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発達障害者がnoteをつづける意義

私も発達障害のことをnoteを通じて発信するようになり1年以上が経過しました。なかには障害に関すること以外の記事もありますが、これまでに50を超える記事を書き続けられてきたのは読者の皆さんのおかげと思っています。そこで今回は発達障害者がnoteで発信をする意義について考えていこうと思います。

1 自分の考えていることやつらさ、苦しみを言語化して整理する

発達障害者はこれまで生きてきてツラさや苦しさを経験している方が多いと思います。また障害の特性ゆえに周りの人に迷惑を掛けてしまったりトラブルになったりしている方もいると思います。しかし、いざ精神科や心療内科を受診するとこれまでの苦しみなどを医師に伝えられないことが多いみたいです。医師に病状を伝えようとしても漠然としてしまってなかなか伝わらない。その結果病気の診断や治療に時間がかかってしまいます。

ですが、日頃から自身の病状や苦しみを日記や手帳などにメモしていれば病院を受診する際に、そのメモなどを見て病状を説明したりすれば病気や障害の診断、治療がはやくなると思います。そしてnoteもそのメモの一つになると思います。noteと日記の違いは他人に公開されているかだけです。受診にする前日に自分が書いた記事を読み返し、記憶を整理するのも良いでしょう。

また、発達障害者のなかにはX(Twitter)を使用している方も多いです。しかしnoteとTwitterの大きな違いがあります。Twitterは過去の膨大なツイートに埋もれてしまい、読み返すことができませんが、noteは過去の記事を月別でまとめてあるのでいつでも読み返すことができます。これもnoteの良さの一つでしょう。

2 他の患者さんとの情報共有

noteをはじめてひとつ驚いたことが発達障害を発信している人が多いということです。その人たちも私と同じような苦しみを抱えていたり、また同じ障害であっても違う苦しみを抱えています。その事に気づけたのは大きな発見のひとつでした。同じ障害を抱えている方たちで相互フォローしてお互いの記事を読むことは情報共有をするという意味においても意義があったと思います。

では、10月以降もよろしくお願いします。


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