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ベースの良さを伝えたい。

こんにちは、うおです

突然ですがあなたは「ベース」は好きですか?
僕は大好きです。

僕は軽音楽部に所属しており、高校1年生の5月からベースを始めました。
始めて約3年が経った今でも、好きな曲のコピーをしたり、それなりにライブもしたりして充実したベース生活を送っています。

今回は僕が人生で一番弾いた楽器であるベースについて少し語りたいと思います。

その1 唯一低音を担っている

これは当然な事だが、ベースは一般的なバンドアンサンブルの中で唯一低音を担当している。そのため、ベースがない場合重要な低い音の成分がごっそり消え、スカスカの音になってしまう。

つまりベースは目立たないとしても、欠かせない楽器なのである。

その2 どんなジャンルにも対応できる

ほとんどのジャンルの音楽は低音から高音までのバランスを必要としているため、余程特殊なものでない限り、ベースはアンサンブルの中に組み込まれている。

奏法や音階、リズムを変えることで簡単にどんなジャンルにも溶け込めるのは大きな強みだなと思う。

そのおかげで僕は様々なジャンルの音楽を聴こうと意欲的になる事ができ、自分を構成する音楽にジャズとファンクの要素を大きく取り入れられた。ベースラインを考えるときもそのふたつのジャンルを軸にすることが多い。

その3 リズム楽器にもなる

ベースの特筆すべき強みとして「スラップ」という奏法がある。

親指で弦を叩き、他の指(主に人差し指)で弦を引っ張ることで打楽器のような演奏が可能となる。

この「スラップ」はもともと、ウッドベースがジャズやロカビリーを演奏する際に行われていた奏法だが1960年代にラリー・グラハムがエレキベースでのスラップを行い、普及し現代に至った。以下にラリー・グラハムの名スラップが聴ける代表曲を貼っておく。
「POW」 / Larry Graham & Graham Central Station


今日、このパーカッシブな奏法は数多くの楽曲で取り入れられている。ファンク等に影響を受けた様々なアーティストが積極的に使用し、幾つもの名曲が生まれた。

まとめ

ベースという楽器の魅力についていくつかまとめてみたが、勿論これらはベースの専売特許というわけではない。ギターやピアノも幅広いジャンルで不可欠なものであるし、ギターでスラップをやってのける強者も大勢いる。
しかし、これらの魅力をある程度読んだうえで改めて楽曲に触れると、今までに気づかなかった縁の下の力持ちの素晴らしい仕事っぷりに気付けるのかもしれない。少なくとも僕はそのひとりだ。


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