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コミュニティーについての吹き出し

太極拳の集まりに出席すべく乗り慣れない電車に乗り、もしかしたら一度も降りたことのない駅に降り立つ。
太極拳を習わなければ一生来ることがないまま天国へ行っていたはずだ。
継ぎ目が消えるくらいにたっぷり塗られたニスとか、高いところにある窓とか、いつでもちょっと暗い感じとかを見つめながら「あぁ体育館てこんなだったな。建築物としてだいぶんカッチョ良かったんだな。」と、しみじみした。
ご一緒したKさんとはほとんど話したことがなかったが、お互いに休憩時間を持て余し、どちらともなくぽつりぽつりと話をし始めた。
タワシは「太極拳の翌日、太ももが痛くなるんですよ。忘れてるけどずっと中腰になってますもんね。」と言うと「うん。あぁ、東洋のものなんだなって思った。東洋のものって全部膝曲げてるじゃない?」と返ってきたので「わ。ホントですね!気づかなかった。」と興奮する。
帰り際に先生がくださった四角い煎餅もノスタルジックでホッとするのである。
今どき、コミュニティーといえばなんだかオシャンな雰囲気漂うオシャンな現場が前提みたいになっているが、そうなると逆にオシャンの呪縛に囚われてオモロイを見失うという珍事件になりかねないな、と思ったわけで。
だって「お知らせ」をちゃんとコピーして紙で配ってくれるコミュニティーってぐるっとまわってなうだし、何人だから何枚とかって考えながらコンビニへ行ってくれてるのってもうあったけぇじゃん。
それだけで既に、と思うのだ。
タワシ自身もコミュニティーを作りたいと思っているので大変勉強になる。
きっと近所にも老舗のコミュニティーがあんだろなぁ。
最先端とかオシャンとかそういうものの中にしか刺激があるわけではないということの再確認をした土曜のタワシの昼下がりである。
やっぱりあったけぇのはいいもんだ。

それではみなはん、また明日。
この場所で。

※このnoteはオンラインショップのブログ【DIARY - 徒然】と連動してます。
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