オカムー

🟦まなびは時をこえてゆく🟦 だいたい毎週水曜日にテキストを投稿します。 ~日々のまな…

オカムー

🟦まなびは時をこえてゆく🟦 だいたい毎週水曜日にテキストを投稿します。 ~日々のまなび記~

最近の記事

〖Border adjuster〗

ここでいう境界線とはパーソナルスペースとも違う、目に見えない人と人との関係性の中にある位置を指す。 組織や団体、あらゆるコミュニティも同様だが、調整役としての能力を発揮する人は必ず存在する。むしろいなくてはならない存在でもある。 ある人と別のある人の境界線に立ち双方の考えを把握したのち、その間を滑らかにつなぐことによって不必要な摩擦を減らすための位置づけ。 摩擦が少ないということはスムーズに物事が進むということの他に、関係性が悪化するリスクを減らすこともできます。 ときに企

    • 〖Shifting goals〗

      同一直線上にあるその目標には同じように並行して隣り合うように別の目標が複数ある。 その都度判断した結果によって、別の目標に自分の力を注ぎ、想いを伝達してゆく。 厳密に言えば、違う目標ではあるものの大枠では同じ方向性を維持しているということ。 そう、すなわちその人の生き様は非常にあいまい、それでいて筋は通っている。 いつかはわからないけれど、当初の目標には近づいているに違いない。 寄り道といってしまえばそれだけのものだけれど、大事なのは大枠の方向性。 前に進めば障害や誘惑、困

      • 〖Harmony between the individual and the whole〗

        しっかりと締め付けて動かないようにすること。 そうしなければ、全体が思ったような働きにならない。 だが同時にそこには摩擦が生まれる。 それをときにパワハラと呼んだり搾取と呼んだりもする。 大きなことを成すためには、その締め付け具合を無理の出ないように調整することが必要。 これがいわゆるマネジメント、等々という。 誰しも縛られたくはないが、今も昔も労働の名のもとにできる限りの付加価値をつけて時間を切り売りして対価を得る。 それが多いか少ないかは個人の見解によるものだが、そこに

        • 〖Updates and bias〗

          得ている情報がすべてであるかのように皆が語る。それが絶対的に正解であるかのように。 たとえそれが真実とはズレていたとしても、そのときその人にとっての答えはその得ている情報の中にある。 第三者が全否定すべきものではなく、全肯定するべきものでもない。 情報の成否が分かりにくくなっているほど多くの情報という材料はある。 色眼鏡で見れば分かりにくくなるものですが、複雑な内容の解釈はそれを構成する情報も同様に複雑に難解になるもの。 そのため間違ったり、誰かを傷つけたりするリスクもつい

        〖Border adjuster〗

          〖Evolutionary balance〗

          同じことを繰り返すためには、できるだけあらゆるロスを最小限に抑えなければなりません。 まして、人の手がすることに関しては大昔から技術革新によって、機械化やロボット化などによって進化してきました。 それによって価格は抑えられ、多くの人の手にサービスや製品が届くようになったわけですが、旧態依然として「人の手でなくてはならない」と変化を拒むものもまだまだあります。もちろんすべてが変わらなくてはならないとは言えませんが、できることをしない、検討もしない、ということはただ属人的で固執し

          〖Evolutionary balance〗

          〖Crossroads of Minds〗

          相手の気持ちが分かって、まったく同じでなくとも互いに補い合えたなら。 力を合わせどんな困難にも打ち勝って越えて行けるはず。 ところが互いに真逆の方向への想いが強くなってゆくこともある。 気持ちが分かり合えていても、漠然とした目指している想いがそれを超えてしまうことで、一緒にいることが出来なくなる。 どうしても捨てられない何かのために、大切な相手と離れなければならない。 いや、離れた方が良いという答えに至ることもある。 ぼんやりとした、はっきりと言語化できない想いは、誰かの受

          〖Crossroads of Minds〗

          〖Meeting with pluralistic comrades〗

          友達や仲間は好きなことや興味の方向性がよく似ていると言いますが、少し違います。 本当のところは逆で、好きなことや興味の方向性が似ているから友達や仲間になるのです。 または、目的地が同じだから困難に対して協力して進むと友達や仲間になったりします。これをつき詰めてゆけば、呉越同舟となるワケです。 友達や仲間はそれだけで、烏合の衆とは違う強い力があります。そして、それぞれが役割を果たせばもっと大きな力を生み出します。 とは言っても、好きなことや興味の方向性が似ているのでザックリと

          〖Meeting with pluralistic comrades〗

          〖Blending different perspectives〗

          一時的に通常よりもより緊密な関係で関わることが、どのように成果が表れるのかは状況によるのでわかりませんが、指示した側の意図を想像すると良いのかもしれません。 一時的にせよ現状の困難に打ち勝ち、しっかりと成果を出してほしいと打ち出した策が、第三者の目線なのでしょう。または、レバレッジをかけてより大きな成果を引き寄せるためなのかもしれません。 同じことを共有していてもそれぞれの役割は違うもの。 例え持っている情報は共有しているにしても、捉え方も違えばアプローチも違うのです。 そ

          〖Blending different perspectives〗

          〖Inner Sparks〗

          外見では分からない内面の奥深くの灯火を胸に、右も左も分からない中もがき続ける毎日。 いくつもの挫折という傷を刻み、いくつもの達成を積み上げる 気の遠くなるようなその先に到達点など無いように思える日々、それよりも巡り巡って同じ事柄が起こった時に上手くやれるかどうかが結果の良し悪しを決めます。 その灯火が何色であろうと変わらない。 例えば情熱に燃える赤でも。 例えば静かに高温で燃える青でも。 息切れをしながら燃えるオレンジでも。 性格によって変わるその色も大きな意味は持たないの

          〖Inner Sparks〗

          〖Unraveling Invisible Issues〗

          なぜ、問題がありそうなところなのに何も変わらないのか。 そのようなことを考えて向き合うことが、とても大事なことです。 見てわかる部分、つまり誰もが見て分かるところは表面上の問題点。 そして目に見えない部分、つまりは分かる人が限られる潜在的な問題点。 それぞれが絶妙なバランスで成り立って、それが維持されている状態は多く存在します。 長い間、その状態が続いていると本来どうあるべきか。 どのような目的でそうなっているのか。 どういう経緯でそうなったのか。 それらを知る人は少な

          〖Unraveling Invisible Issues〗

          〖Organization and inner choice〗

          大きな組織に比べて、小さな組織は規模や資金力の点で劣りますが、様々なルールや決まりごとが少ない分、多少の融通が利きます。 そして、何より小回りが利き、無理を通さないので得意な分野で強力なネットワークを持ち合わせています。 そのような多くの組織に属している人が大半で、日々精進することで生業に活力を注ぎ込まなくてはならない。 それでもやはり立場で言えば、わかりやすく資金力に振り回されてしまうことも多々あります。 かと言って、大きな組織では資金力があっても、統率がとれていないと方

          〖Organization and inner choice〗

          〖Trials and ideals〗

          その意見と食い違う相容れない場合は、相手とのわずかな距離だけを残して前に進めること。 たとえそれが思い描いた理想とは違っていても、目標達成には必要な力。もっと大きな理想はそんなことでは揺るがないはず。 あくまで過程における不具合やミスは最終目標が達成されたのちには、きっと笑い話になる。 そう、中でも相容れないが必要な力は自分にはない力であるために、転じて自分の力を強くもしてくれる、ありがたい存在。 それが一番と受け入れられたのなら、実は気の合う仲間と共によりも効率よく前に進

          〖Trials and ideals〗

          〖Towards the same goal〗

          別々の何かが出会うことで、新たな何かを生み出すこと。またはその力を別の何かに影響を及ぼすこと。 協力であり団結でありコラボレーション。 ひとりでは出来ないことも2人ならできるかも。 2人で出来ないことも10人なら、20人ならできるかも。 企業や団体、国で言うならば世の中を変えることができるかも。 それぞれがそれぞれの思惑の中で前に進もうと努力しても、大きな試練の前では立ち止まってしまうこともある。 どれだけ力のある人であろうと、たったひとりでは辿り着けない世界もある。 変

          〖Towards the same goal〗

          〖Self-axis within yourself〗

          まだまだ世の中に与える影響などないに等しい、それどころか身近な人にもさほど影響力も発揮しない極々一般人ではあるものの、自分の中では理論武装していて全く折れない心をもっている。 見る人によってはただの頑固者。また別の視点では自分軸がしっかりしている者(以下、しっかり者)。それとも、防御力がやたら高い臆病者。 例えばそれが別々の人である場合、一緒に何かに向かって進もうとしたときに、臆病者は慎重に、しっかり者はあと先を考えずどんどん行動に移し、頑固者は間違っていても進み続ける。

          〖Self-axis within yourself〗

          〖Propelling the future〗

          意見の違うそれぞれの主張をすり合わせてできた方向性は、バランスと言っても分かりにくいのですがどちらかに偏っていることの方が多いものです。 それでも一定の方向性が無くては前には進めたとしても、てんでばらばらではどうしようもありません。 方向性とはそれぞれの意見を一定の割合で尊重するため…それぞれの意見に追随するものを集約するため。または可能性は低いですが、それ以外の意見を引き出すため。 それら何が答えなのかは、時代や環境、携わっている人によって変わるので分かりません。 それ

          〖Propelling the future〗

          〖The value of specialty products〗

          使い方やその機能が特殊なものは一般に流通していない、それどころか業界が違えば知ることすらないかもしれない特別な販売ルートが存在したりします。 よくあるモノはいわゆるコモディティ化され、広く一般にどこに行っても手に入るもの。 ところが、欲しい人が少ないけれどコアファンには強烈に突き刺さる一品は、例外なくタダでは手に入らない。 逆を言えば値下がりもしにくいとも言えます。いや、むしろ値下げできないのかもしれません。 巨大資本に圧倒されているだけではなく、一昔前のモノづくり大国日本

          〖The value of specialty products〗