pumpkin88

日常と嘘を書いてます! 駆け出し放送作家。大学時代ミュージカルサークルに所属し、舞台…

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日常と嘘を書いてます! 駆け出し放送作家。大学時代ミュージカルサークルに所属し、舞台監督、脚本、演出、役者を経験。お笑い好きから作家の道へ。自分の人生のエピソードを綴っていきます。

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僕の話

はじめにこの度は「僕の話」を読もうとして頂いてありがとうございます。 義務教育を終えて適当に生きて行こうとする人が多い中、夢見た僕のエピソード集と嘘話です。 大学を出て2023年現在、フリーターとして膨大な時間だけを獲得し、多くの人から褒められたり貶されたりして生きてきました。これまでの思い出を面白おかしく書き記したいと思います。 【プロフィール】 1999年、赤ちゃんとして生誕。兵庫県出身→横浜(4歳まで)→兵庫(18歳まで)→横浜(浪人の1年)→東京。 小学校では

    • LINEグループ1000の男

      どうも、LINEグループ1000の男です。 僕はLINEグループが1000に達しており、よく友人に 「グループ作りたいから、何かグループ退会してくれ」と催促される。 ごめんごめんと言いながら大切度が低いグループに心の中で謝りながら退会していく。 LINEグループを退会するのが苦手だ。理由は寂しいから。抜けるのが寂しいのではなく、残されたものの寂しさが想像できるから、といった方が正しい。 よくグループの用事が終わった瞬間に抜けていく猛者がいるが、抜ける方は楽だが、残された方

      • 駄パート2

        前回の続きの会話劇です。 毒と針の田舎町臭が漂うこと祈ってます。 (詳しくは前回も是非) 〇ハハハハハ笑 毒:俺お前に謝らないけないことあるわ 針:何。こわ 毒:「モンスターエナジー」っていうエナジードリンクを飲みました。すみません。 針:いや、、ええて。何やそれ。自販機に売ってないでそんなん。嘘やろ 毒:それが嘘じゃないのよ 針:モンスターって何やねん。ポケモンやん 毒:いやモンスターっていう名前なのよ 針:魔物って名前のエナジードリンク?安直すぎん?笑 あぁ分かった分か

        • 「駄」Part.1

          以前書いた脚本のスピンオフの会話劇をここに全て投げようと思います。 (ちょっと長すぎるので2つに分けますが。) 何のために?って問われると困るけど、抱えていても無駄なので。これを見てくれる誰かが笑ってくれると信じてここに残します。 GWの暇つぶしにでも。 登場人物が「毒」、「針」という摩訶不思議な名前なのですが、そこは悪しからず。名前に適当なカタカナや、花言葉や意味を詰め込むことのアンチテーゼとして、アンチテーゼにもなり得ない変な名前を付けました。 中学時代、ポケモンが友

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          進化前の欲望

          小さな欲望なら誰しもにある。 僕の最近の欲望を並べてみる。 爽やかな詩を書きたくて。何気ない会話でも誰よりもウィットが利いた返しはしたくて。カラオケではうざくならない程度のビブラートを入れたくて。誰かが落としかけたスマホを間一髪で拾いあげたくて。 夢の中で行われる不可解なストーリーは小さな欲望に依るものらしい。 朝、絶対に種を教えてくれないマジシャンみたくモヤモヤだけを夢から引き連れてくることがある。 あれ、、何か大事な夢を見てた気がする。 あれ、なんだっけ。 布団

          進化前の欲望

          キャラクターの自意識

          これまでの人生で多くの人に出会ってきた。その中でアニメの中のキャラクターかと疑うほど「自分」が強い人がいる。めっちゃクール、低い声でぽつりぽつり語る人、テンション高い人、おどけふざけ続ける人。 そういう人を見て、怖さと羨ましさを感じている。 この記事を読んでる僕本人を知っている人は、僕もふざけるときあるでしょ?と思うかもしれないが、僕は気の知れた仲間の中ではふざけるときもあるが、場をわきまえてる。僕が今話しているのは、場所に関わらずキャラクターが一貫している人。キャラクターが

          キャラクターの自意識

          大嘘物語#7 ~湯煙~

          日々の疲れを取るために温泉に行きたくなった。温泉に行きたいと言っておけば「頑張っている人」と認められそうで、誰かに欲望を問われたら温泉に行きたいと答えている。 今まではボンヤリとイメージとしての「温泉」をただ憧憬していたが、言霊というものは、やはりあるようで本当に行きたくなってきた。 そして行ってきた。 温泉に行きたかったのだが、今、私は都内のスーパー銭湯にいる。温泉はまた今度。給食のデザート、楽しみは最後においておく派だ。 現在15時というまだ明るい時間だ。時間帯だけで得

          大嘘物語#7 ~湯煙~

          スターバックスのおすすめカスタム

          安心して欲しい。僕がただスターバックスのおすすめカスタムを紹介して去ることはないので我慢して読んで欲しい。 もう今後使わないと決めたクレジットカードのポイントがすごい貯まっていた。ポイントの使い道は色々あるのだけれどせっかくなら自分のためになる使い方をと思いスターバックスのお金にポイントを使った。飲み物を飲みながらゆっくり「浮きの時間」を過ごす。やらなければならない課題を済ますのも良し、創作活動に励むのも良し、好きな音楽をただ聞くだけでもいい。そんな時間がスターバックスにあ

          スターバックスのおすすめカスタム

          晴れてるのに雨のやつ

          今朝天気は出ているのに雨が降っていた。 クイズを出す前のような緊張感とワクワクで街が染まっていた。 そんな晴れてるのに雨のやつが数年に1度くらいある。僕は関西で過ごしていたのでその現象を名付け呼ぶとしたら「狐の嫁入り」。大学で東京に出てきて「天気雨」と呼ぶことを知った。 晴れてるのに、雨。雨降っているのに晴れ。不思議な現象。 人間は天気を単なる自然の現象と呼ばずに、物語に落とし込んで語る。そのため、関西では狐が嫁入りしたと表す。不思議な空の模様を狐に騙されていると考えたわ

          晴れてるのに雨のやつ

          ヤンキーと相まみえる。

          僕は、中学受験をして中高私立で過ごし、浪人を経て慶應へ行き、ヤンキーとは無縁な生活を送ってきた。この世にはいろんな人がいる。社会を俯瞰して見てみると大学に行く人、私立に行く人なんてほんのわずかの%になるということを最近強く感じている。高校を出て社長をしている六本木のおじ様方もいっぱいいるし。早くに結婚してひ孫が見れるのが当たり前というクールに命をつないでいる田舎の世界もある。そんな僕とは別世界のヤンキーと可愛い僕が相まみえることがあった。 僕は小学校の時、誰にも暴力は振る

          ヤンキーと相まみえる。

          自分の魚拓

          自然に早起きが出来た朝の清々しさったらない。今朝の僕は予定の2時間ほど前に目が覚めてしまい、2,3度寝を繰り返してしまった。2度寝が良くないなんていう記事を知ってしまったから憂鬱な朝のスタートとなった。 正しすぎる世の中も生きにくい。 自分が生きている、生きていたことを残したい。誰もが一度は思ったことがあるのではないか。承認欲求がポケットから零れ落ちる僕ももちろんその1人だ。小さい頃、せっかく地球に生まれたのだからこの地球の踏める場所を全部踏みたいと思っていた。自分の足跡で

          自分の魚拓

          香港のブチギレチャイルド

          2023年→2024年の年越しを香港で過ごした。香港の感想としてはエスカレーターがとても早い。せっかちの僕にはお土産で持って帰りたい代物だった。 12月30日、20時前。香港の水辺で壮大な光のショー「シンフォニー・オブ・ライツ」というのを見るために僕ら家族はスタンバっていた。暑いとはいえ夜は肌寒くなる香港で僕らは20時から始まるショーをどこで見ればいいかいい場所を求めてウロウロしているとこだった。 するとどこから「$%&’&%$#”!!!」と聞こえた。何を言ってるか分から

          香港のブチギレチャイルド

          雨がめんどくさい。 傘もめんどくさい。 センスあるやつを気取りたくて、雨のことを好きと言ってた時期もあったがどう考えても面倒くさい。雨の香りが好き、雨の方が落ち着く、雨があるから地球が成り立っている。とか言い出す奴とは本音では語り合えないと思っている。雨の何が面倒って、何より傘を持ちださないと行けないことが面倒くさい。荷物が1つ増えるのだ、たかが1つの天気のせいで。ゲームで持ち物の上限が決まっているのにその1つの枠を傘で埋めないといけない億劫さと一緒である。 そして、濡れる。

          ミスド右折

          東京は経堂駅。 最近、知らぬ土地に降りることが多い。 昼下がり、曇天、寒い気温。茶色い地面も悲しそうなそんな気候の公園で人を待っていた。 都内の公園はどこも小さい。ビジネスの大きさを示したいがために小さくしたのかと思うくらい公園が小さい。すぐ隣に車が走り、公園の作られた砂の地面を隣のアスファルトが腹黒い様子でこっちを見ている。 そんな公園でも子供たちは幸せを体から放つ。2つの家族が一緒になって遊んでいた。その様子を僕がぼんやり見ている。遠くから見たら絶対職務質問すべき男に見え

          ミスド右折

          心の中の悪魔

          僕は心の奥底に自分でも引くくらいの制御不能な悪魔を飼っています。そんな変なエピソードを1つ。 大学1年生4月初期。入りたてのサークルの同期会がありました。1年生の同期全員が初対面の状況で当たり障りない会話を続けていました。トークの上澄みだけを楽しんで一切カラメルに到達しない会話の中、みんなの年齢が何歳なのかという話題になり、まぁ現役生がただただ魔女狩りのように浪人生をあぶり出す時間なのですが。順番に浪人生が火あぶられていく最中、もちろん浪人の僕も震えていました。 友達

          心の中の悪魔

          馬と魚

          「喫茶店のモーニングで」という曲があります。 この曲は「トニーフランク」という方が作った曲なんですが、この曲が好きなんです。曲調はとてもポップで、タイトルに合うようなモーニング感があります。しかしポップな曲調とは裏腹に歌詞はどこまでも生活に溶け込んでいて、生きる辛さも、素敵なことも教えてくれる。色んな思いが詰まっているこの曲の中にこんな歌詞があります。 生きていく中で常に葛藤する2つの思いに「文句も言わずに」生きていく。大人のつらさや生きる上でコーヒーに負けない苦さを教えて