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エモいUXは諸刃の剣ってどういうこと?

想定読者:UXに興味がある人、noteの機能やUXに思うところがある人
主題:エモいUXは良いが機能充実の方が優先度は高い


みなさんは洗練された美しいウェブデザインやつい目を奪われるアニメーション、好きですか?
私は大好きです。
しかしそういう"エモいUX"は諸刃の剣なのです。


エモいUXとは?

ユーザーのポジティブな感情を引き出し、楽しませ、他人にも勧めたくさせる、そんなユーザー体験のことをここではエモいUXと呼びます。
例えば色鮮やかで高精細な画像、つい押したくなる心地よいマイクロインタラクションを持ったボタン、子供ではなくとも目を引かれる楽しいアニメーションなどがエモいUXです。

そんな素晴らしいUXをデザイナーが見逃すはずはありません。
ありとあらゆるところにエモいUXが使われて、まるで金科玉条のように扱われることもあります。

エモいUXに何か問題があるの?

しかし、エモいUXにはひとつ問題があります。
そのUXの良さゆえにしばしば最優先で実装を求められてしまうのです。

そもそもユーザーがツールやサービス、プロダクトを使ってくれる理由は、それを使った何かを成し遂げたいからです。
テキストベースで自己表現しつつ他人とつながりたい(noteのことです)、安全で快適に過ごしたい(家づくりのことです)など、ユーザーには何らか達成したいことが最初にあるのです。

そのエモさゆえ、機能よりもエモさを優先してしまうことが問題です。

じゃあどうすれば?

まずは機能面を充実させることを意識しましょう。
エモいUXはあくまで副次的なものです。
そのぐらいのバランス感覚で機能とエモさがちょうどよい体験になります。

さて、noteはどうだろう?

ところでこの記事が乗っかっているのはnoteというサービスですね。
新米noterの私よりみなさんの方がnoteについてはお詳しいと思います。
よければコメントで、noteの機能的に良いと思うところ、悪いと思うところ、それからエモいと思うところを教えていたけると嬉しいです。

他にも質問ご意見があれば何でもお寄せください!

参考

Understanding Emotional Design in UX: A Double-Edged Sword

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