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デザイン思考の大事なやつ

タワーファンをまだ片付けていない、夏のままが好きなOPEです。
短めの記事を一つ書こうかな!


デザイン思考ってなんやねん?


皆さんは「デザイン思考」という言葉を聞いたことありますか?
もしくはどんな事だと想像しますか?

私は初めて聞いた時、色や形、の事だと思いました。

デザイン思考=デザインシンキングの事で、色や形の”デザイン”とは違う事柄なんです。
デザイン思考とは、ユーザーが求める本質的課題を解決するプロセスを、ビジネス的視点で考える事です。
なんだか難しそうで嫌気がさしちゃいますよねw

例えば、朝、食パンにバターを塗って食べようと思った時、次のような工程が必要になります。
①パンを出す
②トーストにパンを入れる
③時間をセットしてスタートボタンを押す
④冷蔵庫からバターと、食器棚からバターナイフ、お皿を取り出す
⑤焼けたパンをお皿に乗せる
⑥パンにバターを塗る
⑦バターを塗ったパンを食べる
7つの工程が発生します。
(文字にすると意外とあるな、、って感じですね)
(手の込んだ料理を作ってもらっている方は感謝してください)

この場合、この人の求めていることは、⑦のバターを塗ったパンを食べる事だけです。
私たちは、⑦の目的を達成させるために、①〜⑥の工程を実行することは当たり前だと思っています。

ユーザーの本質的課題

パンを食べたい=ユーザーと呼びます。
ユーザーは、①〜⑤の工程を特に苦だと感じていないし、当たり前と感じています。
しかし、下記のような画期的商品が発売されたら、欲しいと思うでしょうか?
「とっても便利トースター」(ネーミングセンスどうしたw)
・トースターにあらかじめパンや、トッピングをセットしておける
・「バターパン」「ジャムパン」「たまごパン」の3つのボタンのどれか一つだけを押すと、2分後には焼けたパンにバターが塗られた状態でお皿も自動で出てくる
・お皿は紙皿でそのまま捨てられる
(SDGs的には良くないですが仮に、として考えてちょ)

欲しくなるでしょう。

ユーザーは、苦だと思っていなかった工程ですが、この「便利トースター」によって、”より”便利、時短となる部分に魅了を感じると思うでしょう。
これは「ユーザー自身も気付いていないニーズ」、ユーザーの本質的課題なんです。


ガラケーを使っていた人ならわかってもらえるかもしれないですが、ガラケー使っていた当時、不便だなーとか、もっとネット検索しやすくならないかなとか思った事はありましたか?
そう思ってた人は少ないと思います。むしろ、メールもサイト閲覧もできて最高!って思っていた人の方が大半だと思います。
でもスマホの登場の時、え!!!そんなこともできるの!え!アプリ別になっているのめちゃ便利!って驚きませんできたか?
これも、ユーザー自身も気付いていないニーズでしたね。

まとめ


デザイン思考的なビジネスを考える時、このユーザー自身も気付いていないニーズに気づくことも大事な事です。
そのニーズに応える形で、本質的課題解決へ向かわせること。
それが「イノベーション」へつなげるきっかけとなる事もあります。
できれば、一般的に思いつく解決方法よりも、斜め60度くらいの角度で解決する方法を考えた方が上手くいくなと感じています。
詳しくはまたいつか記事にしたいと思います。

長くなってしまいました。
また今度、私が仕事で経験した事例と一緒に、デザイン思考に基づいたビジネスプロセスについてもご紹介できればと思います。

デザイン思考の考え方は、下記の本が特におすすめです。私も何度も読み返しました。

パンの話題を出したので、私がクックパッドに投稿したレシピを載せておきます😂


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