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出来ないという悩みの裏側にある宝物

仕事上定期的なフィードバックの機会をもってらっしゃる方も多いと思いますが、あなたは以前から同じ課題を抱えていませんか。
例えば提出物がいつも遅いなどの悩みを抱えていて改善したいと思っているのに出来ていない。また時にはそんな自分が嫌で落ち込んでしまったり。

こんなとき能力を高めるためついスキルアップ講座などに手を出したりしていませんか。もちろんそれも大事なことだと思いますが自分の不足を認識して講座に申し込みをするあなたはかなり真面目な人だと思います。でも改善しない。不思議ですよね。そんなときはその裏側にある宝物を探して見てください。

どういうことかというと『出来ない』裏側にはあなた自身が大切にしている別の価値観が潜んでいる可能性が高いということです。
例えば提出レポートが遅いという悩みを抱えている場合、あなたがレポートを提出するにあたり最も大切にしているものは何ですかと自問してみてください。そうすると『正確で間違いのない完璧なもの』を作りたいとか『想定されるあらゆる質問事項に即答できるよう準備しておきたい』など『スピード』以外に大切にしているものが浮かび上がってきませんか。そうあなたのレポート提出が遅いのは能力のせいではなく別の大切にしているものを優先しているからなのではないでしょうか?
この場合の解決方法はその『大切にしている価値観』と『スピード』を比べいま優先すべきはどちらかを冷静に判断すること。自分で判断が難しい場合は上司に聞いてみて下さい。そうするとおそらく『粗々でいいから先ずはまとめて欲しい』とか『質問はするかもしれないけどそれはその時改めて時間をとって考えてくれればいいから』など相手の求めているレベル感を教えてくれると思います。あとは判明した質に向けてレポートを作成するだけ。それだけであなたの評価はグンと変わります。

また、あなたの大切にしている価値観をあらためて知ることによって自分の得意な仕事のやり方が見えてきたりしますよね。あなたの得意を表明することであなたの評価が上がりやすい仕事へ異動するチャンスも増えます。そうなればもう上司に聞く手間さえも不要、あなたの能力を存分に発揮しちゃってください。

あなたのなかにある出来ないという『劣等感』に出会ったとき、それは得意な『宝物を発見』するチャンス。きっと今より仕事が数倍楽しくなりますよ。

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