた気がする。一度は暗記したのだが、またすっかり忘れた。般若心経を手にとったのは二十代の終わりか三十代の初め頃のことだったと思うから、もう何年前になるだろう(ぼやかし)。 しっかり暗記できないのは意味の理解ができていないせいなので、岩波文庫「般若心経・金剛般若経」を読んで確認をした。単語レベルの理解をしようとすると今日寝れないので、大意だけを理解してみた。自分が理解できていない部分だけ、書き出します。 観自在菩薩行深般

          般若心経の学習

          【備忘録】2023年12月12

          何気ない日常をどう記録するのが良いのか、悩む。noteは使いやすいのでここに記録していきたいが、あまり個人的なことをオープンに書くと、個人情報が漏れるし。だからと言ってカモフラージュして描くのも馬鹿馬鹿しい。 昨日から原因不明の腹痛で、今日は昼の一時に起きたものの、体調不良で何もする気になれずソファーで二度寝。その後髪を切り、髪を染め、家を出る時間。 その後は親と会い、来年の旅行の話などをする。 海鮮の定食屋にいったが、予想と裏腹に美味かった。これで1600円弱なのだが、

          【備忘録】2023年12月12

          電気自動車のポテンシャルのおさらい。

          ツイッターで電気自動車に関する大変興味深い小論を見つけましたので、紹介します。 モータ制御で進化する自動車 (豊田自動織機技報 No.54 2007-9) 東京大学生産技術研究所 堀洋一教授 „@Šm‹êŠl†i00-00†j (u-tokyo.ac.jp) 2007年の記事ですから、もう16年も前のことです。電気自動車のメリットや可能性について忌憚なく、語られています。いま一度、EVの可能性について記事を引用しながら確認したいと思います。 まず、要旨の要旨です。 ・

          電気自動車のポテンシャルのおさらい。

          これが僕たちが欲しかった未来なのか?(ジャパンモビリティショーの感想)

          東京ビックサイトで開催されている、ジャパンモビリティショー2023に行ってきました!少しだけ感想とか。 面白かったんですが、感想は一言で言うなら「これが僕たちが欲しかった未来なのか?」でした。EVコンセプトも多く展示され、日本もEVシフトに向けて大きく動き出していることを感じさせる展示ではありましたが…。 未来のモビリティ、と言うコンセプトの展示会だっからか、やや興醒めするものも。日産だけど。車のインテリジェント化が進む中で、提示される未来の「それじゃない」感。AIがドラ

          これが僕たちが欲しかった未来なのか?(ジャパンモビリティショーの感想)