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エクストラレギュレーションのプレイヤーが「ラッタクロバットデッキ」を語る

自己紹介

皆さんどうも。プニッチと申します。
ポケカを最近始めた人です。
この記事では、Aレギュ以降の「エクストラレギュレーション」のデッキを中心に語っていきます。
本日は僕の使っているデッキの中でも最強クラスのデッキである
「ラッタクロバット」について語ります!

ラッタクロバットはどんなデッキ?

ラッタクロバットは、「ワンショットキル」を狙えるデッキです。

アローララッタの無色3エネで撃てる技「いかりのまえば」は、
相手のHPが「10」になるようにダメカンを乗せるという技。
もうこれだけで強い。相手を即瀕死にできてしまいます。
(ただし、倒しきれないうえに要求エネが重いのが問題ですね)


そして、とても相性のいいクロバット。
下技の「クリティカルバイト」は、
相手ポケモン1匹に30ダメージを与え、もし倒せたらサイドを2枚追加でゲットできるというかなり強力な性能。
非V・exポケモンに対してもサイドを3枚取れてしまうのが恐ろしいところ。
V・Vstar・exなら4、VMAXなんかだと5枚取れてしまいます…
この二体を組み合わせて作るのが「ラッタクロバット」です。

デッキレシピを紹介!

デッキコード:ccc84c-tHtvJw-DxGDx8

デッキレシピはこんな感じです。
(なんかラルトスがたくさんいるのは筆者の好みですので気にしないでください…)
ドローソースは主に特性「リファイン」を持つキルリア。

リファイン:自分の番に一回使え、手札一枚トラッシュして山札を二枚引く効果


全員HPは130以下なので、ほぼ確定で毎ターンポケモンが死んでいきます。
なので、サポートは「前の敵のターンにポケモンが倒されていたなら手札が8枚になるように引ける」シロナの覇気を採用しています。

さらに、手札が事故を起こしていた時なら「キバナ」。
前のターンに自分のポケモンが倒されていなければ使えませんが、
トラッシュから「基本エネルギー」を一枚場のポケモンにつけ、
さらに山札から好きなカードを持ってこれる効果を持ちます。

サポートは自分の番に一回しか使えません。
ラッタクロバットは手札が事故を起こしやすく、割とボスの指令を撃つタイミングがなかったりします。
ボスの指令は2枚採用していますが、念のため「コインを一回投げて表なら相手ポケモンを呼び出せる」効果を持つ「ポケモンキャッチャー」を採用しています。

ちなみにレスキューキャリーは一枚採用で、理由は「ポケモンがトラッシュに送られてもそこまで問題ないから」です。
正直たねは共に3枚採用で、たねポケモンは何度も場に出る機会がないので採用枚数は少なめです。(しんかのおこうもたくさん入ってるので初動で引けば大抵次のターンに進化できます)

さらにこのデッキには、ガラルジグザグマを採用しています。
正直言うとこの枠をレスキューキャリーにしてもよかったのですが、場に出たときにダメカンを1個乗せられる「かんしゃくヘッド」によるワンショットキルを狙うのにおすすめです。

ラッタクロバットの回し方!

ではラッタクロバットの回し方を説明していきます。
割と回すのは簡単なのでまず流れを説明すると、
1、ズバットとコラッタを展開

2、ラルトス、キルリアを展開してリファインでデッキを回す

3、ラッタで攻撃

4、クロバットでサイドを乱獲

以上です。
マジでこれだけ。
では一人回しツールで解説します。

初動はコラッタスタート。
理想は逃げるためのエネルギーが必要ない「ズバット」です

ラルトスは引いたらとりあえず出しとくべき。
ただしベンチが埋まらないよう注意。
手札に「キルリア」がいるので次のターンで進化させましょう。

2ターン目はラルトスをキルリアに進化させましょう。
(今回はボスの指令をトラッシュ)
リファイン使用後かなり回ります。
(リファインでトラッシュするカードに困ったら、ボスの指令とか基本悪エネルギーをトラッシュしてください)
手札をある程度減らしたら、シロナの覇気を使ってもいいでしょう。

シロナの覇気使用後。
ラルトスはとりあえず出しときましょう。
レベルボールではズバットをサーチするべき…

レベルボールでサーチしてズバットを引っ張ってきました。
ズバットの進化「ゴルバット」は特性で進化したときに山札を引けるため、緊急時以外はあまりふしぎなアメの需要はありません。
なので基本は順を追って進化させていきましょう。


3ターン目。ラルトスが倒された想定で行きます。
ベンチのラルトスをキルリアに進化させ、リファインを一回使用した後です
(レスキューキャリーをトラッシュ)
このしんかのおこうでゴルバットをサーチしてください。
追加ドローできます。


4ターン目。ゴルバットは無事に飛ばされ、ラッタが登場です
このターンで攻撃を仕掛けに行きます。
必要なカードは「キバナ」なので無理やり引きに行きます

リファインを使用後(悪エネルギートラッシュ)、キバナを持ってくることができたんで悪エネルギーをラッタにつけ、サーチ効果でついでにエネルギー三つ分として働き番の最後にトラッシュするエネルギー「トリプル加速エネルギー」をもってきました。
これでクロバットの攻撃準備も整いますね。
そして悪エネルギーをラッタに手張りして、
わざ「いかりのまえば」を使用しましょう。

5ターン目。
ラッタは無事あの世に行きました。
さあクロバットの出番です。
さっき持ってきたトリプル加速エネルギーを手張りするだけで技が撃てるかつ、ベンチに逃げたとしても狙撃が可能なので優秀。
これで相手を気絶させればサイドが少なくとも3枚、多いと5枚乱獲できます。

このデッキをGレギュ仕様にすれば環境入りは狙えるか考察

というわけで回し方を一通り解説しました。
このデッキはサイドを一気に取っていくデッキとして優秀なのですが、果たして現環境に通用するのか。
結論。



無理です。

理由は大きく分けて二つあります。今からそれを解説します。

1、初動が遅すぎる

これは進化ポケモン特有なのですが、「後攻1ターン目・先攻2ターン目から殴れない」という特徴があります。
このデッキには初動に強いポケモンがおらず、攻撃するためのエネルギーも重いためかなりきついです(特に後攻では進化できないので殴ることすらできない)。
そのため、現環境Tier1の「ロストギラティナ」「ロストバレット」などでは

ウッウに初動でアタッカーを潰されたりします。
打点も110と、コラッタ・ズバットはHP40なので十分ですね。
(このデッキだとギリかがやくヒスイオオニューラが生き残れますが)

そして環境で大暴れしているミライドンexデッキは「エレキジェネレーター」でエネルギーを加速しやすいです。


もしライコウVが入ってた場合、わざ「ライトニングロンド」などはエネルギーの要求値が低いわりに高い打点を出せます。


これにより初動から詰みやすかったりします。

2、クロバット対策が多すぎる

2つ目の理由はクロバット対策が多すぎることです。
たとえばこのカード。

ロストギラティナやロストバレットでよく使われるいれかえ札。
HPが残り10だとしても、入れ替えちゃえばHP40まで回復します。
クロバットの打点は30なのですでに射程圏外ですね。

こちらも環境Tier1デッキである「サーナイトex」によく入っているカード。
特性により自分の場全員のHPを20回復できます。
クロバットの打点は射程圏内ですが、一応サポート「ボタン」で一回アマージョを手札に戻してから出し直すことで再使用可能なので射程圏外になってしまいます。
(まあ、ボタンを採用する人はそこまでいないんですが…)


環境デッキに採用されている確率は高いとは言えませんが、ヤドラン。
特性「へんなこうどう」によってダメカンを乗せ換えることができます。
主に「ラウドボーンex」に採用されてますね。
「ダメカンが乗ったヤドランがクロバットに取られるのでは?」
と思った方、ご心配なく。
特性で自爆すればサイドをとられても1枚で済むので3枚とられずに済みますよ。

こちらも採用率は高くないですが「オドリドリ」。
バトル場の進化ポケモンのHPを20回復します。
たねポケモンなのでならべやすく、何体も並べれるため、回復はすぐできます。


多分皆さんは下のオドリドリのほうがよく見かけると思いますが…。

まあフュージョンデッキは環境トップだから仕方ない。


クロバットの「クリティカルバイト」はベンチ狙撃できるのが強みですが…ベンチに逃げちゃえば問題ない。
マナフィの特性「なみのヴェール」によってベンチに攻撃しても無効化されます。
なのでベンチに逃がしたらボスの指令とかで何とかするしかない。が
相手がVstar・VMAXだったときに詰むのは…

こいつのせいでボスの指令が通用しないことですね。


こちらも環境トップ「一撃ルギア」に採用されてる「リゲインエネルギー」。
進化前を攻撃したとしても、進化されちゃったらHP100回復。
多分そのターンにはクロバットがトラッシュに飛ばされてる。

ラッタクロバットは結論強い!?弱い!?Tier1~4で表すなら?

結論ラッタクロバットはTier4です。
今の環境には通用しないと思います。
ただ、サイドを一気にとるのはとても爽快なので、
試してみたい人は試してみるといいかもしれません!

まとめ

・サイドを一気に取れるデッキ
・進化ポケモン主軸
・ラッタで攻撃→クロバットでサイドを一気にとる動きが基本
・ドローソースはキルリア
・初動が遅すぎる
・対策カードが多すぎる
・ラッタクロバットは弱い。
・作りたい人は作ってみて
これだけ覚えておけばOKです。
というわけで、解説は以上となります!
いかがでしたか?
ぜひ興味がある方は作ってみてください!
プニッチでした!ばいばい~

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