見出し画像

耳で読む怪談・説話を体験したはなし

行ってきました❗️

2024年新春 京都外大の図書館イベント

外大国際貢献学部グローバル観光学科准教授の村山先生の案内で俳優さんでもあり「京都もののけ語りの会」のまつむら真弓さんの創作朗読劇「セツと耳なし法師の物語」と、幽霊飴で有名な「みなとや子育飴本舗」のお店の方との座談会がありました。

まつむら真弓さんの創作朗読劇は、一人芝居のような朗読で、一気にひきこまれ、情景が目に浮かぶほどの迫力!
良く知る「耳なし芳一」の話ですが、完全京都弁(しかも、私のおばあちゃんが話してたような古い京都弁)で、椿小路の比丘尼となって語るもののけ話は、ライブの迫力満点でした。
一人の女性しかいないのに、比丘尼、法師、お寺の和尚さん、平家の人々、はたまた小泉セツさんまで、沢山の人があたかもそこにいるようだった。
さすが俳優さん、臨場感が半端ない。

京都東山で500年以上続くみなとや子育飴本舗さんに語り継がれている「幽霊子育飴」の話は、有名で、知っている人も多いけれど、未だ愛され続けているのは、命をつないだ母の愛情が皆の心に感動を与えるからで、その話に勇気をもらった人も数多いそう。
また飴自体も砂糖ではなく、麦芽糖でてきているので、砂糖がダメな人にも喜ばれているとのこと。
物語だけでなく、いまも人に感動や喜びをあたえ続けているのが、凄い!

轆轤首

会場には、小泉八雲の本が展示されてました。

村山先生の話もとてもおもしろく、昔から語られている説話は、不思議に、偶然、いや必然のように繋がりがあるんだな~と興味深く聞かせてもらった。

私は、あの世はあるとおもうし、魂は生き続けていると信じている。
怪談や説話には、「伝えたい真実」があるから、心に染み入るのだとおもっているけれど、今日の話もやはりそうだった。

伝説、説話、言い伝え
これらには、先人からのメッセージが込められているから、語り継ぐことも大切だなと感じた。

すごくワクワクした時間を過ごすことができ、感謝。

次回まつむら真弓さんの次回語りは、「椿の比丘尼 もののけがたり」シリーズ第三段。
「恨みの磯良(仮題)」左京区鹿ケ谷 法然寺にて、2024年8月26日夕刻からはじまります。

お寺で生語りは、今からすでに
ゾクゾク~‼️たのしみ~

実にまつむらさんは、年齢不詳の美妖怪なり😁

サポートなど恐れ多いですが、気に入っていただけたなら、幸いです。