見出し画像

推し短歌企画に挑戦しつつ消しゴムへの想いを振り返ってみる回(〓]

こんにちは、消しゴムが好きな人です。
今回は  #推し短歌   にチャレンジしてみたいと思います。
短歌という新たな形で消しゴム達に愛を表明できればと存じます!

そしてありがたいことに、推し語りを聞いて(読んで)みたいというコメントを複数いただきました。
お言葉に甘えて自身の消しゴム観を振り返りつつ、語りまくりたいと思います。それが短歌に込めた想いなので……。
それでは全三首(+オタク語り)、お付き合いのほどよろしくお願いします。



一首目

(記事のサムネにしちゃったので開幕ネタバレでした)


・消しゴムが気になったきっかけ
あれは小学生の頃でしょうか。詩を書写するような授業だったかと思います。
まど・みちおさんの「消しゴム」という詩を選んだんですね。
「消しゴム自身も消える」ということと「残されたもの」という対比や、自分自身を削りつつ働く消しゴムの健気さ、ということに子どもながらに感じ入ったものです。
その詩を書写しながら、やはり詩の言う通りに削れていく手元の消しゴムを見て、消しゴムのいじらしさをすぐに実感しました。思えばこの気持ちが、あの詩との出会いが、消しゴム好きの原点だったのかもしれません。
そういうことを思い出して作ってみました。


二首目

・思ったより長い付き合いじゃないですか?
よくよく考えると、私のような消しゴムマニアでなくとも、多くの人が高校課程を卒業し、少なくない方が大学進学する日本では、意外と消しゴムと過ごす時間は長いんじゃないかと思います。
10年を越す勉強時間の中で消しゴムの性能差に注目するかどうかは人それぞれですが、案外おかしくない選択ではないでしょうか。
モチっとするタイプやサラサラと消せるタイプや、その中間ぽいスルスル感覚だったり、その上、消す対象や使ってる筆記具、書かれている用紙によって消しゴム選択の幅は無限に変わるといっていいでしょう。
創作活動の源泉という意味でも知的好奇心的な探究という意味でも、私は今でも消しゴムを頼っているなぁと感じています。


三首目
最後は先に語らせてください。すみません。

・消しゴムの魅力を出力したい
(以下、いち個人の消しゴム観のため異論アリアリかもしれません。そんな時はぜひ語り合いましょう。みんなちがってみんないいですから。)

まず、可愛いです。特に王道系事務消しゴムの長方形!あのピッタリくる横長ボディ!可愛い。
少し小さめサイズが好きです、60円くらいで売ってるやつ。
くぅ〜〜〜〜〜あの長方形を思い浮かべるだけでテンションが上がってきます。

そして、縁の下の力持ちです。
特に小・中学校においては消しゴムはなくてはならない存在ですよね。書いては消す試行錯誤を繰り返して、勉強が進んだり進まなかったりします。勉強以外でも、授業中に落書きを急いで消したり、ケースに隠れた本体に想い人の名前を書いたり(現代の子供たちはやるのでしょうか?)、色々と思い出があるのではないでしょうか。
ちなみに、天然ゴムの時代も含めれば、なんと200年を越える歴史があるのだとか!思ったよりも古くから使われているんですね。

でも、消しゴムってそんなに脚光を浴びてない感じです。シャーペンとかの方がファンが多い気がします。
でも、それもそうなんです。だって、書かれたものがなければ消すことも出来ないんですから……。

はい!!!!!!!
ここに注目です!!!!!!

「なくてはならない(可愛い)存在」
なのに
「書かれたものがなければ存在意義がない」!!
しかも
「存在意義ができたと思ったら我が身を削って小さくなりながら責務を全うする(最後には消滅する)」!!

これヤバすぎません?!!?!?!
0     or    Die  じゃん。
どうあがいても鬱展開の神アニメ
みたいです。
こんなに儚いことって、あります?!?!!?!
献身的過ぎない?!?!
消しゴムって献身ゴムの略だったの?!?!(?)

すぐ散る桜の儚さに情緒を見出す日本人魂にギュンギュンきます。(個人差と諸説あり。)

ほんと、消しゴムという存在がヤバすぎます。
ありがとう消しゴム。
過去現在未来の勉強やお絵描き(他にも色々)を支えてくれてありがとう。
可愛い姿をありがとう。
身を削って消してくれてありがとう。
全ての消しゴムに、おめでとう。

消しゴムたちがいなければ私はnoteもやっていなかったしフローチャート記事も書いていませんでしたしフォローフォロワーも増えていませんでした。
最後の一首、送らせてください!!!!

三首目

8/31のフローチャート記事作成を思い出しながら作りました



さいごに

短歌はすこし……、いや、かなり!難しかったです。改めて作家さんの偉大さが身に沁みました。

ただ、短歌という新たな形で気持ちを表現した、という経験はなんだか誇らしいですね!
過去の自分がやってなかったことをやったというのは、純粋に経験値アップですから嬉しいものです。とにかく、思う存分、消しゴムが好きな気持ちを出せたので満足です!!!

それではここまでお読みいただき、ありがとうございました!
また消しゴムの話でお会いしましょう〜[〓)

私が最近信じている消しゴムの神がおっしゃるには 「消しゴムが好きな人に与える100円があるなら、ご自分に新たな消しゴムを迎え入れなさい」 とのことです。ありがたいお言葉です……。 さあ皆様、消しゴムを買いましょう! (もちろん、私に100円を与えても消しゴムに変わります(〓])