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カウンセリング・コーチングに大切なことは

カウンセリング・コーチングを行うときに最近意識的にしていることがあります。

一般的には先ずクライアントが見ている世界をそのままジャッジせずに見ていくことが大切だと言われていますよね。質問などによりクライアントの世界・背景についての理解を広げていきます。

ここで今までは相手を理解しようと「白紙」の状態からスタートするよう心掛けていました。なぜならここで先入観を持ってしまうと誤った方向に理解が進みクライアントはどこか理解を得られていない感覚が残ったままになってしまうから。当然ながら問題は解決しませんよね。

しかし最近少しやり方を変えてみたら新たな感覚が得られたんです。
いま私の目に写る世界は当然ながら自分が知覚した世界です。そこに出てくるクライアントも自分の世界にあるひとりの登場人物ですよね。なので「白紙」ではなく相手も自分の一部だと認識し「自分の世界をクライアントを通じて拡張していく」という意識で行ってみたところより素直にジャッジなく受け入れられる感覚を得ることができたんです。これって当然ですよね。なぜなら相手も自分と認識しているのだから。

ひとは潜在意識の更に下の部分で集合意識として一つになっているとも言われています。
すべてが自分だと思えば批判や嫉妬も生まれませんよね。相手を素直に受け取れる。ここからよいカウンセリング・コーチングがスタートするような気がします。

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