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社会福祉とわたし


わたしは高校生のとき、今後の進路をどうしようか悩んでいました。文理選択のときは、理科が得意じゃないから、文系で!という選択にしたのですが、文系の中でもなにをするか、悩んでいました。

小学生のときに、担任の先生に作文を褒められたことがあって、文章を書いたり、編集したりする仕事も面白そうと考えました。

高校生のときは、3年間同じ担任の先生だったのですが、編集は人気な仕事だし、大変だと先生から聞いたので、すぐに違う分野を考えるようになりました。

わたしは父親が福祉施設の職員で、母親が保育士の仕事をしています。祖父の体調が悪くなって、救急車を呼ぶことになったとき、わたしは焦ってしまったのですが、父は冷静に指示を出していました。その様子を見て、わたしは父親の仕事を尊敬したし、興味が湧いたのです。

社会福祉学部はいろんなところにあって、家の事情もあって、国公立の大学を志望することになりました。ただセンター試験であまり点数が取れず、私立の大学に行くことになりました。

大学では、社会福祉のいろんなことを勉強できました、年金のこと、高齢者福祉、障害者福祉、児童福祉、虐待など…今後、日本はどんどん高齢者の割合が増えていくし、みんなが生きやすい社会になることが幸せに暮らせる第一歩となるのだと知りました。

中でも興味深かったのは、知的障害者の分野です。わたしは、従姉妹にダウン症の方がいるのですが、知的障害者だからといって特別ではなくて、知的障害者の方だからこそ、得意なこととか、障害者だから特別なのではなくて、なにも変わらないということを学びました。大学3年生のときには、1ヶ月就労継続支援施設に実習へ行き、どのように作業されてるかを実際に肌で感じました。

また、知的障害者の方のガイドヘルパーの資格を取得して、アルバイトとしていろんなところに一緒にお出かけしました。障害者手帳があれば付き添い人は交通費が安くなったり、施設へ入るのにもお得だったりします。

大学4年生の時には、社会福祉士の資格を取るべく、勉強をしました。わたしが通っていた大学は資格取得のためにいろんな対策を行っていたので、過去問をたくさん解いて、勉強しました。

1回目の受験では落ちてしまい、実際に試験に受かったのは2回目の受験でした。

2回目の受験の時は1回目から少し時間を空けて勉強したので、忘れていないか心配でしたが、過去問をたくさん解いて、5択の選択肢の間違っているところが何処なのかをきちんと理解すれば、どんな問題が出てきても対応できるようになりました。

社会福祉士は国家資格なので、資格を取得できたことは自信につながりました。市役所の試験も、社会福祉士を取得したことで、採用される確率が上がったように感じました。

2回目の受験の時、仕事をしていたのですが、
そのときはパート職員だったので、定時ですぐに帰って、勉強への切り替えもしやすかったです。

学生のときは、勉強するのあまり好きじゃなかったのですが、大人になってから、新しいことを学ぶの面白いなとそのときに感じました。自分に自信もつくし、勉強している自分が好きでした。

なので、これからは興味があることにはなんでもトライしてみたいなと思っています。例えば、栄養学とか美容とか、整理整頓術など。それが生活に役立てれば、わたしも勉強して良かったと思えるだろうし、自分にとっていいことなんじゃないかと思うのです。

これから勉強をして、新しい自分に会えるのが楽しみです。

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